日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2009年02月04日

原発はクリーンか否か

みなさん、こんばんは。

今日の宮古は、ポカポカ陽気で、日なたで仕事をしていると、暑いくらいでした。
しかし、日陰にいると、やっぱり寒い。
案の定、氷が溶けていないんですね。
屋根の太陽電池パネルも三分の一くらい雪が載っていて、発電も芳しくなく、たったの6kwh。
明日で全部の雪が溶けるでしょうから、きっとフル稼働すると思います。

さて、ちょっと前のニュースですが、JARO(日本広告審査機構)が「原発はクリーン」という表現は不適切であると判断しました。
ニシオカマユミさんのブログ「六ヶ所村で自然を返せと叫ぶ。」で、その新聞記事紹介をしています。

http://d.hatena.ne.jp/aresan/20090131/1233370171

ところが、いろいろな新聞のWebサイトでは、すでにこの記事の削除が進んでいて、なかなかお目にかかれません。
例えば、「原発はクリーン 岩手日報」で検索すればヒットはしますが、そこへ飛んでも、別記事が掲載されています。
別記事は、JARO裁定の記事よりも古い記事。
「これ、何なんだろう?」「圧力でもあったのかな?」と勘ぐりたくなりますよね。
それでも、京都新聞と西日本新聞は、まだ掲載しています。

京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009013000210&genre=H1&area=Z10
西日本新聞
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/74369

“圧力”は思い過ごしか。

これに先立つこと、昨年暮れの話。
makoさん執筆の「アングラな魚日記」では、誰かがJAROへ訴えたとか。

http://macoco.at.webry.info/200812/article_11.html

makoさんのアンテナがちょっと壊れてたのか、それとも“圧力”あったのか(笑)、まだ今回のことをまな板の上に載せていません(メールで催促しましたが・・・・)。
きっと美味しくないのでしょう。

ところで、副島隆彦先生が、何と!環境本を出しました。
「エコロジーという洗脳」という題名で、内容は、環境を詠う商売に騙されるな、という警告を促すものです。
その中で、彼独特の表現で、この「クリーン」という言葉をぶった切っています。
ちょっとその部分を紹介します。

 だから何と恐れ入ることに、原発のことを、“クリーンエネルギー”などと急に言い出した。いや、言い出したいのである。そこまではっきり言えない。言えるわけがない。核廃棄物は本当に危険なものだ。よくもまあ、“原発はクリーンエネルギーだ”などと厚かましくも、そこまで居直って言外で言って、世界人類を新たに騙くらかそうというのである。そのために目くらましとして、皆で石を投げる身近な悪者を作り出すことが必要だった。そこでかわいそうに二酸化炭素に白羽の矢が立った。原発が善(グッド)で、二酸化炭素の排出が悪(バッド)だということになった。二酸化炭素を人類にとっての悪者ということに仕組んだ。二酸化炭素がかわいそうだ。
(「エコロジーという洗脳」p25)

文中の「言い出したいのである。」は、的を得ていますね。

明日が早いので、寝ます。

ではでは〜。

posted by T.Sasaki at 19:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 核エネルギー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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