日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2025年02月11日

横沢温泉

3回目。

もうね、LINEやらXやらFACEBOOKやらInstagramやら、これに関わった時点で、データセンターの使用量が莫大になり、新規電力が必要になった。
ICTの頼みの綱は、原発!」となり、目も当てられない。

そして、日本人は、デジタル小作人として、莫大なカネをむしり取られている。

https://bunshun.jp/articles/-/76361(「文春オンライン」)

昨年で、6.6兆円のデジタル赤字を計上。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2025021000798&g=eco(「時事ドットコム」)

あと5年後には、これが10兆円となり、原油の輸入額に匹敵するようになるとか。
それでもみんな、SNS中毒で、属国根性も抜けないようで。

全世界SNS中毒で儲けるのはGAFAMだが、それを担うのは、イーロン・マスクのスターリンク衛星。
これがまた、とんでもないもので、毎日4〜5機、大気圏で燃え尽きている。

https://uchubiz.com/article/new57616/(「UchuBiz」)

その燃え尽きた時に発生するのが、酸化アルミニウムだ。
現在、スターリンク衛星は、6000もある。
これからも42000打ち上げる予定で、最終的に順次落下してきて燃える尽きる。

https://www.businessinsider.jp/article/288888/(「BUSINESS INSIDER」)

本当のところ、酸化アルミニウムだけではないだろう。
地球の大気は、どうなるのか。

そんな中、岩手では、健気に環境に配慮!
まずは、岩泉町の小水力発電事業。

https://www.iwate-np.co.jp/article/2025/1/30/178465(「岩手日報」)

小水力発電といえば、静岡県富士宮市が有名である。
私がまだ若くて環境問題に詳しかった頃、見学に行こうかと思っていたが、もう歳をとってしまった。

旧川井村(現宮古市)の横沢温泉(実際は冷泉)では、冷泉を沸かすためのボイラーをまきボイラーにするようだ。

https://www.iwate-np.co.jp/article/2025/1/29/178408岩手日報」)

横沢温泉を調べると、「かわい元気社」が運営主体になっている。
一度、この湯に浸かってみたが、まあ、可もなく不可もなく。
とにかく静かな所だ。
近くには、タイマグラもある。
日本で最後に電気が通った集落だそうだ。

https://www.furusato-web.jp/topics/p150755/(「FURUSATO」)

横沢温泉 静峰苑」に泊まって、夜空を眺め、スターリンク衛星が落ちてくるのを想像でもしたほうがいいかも。
何だか、世の中、バカみたいにDXやらICTやら、そんなものの推進ばっかりやっていて、ついていくのがアホらしくなった。
それより、山奥の温泉に浸かって、のんびりしていたほうが人間らしいと思う。
せっかく岩手にいるんだし。

「君たち、何やってんの?まあ、せいぜい頑張って!」

と言いながら、温泉に浸かる。



追記の関連リンク

スターリンク以外のゴミも無数にある。
ゴミ同士の衝突で、ますますゴミの数は、ますます増える。
空の上にはゴミだらけ。倍々ゲームで日々増え続けるスペースデブリ
posted by T.Sasaki at 16:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 観光・絶景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本の自衛隊は、本当に大丈夫なの?

ふたたび。

先ほど紹介したリンクの「まぐろはえ縄の期限付き限定許可」を読んでいたら、自衛隊官の話があったが、一定数、どうしてもこのような人はどこにでもいる。
おまわりさんにも、お医者さんにも、ある一定数いる。
三菱UFJ銀行にもいるし、野球関係者にもいる。
この、一定数いる、というのは、どう考えてもしかたがない。
間違っても、原発関係者には、いないことを願う。

しかし、現実には、自衛隊の場合、上司たちも少しおかしいようだ。
コスト過大に関する意識が、まるっきり欠如している。
現総理である石破元防衛庁長官も、制服組にしかたなく押し切れれたようだ。(※1)
佐高信さんが言った「鯛は頭から腐る」とは、このことか。

この自衛隊の杜撰な考え方に乗っかって商売をしていた軍事関連産業も、似たりよったり。
競争意識も働かないので、やる気があるのかわからないらしい。(※2)
そして、架空取引から裏金まで何でもござれ、状態。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2024070500454&g=soc
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024122700791&g=soc(「時事ドットコム」)


震災時、自衛隊に毛布をいただいたことに恩義を感じている私としては、このようなことを書くのもどうかと思うが、せっかく助けていただいたのだから、もっとちゃんとやってほしい、という願いがあるのだ。
中国が日本を攻めてくると、要らない脅しを振りまく人もいるが、本当にそうなったら、私たちは竹槍を持って戦うしかないのかもしれない。



(※1)
 同じく川崎重工が開発した哨戒機P-1も、コストがバカ高い欠陥機だ。現首相の石破茂氏が防衛庁長官だった02年、彼はP-1の開発に反対した。P-1が低性能・高価格となることは必然だったからだ。しかし、内局や海上幕僚監部(海幕)に詰め寄られて、最終的には開発を認めざるを得なかった。官僚たちが一斉に反対することで、彼は孤立無援化してしまった。
 海幕は、機体・エンジン・システムすべてを新規に開発する方針をとった。米国ですら既存の双発旅客機である737をベースに開発していたにもかかわらず、新規にエンジンを四発にし、整備コストを大幅に引き上げた。
 実はその当時から川崎重工がライセンス生産していた哨戒機P-3Cですら、整備予算が足りずに既存の機体からパーツを剥がして使う、いわゆる「共食い整備」をしていた。同機は世界的なベストセラー機として信頼性が高かったのだが、それですらこの有り様なのに、機体もエンジンもシステムも全部専用となれば、調達・維持コストが高騰するのは目に見えていた。
 海幕は石破氏に対して「四発の方が双発に比べて生存性が高いです、長官には現場の隊員の気持ちがおわかりになりませんか」と詰め寄った。だが石破氏は「現場は信頼性の低い四発のよりも信頼性の高い双発がいいと言っていたのだが」と筆者に語っている。
 確かに、同じ信頼性のエンジンであれば、双発よりも四発のほうが信頼性は高い。しかし、信頼性の低いものが四発ではその理屈は通用しない。そして現実にP-1は低稼働率にとどまっている。主原因はエンジンの信頼性だった。
(「紙の爆弾」2024年12月号p13)

(※2)
 国産装備が今は未熟で高コストでも、将来に性能や品質が向上し、コストも低減できる見込みがあるならば未来への投資と考えられる。しかし、残念ながら、120%それはない。住友重機械工業は機銃生産から、コマツは装甲車事業から撤退している。
(中略)
 日本の防衛産業が将来に全く見込みがない最大の理由は、官民ともに防衛産業が「産業」であるという認識がないことにある。だから産業として自立して、利益を上げるために切磋琢磨して性能や品質を向上し、コストを削減するという意識がない。
 防衛省は漫然と発注し、企業は唯々諾々と他国の製品に似たものをつくるだけだ。官民ともに当事者意識と能力が欠如しており、だから筆者は将来にわたり性能・品質・コストが向上する見込みはないと断言するのである。
 防衛省や自衛隊、産業界も世界の最先端の技術情報を把握し対策をとることに無頓着だ。そもそも技術情報に全く興味がないのだ。
(中略)
 漫然と仕事を続けていれば防衛省からなんとなく仕事が発注されるので、事業は継続できる。だがその先に未来はない。ヘリメーカーは国内に三社あるが、川崎重工がエアバスヘリと合弁でつくったBK117以外、ほぼ防衛省しか顧客はいない。民間はおろか、国内の消防・警察・海保すら日本製を買わない。結果、オリジナルの2〜3倍で自衛隊向けの機体を製造している。
 将来コストがオリジナル並になることはないし、自社で開発したヘリを世界の市場に売り込んでいく気もない。ひたすら防衛省という親のすねかじる、いわば「子ども部屋おじさん」だ。本来ヘリ産業は軍民の垣根が低く、世界の市場で勝負しやすい分野なのだが。
 つまり国内防衛産業に外国製の何倍も高いコストを払い続けても将来それが改善し、自立する見込みはまったくないのだ。にもかかわらず防衛省は、業界再編は民間のマターで当局は関知しないという立場だ。
(前掲書p15) 



posted by T.Sasaki at 14:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

岩手の新規まぐろ承認許可は、たったの12

こんにちは。

まぐろの承認が、全国で5000件、許可されると聞き、単純に47都道府県で割り算すれば、各県100以上のまぐろ承認許可が配布される予定であった。
私などウキウキしていた。
が、実際には、岩手県では、12しか出さないそうだ。
一方、新潟県では、申請者全員に許可されたとか。

以前、まぐろの増え過ぎで苦しんでいるいか釣り船に、期限付きのまぐろ許可を優先的に出したほうがいいと書いた(「まぐろはえ縄の期限付き限定許可」参照)。
しかし、県は何と!、遊漁船が主な生業の漁船に、許可を出したらしい(本人には、まだ正式な通知は来ていないようだ)。
もう、これには驚いた!

冬でもまぐろ.JPG

これ、昨日の帰港中の魚探映像。
たぶん、まぐろ!
そろそろ、いさだ漁が始まるというのに、まだ岩手沖には、まぐろがウロウロしている。
誰かが言ったが、すでにまぐろは多すぎて、海のゴミだ。
こんなもの、さっさと獲って、減らしたほうがいい。


posted by T.Sasaki at 14:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 漁業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月05日

あのフルーツパンが

こんばんは。

トランプ大統領が、ガザをどうのこうのと言っている。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-02-05/SR6O79T0G1KW00(「bloomberg」)

この人は、アメリカファーストというわりに、外国に干渉するんだなあ。

そんなことは、もうどうでもいいくらいのニュースが舞い込んだ。
フルーツパン(「フルーツパン」「フルーツパン 2」参照)の西野屋が、廃業するそうだ。
あー、もう食べられない!
このショックは大きい!
なんとか、フルーツパンだけでも存続を!

posted by T.Sasaki at 19:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月02日

ミズノ vs. しまむら

ふたたび。

ただでさえ、私はやせ干からびているので、加齢とともに寒さはこたえる。
そこで、初売りでミズノブレスサーモをタケダスポーツで買った。
福利厚生費にしようかと思ったが、税務署に怒られそうなので、やめた。

ミズノブレスサーモ.JPG

店員さんに聞いたら、「漁師さんがこれを買っていきます」と宣伝したので、つい買った。
帰り際に「私を漁師だとよくわかりましたね」と言ったら、「え?そうなんですか?」だって。
はめられた。
「漁師さんがこれを買っていきます」と言えば、みんな買っていくのかしら。

でも、これがとんでもなく高く、8690円!
確かに暖かいと思う。

比較製品として、安いしまむらインナーも買ってみた。
ファイバーヒート。

しまむらファイバーヒート.JPG

通常ファイバーヒートは薄いようだが、「約2倍あたたかい」と「約3倍あたたかい」は、少し厚い。
結果は、通常ファイバーヒートより、2倍と3倍は、明らかに暖かい。
でも、2倍と3倍の違いが、イマイチわからない。
2倍でもいい(白でも暖かい)。
これは個人の体感だし、条件によっても違う。
暖かくなれば、暑いと感じるまでいく。

ファイバーヒートの上着は、3倍が1639円、2倍が1089円。
ミズノブレスサーモの値段から、3倍でも5着も買える。
今年はそれほど寒くなから、違いがよくわからない。
条件が同じ日というのはないから、ミズノブレスサーモとしまむらファイバーヒートの違いを検討するのは、難しい。



追記の関連リンク

ヒートテックを山岳ガイドが使わない理由


posted by T.Sasaki at 15:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

温泉が効いた

こんにちは。

毎日、毎日、毛がにの漁は芳しくなく、嫌になって温泉に行ってきた(笑)。
鶯宿温泉である。
何も知らずに、あけぼの荘という民宿に泊まったら、「【鶯宿温泉】泊まってプレゼントキャンペーン」というのに引っ掛かった。

https://www.shizukuishi-kanko.gr.jp/news/article.php?p=1470(「しずくいろ」)

1泊しかして来なかったのが気の毒だが、それはしかたがない。
何しろ、天候を見て、連休になりそうな時に行くから。
そのため、たいていの温泉ホテルや旅館は予約でいっぱいで、残るは民宿しかない。
混んでいるのかな、と思ったら、貸し切りだった。
おじいさんとおばあさんの二人でやっているらしく、寂しい感じがした。

あけぼの荘や小枝旅館は、聞いたところ、同じ親類なのだそうだ。
かなり以前、お世話になったことがある煙山旅館も、おなじまき。
昭和の早い時代の鶯宿温泉は、この一族が担っていたらしく、雫石の選挙となると、とても賑やかだったようだ。
それが、大資本のホテルが鶯宿だけでなく、繋温泉にも立ち並び、弱小資本の個人温泉宿は淘汰された。
その後、コロナのプランデミックの影響を受け、鶯宿にしろ繋にしろ、小さいところは一気にやめた。

あけぼの荘のお湯は、pH8.9のアルカリ温泉で、たぶん、肌にいい湯だ。
松川温泉と違って、体にこたえないから、翌日に休まなくても、ちゃんと仕事ができる。
体にこたえる湯は、翌日に休まないと、具合が悪くなる。
温泉をなめていると、ひどい目に遭う。

やはり漁のない時の温泉は効く。
次回、沖に行ったら、少し漁が出てきた。
助かった。
帰ってきてから、キャンペーンのお酒をいただいた。

菊の司+鶯宿温泉.JPG

これ、美味しい。
菊の司酒造だそうだ。
佐渡で飲んだ真野鶴の味を思い出した。






posted by T.Sasaki at 15:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 観光・絶景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする