日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2009年01月19日

熱中時代 (こどもたちの教育と未来を考える 5)

みなさん、こんばんは。

春のような陽気でしたね。
しかし、ボクは疲れが残っていて、心臓の鼓動が強い感じがしたので、血圧を測りました。
が、123の78で、残念ながら、正常でした。
安心したら元気が出てきて、今日は、プラスチック(FRP)仕事をちょっと。
新船を造ってから15年も経過すると、板子も薄くなるし、板子もたせ(板子を支えている仕切り木材)も腐ってきます。
どうせ交換するのなら、いっそのこと、FRPにしよう、ということで、今、設計段階。
ボクは、漁師だけではなく、プラ大工もやります。
こんなのを造船工場に頼むと、10万円くらいは払ってしまうので、暇を見つけてやったほうがいいのです。

今から寝ますが、いい夢を見たいですね(年を取ると夢を見なくなる)。
夢は、夜、寝てから見るものですが、それとは違う“夢”の話からいきますか。

個人が未来をばら色に想像し、さまざまな行動の動機付けや励ましにもなる、それぞれの夢。
夢のレベルにも寄りますが、達成困難なものが夢というものだと思います。
その夢は、個人おのおのが見るものであって、他人に押し付けるものではありません。
子どもに対しても同様です。
原子力工学に携わる人たちは、自分たちの夢を達成するために、勝手に既成事実を作って、原発の「電気を使っているだろ!」と威張りちらし、その廃棄物をボクたちに押し付けたりします。
自分の夢を他人に押し付けるのはよくない。
反省してください。

ちょっと、横道にそれました。

子どもたちは、将来の夢を自分の胸のうちに秘め、いつかその夢を達成しようとします。
しかし、努力や根気強さが必要なのは言うまでもなく、その努力や根気強さを引き出すものは何か、というと、ボクは“熱中すること”だと思うんですよね。
「今の子どもたちは〜」あるいは「今の若者は〜」という決まり文句で、その親たちが非難することもしばしばですが、でも、あのゲームに熱中する姿を見ていると、今の子どもたちだって、熱中できるのは確か。
あとは、やはり親の教え方の問題かな?

ボクは以前、「時間がもったいないと思わないか? 1ヶ月前にゲームやった時の感想、何か特別覚えているか?」と書きましたが、実際、過去にやったゲームの結果など覚えているわけもない(「iPod」)。
それを子ども自身がどう考えるかどうかは別ですが、いいくらいの年齢になれば、みな同じように、「無駄な時間を費やした!」と後悔するものです。
賢い子どもほど、さっさとゲームなんかやめて、別のものに熱中すると思います。

昨日の更新では、同級生たちの論理のない話を書きました。

「熱中して頑張る人間こそが、やっぱり仕事できるよなあ」
「その土壌は宮古高校の文武両道だよなあ」

ボクは、この文武両道をなぜ教育者たちがやろうとするのか、その意味を理解しました。

クラブ活動は、熱中しないとできないことぐらい、経験者ならわかると思います。
自分の小遣いまで犠牲にして文献を買いあさり、いかに上手になるかを研究するわけです。
しかし、熱中させることだけが文武両道の意味ではありません。
勉強とクラブ活動を両立しようとすることで、時間や体力の使い方を上手にやる訓練を積んでいるのです。
どちらかにあまりに偏ると、失敗する。
そういうことを実践し経験して、みんな大人になっていく。
社会生活では、みんな一つのことだけをしているわけではありません。
いろんなものを掛け持って、自分の頭の中で、時間と体力を上手に割り振っているのです。
だから、やっぱり、文武両道は必要です。



今、売れている「相棒」というテレビ朝日系の番組。
面白いですよね。
いろいろな社会問題をネタにし、主演の水谷豊のいい味を出しています。
その水谷豊は、ボクが学校に通っていた幼い頃、「熱中時代」という番組で主演していました。
教師のドラマで、題名の通り、熱中教師です。

大人も子どもも、勉強に、仕事に、熱中しましょう!

え?
夢と熱中することとは関係ないって?
そうかなあ。
熱中しないようなことに夢を見るほうが、“夢がない”と思いますけど。

ではでは〜。。
posted by T.Sasaki at 18:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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