日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2009年01月23日

子育ては命がけ! (こどもたちの教育と未来を考える 6)

みなさん、こんにちは。

と、一応、「みなさん」という言葉を使っていますが、見てくれている人は、ほんの数名です(笑)。
トラックバックをよそへ全く入れていませんから、こんなものでしょう。
ボチボチですね。

一昨日、昨日とお手伝いに行ってきましたが、今日は疲れてしまい、ぐったりしています。
カゴという漁業は、イサダ漁業の次ぐらいに疲れる仕事です。
午前中から横になったり縦になったり、本読んだり、パソコンに向かったり。
明日は再び沖へ行ってきて、夕方は、同級生の家が全焼したその励ます会への出席予定。
すぐに酔っ払いそう。
明後日は、気仙沼へ行く予定。



さて、「こどもたちの教育と未来を考える」シリーズの最終回にします。

漁師のつぶやき」を書いていた頃、ある仲間の漁師と無線機で話をしたことがあります(たぶん日記あたりに残っていると思う)。
子育てについてを。
話の相手はユキちゃんという人ですが、彼には二人ほど子どもがいて、今は、大学生一人と高校生一人です。
彼の鋭い言葉は、確か、次のようなものでした。

「子どもが悪さをするように育ってしまったら、自分の命と引き換えに更正するようしなければならない」
「子どもが包丁持ったら、親も包丁持って、刺し違える覚悟が必要だ。」

聞けば物騒な話ですが、当時の僕は、ただボーっとして聞いていました(今もボーっとしている)。
でも、ある時、犯罪報道に関するものを読んだとき、気がついたのです。



わが子が他人に危害を加える行為をする前に、それを防ぐために、親は、盾にならなければいけない。
もし、万が一、子が親の命を奪った場合、それは許されるはずもなく、所定の場所で罪を償わなければならない。
その場合、親の命と引き換えに、子は更正するかもしれない。
しかし、そのような子に対し、親が曖昧な態度でほったらかしにすれば、危害を加えられた他人が命を落としたり、社会全体を恐怖に陥れるような事態が起こり得る。
それを想像するならば、やはり、親は、そうなる前に、自分の命を賭けて、子どもに立ち向かうべきである。



つまり言い換えれば、自分の作った子が、他人を苦しめるくらいならば、作った親の自己責任で、自分が苦しんだほうがいい、ということになります。

女の人は、出産するときに命を賭けます。
それならば、男は、子育ての肝心な時に、命を賭けるべきですね。



みなさん、「キリング・フィールド」という映画を観たことがありますか?
ジョン・レノンの「イマジン」がエンディングに流れる映画です。
「キリング・フィールド」は政治映画ですが、そこに描かれている子どもたちを見ると、僕は、親が絶対に見る映画だと考えています。
子どもたちの殺人描写がたくさんあり、まともな教育も受けない、そして何もわからない子どもたちが凶器を持てば、こういうことになるんだなあ、とショックを受けてしまいますよ。



以上、6回にわたって、「こどもたちの教育と未来を考える」シリーズを書いてきました。
社会を見渡して考えた、ごく基本的なことだと思います。
これを「こどもたちの教育と未来を考える会」会長C.Sさんに捧げます。

ではでは〜。。
posted by T.Sasaki at 15:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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