日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2009年01月06日

宅急便業界の罪

みなさん、こんばんは。

今日もわが宮古市は晴れて、屋根の太陽電池は快適に発電しています。
船のほうは、次のイサダ漁の準備の都合から、油圧配管する場所を重点的に、一人で洗い始めました。
家事のように目に見えない仕事ですが、次へ向けて、そして、船のためにも重要なことなのです。
それに自営業は、自分で何でもしないとやっていけません。
最後は自分の頭と体力です。

この通り、ボクは現在、収入はゼロです。
暇というわけではありませんが、いつも忙しいボクにしては暇。
そこで昨日から、よその船に乗ってお手伝いをしています。
ボクは腰が軽いので(尻が軽いのではない??)、やることがあればすぐに手伝いにいきます。
今、話題の派遣職員みたいですが、船乗りって、ほとんど派遣社員みたいなものです。
どうして、あんなものが旬の話題、問題になるのか、漁師のボクは疑問に思っています。
だいたいにして、オカの労働者はちやほやされすぎです。
資本主義、自由主義経済であるからには、企業倒産があるのは当たり前、失業があるのは当たり前。
だったら、人間のほうがたくましくならなくちゃいけない。
漁業の世界、特に漁船漁業の世界は、ものすごい淘汰を受けてきました。
それでも、とりわけ問題になるわけでもなく、運悪くやめた人は静かにしています。
あのテレビでヒステリックに報道される、労働団体支援の派遣村。
ありゃ、ボクの目からは、やらせにしか映らない。
「だから、漁師になる人はいないんだ!」という人もいると思いますが、ボクは労働者報酬の決定の仕方のほうが悪いと思っています。
これは後ほど書きたいと思います。

さて、本当は違うことを書こうとしていました。
今日は、私の住む地区の「燃やせるゴミ」の回収日です。
年末年始にたまったたくさんのゴミ。
これをみると、ボクに限らず、みなさん、うんざりすると思います。
人間って、ゴミばっかり出す動物だなあ、って。
特に、年末のお歳暮の類によるゴミが多いですよね。
この付け届けを促進したのは、何のことはない、宅急便業界です。
ボクの小さい頃は、宅急便などというものはなく、どこか遠くへモノを送るときは、いちいち運送会社まで荷物を持っていくか、面倒くさい郵便小包でした。
むしろ、その頃のほうが、エコ的生活だったのです。
宅急便でジャンジャン化石燃料を消費しながらモノを運搬して、どうでもいいようなモノを送り、それを消費し、ゴミはたくさん出る。
なおかつ、要らぬカネを出費する。
バカみたい。
付け届けなんて、ありゃ、見栄の塊みたいなもので、いや、見栄の塊そのものだ。
あんなもの、やりとりしたからって、本当に困ったときに助けてくれる人は、そんなにいませんよ。
ボクは一人で大変だし、より無駄のない生活をしたい人間だから、付き合いもほどほどにしていきます。
宅急便の利用もほどほどに(宅急便業界から白い目で見られるだろうなあ)。

ではでは〜。。
posted by T.Sasaki at 18:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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