日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2009年01月12日

驚くなあ、この情報

みなさん、こんばんは。

今夜は、一杯やってきて、その状態で、キーボードを打っています。
ボクは、「豊かな三陸の海を守る会」の会員です、一応。
今日は、その役員会で、新年会を兼ねていましたが、ボクは役員ではありません。
でも、事務局長から直々の連絡があり、恐れ多くも断ることができなくて、40分ほど遅刻しましたが、一杯やってきました。

現在の市民団体「豊かな三陸の海を守る会」の目玉は、何と言っても、六ヶ所村再処理工場の放射性物質海洋投棄問題にあります。
核燃料サイクル事業にメリットがあるかどうかわからない状態で、放射性物質を海に棄てられるのは、誰も納得がいきません。

で、その会合で、ものすごい情報をO氏がみんなに教えてくれました。
文献調査において、何と!この日本に、地層処分に適した場所がない、という話。
これは、国会の衆議院での話なのだそうですよ。
驚きです。
六ヶ所再処理工場のガラス固化体製造がダメらしいのも相まって、逆に、この国の原子力政策を心配するほどです。
何とかしてくださいよ!

先述O氏は、宮古市議会議員選挙の落選者で、共産党所属です。
ボクは共産党を大嫌いですが、でも、この方は、ぜんぜん共産党らしくなく、その辺の人のいいおじさんです。
みんなに共産党じゃなかったら、絶対当選するから、共産党をやめなさい、と言われるらしいんですが、本人もなかなか頑固らしく、そのままのようです。
でも、その頑固さが、情報において利益をもたらすんですね。
例えば、先ほどの地層処分の適地に関して、不利な情報は、政権党の中央組織では、地方へすぐに流すことはないでょう。
ところが、権力から離れている、殊、共産党となると、すぐにその情報は地方へと流れます。
「豊かな三陸の海を守る会」は、超党派で構成されていますから、いろんな情報や意見が出てきます。
こういう会は、すごいなあ、と思います。

この六ヶ所問題は、自民党系の人たちでさえ、岩手県内の各議会では真っ二つに分かれるらしくて、まあ、中央権力派 Vs.地元派 という構図なのかな?

しかし、事業実施の前段階で、これほどアラのある国策も珍しいんじゃないでしょうか。
posted by T.Sasaki at 21:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 核エネルギー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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