日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2024年09月28日

潮速っ!

こんにちは。

八木から帰ってきていて、昨日は、ようやく30箱。
いつもながらトロールは大漁なのに、釣りはまるっきりダメ。
沖も潮は速いけれど、帰港中にビックリ!

潮速い.JPG

閉伊埼の100mでも、2.4ノットねえ。
たぶん、かごの弱いボンデンは、沈んでしまったと思う。
黒崎沖も速かった。
見つけた反応も、潮のぼせが速く、しかも、上と下の潮流の向きが違う。
なかなか当たらない。
その後、上と下が一致し始めたから(向きは同じだが流速差はコンマ5ぐらいはある)、命中率が少し良くなった。
ようやく箱になった。

横を通っていく2そう曳きは、気楽なものだ。
あれで、大漁なんだから。
潮が速かろうと遅かろうと、関係なし。
posted by T.Sasaki at 15:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月25日

くずまき高原ヨーグルト

ふたたび、こんばんは。

先日の長雨の時化休みに、葛巻へ行ってきた。
何が目的か、というと、「くずまき高原ヨーグルト」。

くずまき高原ヨーグルト.JPG

いつだったか、温泉へ行ったとき、湯田ヨーグルトを紹介された話があったと思う(「玄武温泉」参照)。
その後、松川温泉へ行ったとき、「湯田ヨーグルト」を女将さんにプレゼントした。
「食べてみて!美味しいよ」
その夕方、布団を敷きに来たおばさんが、「ごちそうさまです」と。
ヨーグルトを食べたんだそうだ。
しかし、「もっと美味しいのは、くずまき高原ヨーグルトだよ」と教えてくれた。

この「くずまき高原ヨーグルト」は、なかなか手に入らない。
売っているのが、くずまきの売店と川徳だけとか(ネットで調べるとそう書いてある)。
八戸にいるから、どう考えても盛岡より葛巻のほうが近い。
そこで雨の中、行ってきた。

賞味の結果は、湯田ヨーグルトと甲乙つけがたく、もちもち感では、湯田ヨーグルトだが、その差は微妙。
ワタシ的には、湯田ヨーグルトに軍配。
でも、ホントに僅少。

原材料にこだわれば、どれも同じ。
もちろん牛乳が主成分であろうが、その他に乳製品とある。
これが、クリームみたいなものが混ぜてあるのか。
大谷君が世界一だと言った岩泉ヨーグルトも田野畑ヨーグルトも湯田もくずまき高原も、ほぼ同じ原材料であり、だから、どれがより健康的なのかというのには、たぶん差はない。
まちがっても乳化剤などは書いてない。

今回は、乗組員にも賞味してもらうため、加糖を買ってきたが、普通は無糖を買う。
乗組員は、ヘビードリンカーにヘビースモーカーなので、味は強烈な濃い口のほうで、無糖だと、たぶん食べない。
だから、加糖。

行ったついでに、羊羹好きの私は、葛巻ワインの羊羹も買ってきた。

赤ワイン羊羹.JPG

可もなく不可もなく。
普通の羊羹のほうがいいかも。



posted by T.Sasaki at 20:54| Comment(0) | TrackBack(0) | うまいもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

なかなか手に入りにくい

こんばんは。

ついに告発!」の「私たちは売りたくない!」、「オンライン書店e-hon」で注文したら、「品切れ」とのこと。
しかたがないので、楽天に注文。
本当は、「オンライン書店e-hon」から市内の本屋さんで受け取りのほうが、少しは地元の書店に貢献できるのかな、と考えていたが、ネット通販大手に負けているみたい。

それで楽天のほうへ注文したが、10月中旬まで待て、とのこと。
それでも、楽天は原価で売ってくれるから、まだマシ。
Amazonなんかは、プレミア付けてる。
もう、Amazonなんか使うな、と言われているのが、理解できる気がする。
posted by T.Sasaki at 20:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月23日

ついに告発!

こんにちは。

「全国有志医師の会」からのメルマガに、「私たちは売りたくない!危ないワクチン”販売を命じられた製薬会社現役社員の慟哭」という本が紹介されていた。
何と!ワクチンを販売していた製薬会社の有志社員たちが書いたものだ。
メルマガが届いたときは在庫切れで、増刷されたのか、最近注文できるようになった。
Amazon総合ランキング1位になっているようだ。

https://hojosha.co.jp/menu/1052005

書いたのは「チームK」。
「全国有志医師の会」メルマガへの投稿依頼なのだろう。
その一部を転載する。

皆さま、初めまして。今回は全国有志医師の会のニュースレターに投稿する機会をいただいきありがとうございます。私たちはワクチンを日本で最も販売している製薬企業であり、「レプリコンワクチン」を世界で初めて販売するMeijiSeikaファルマ”という会社に勤めている「現役社員」です。
このレプリコンワクチンを多くの日本人に接種させるのは、国が承認を与えたとしても、安全性が立証されていない現段階では不適当ではないかと考え、会社の方針に異を唱える形で、『私たちは売りたくない!』という本を出版させて頂く運びとなりました。
(中略)
しかし、私たちが最も本書を読んでもらいたい相手、それは「我が社の社員」であり、「明治グループの社員」です。「MeijiSeikaファルマ」やグループ企業に勤める全社員、全経営者に読んでもらいたいです。26歳で健康そのものだった若者が亡くなった事実は、外国や他社でおきたわけではなく、自分達の会社内で起きた悲劇です。赤の他人などではないのです。同じ屋根の下で働いていた、成績も優秀で会社の事も誇りに思って働いていた仲間が亡くなったという事実を簡単に忘れていいのですか?悲劇に目をつぶってレプリコン販売に猛進しても大丈夫なのですか?と、声を大にして言いたいのです。
(全国有志医師の会ニュースレターVol.75)


こういう社員たちの告発を踏みにじる経営陣なら、明治グループは、もう信用しないほうがいいだろう。
遅いくらいだが、この告発者たちが日本にいることが、救いだ。

やっぱりさ、「悪いことは、悪い」「騙すのはよくない」って、やっていかないと!

posted by T.Sasaki at 09:17| Comment(0) | TrackBack(0) | ワクチン薬害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月15日

三鉄レトロ車両

3回目。

八木港周辺にはスーパーなどなく、コンビニも歩いて行ける距離ではない。
市場で軽トラックを貸してくれるのだが、毎回借りるのも忍びない。
そこで、私のスーパーカーをとりに行くことにした。
もちろん、三鉄に乗って。

まずは、JR八戸線の陸中八木から久慈まで。
久慈からは、われらが三陸鉄道!

レトロ車両.JPG

この車両には、初めて乗った。
車内もレトロ感!

レトロ車両2.JPG

残念ながら、乗客は少なめ。
でも、観光鉄道でもあるので、ちゃんと高い橋の上で止まる。
安家川の上空で、鮭の孵化場も見える。

安家川橋梁.JPG

田老と宮古間は、台風の影響から、バス代行運転となっていた。
たまには、一般道もいいか。

JR八戸線では、イベントをやるそうだ。

https://www.iwate-np.co.jp/pr/prtimes/44599(「岩手日報」)

三陸鉄道より、JR八戸線のほうが、いつ乗っても流行っている。
岩手県の沿線住民は、三陸鉄道を応援してくれないのね。

posted by T.Sasaki at 16:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

相手にされないと解釈

ふたたび。

前回、「八戸の買い人に相手にされない」と書いたが、これは私の勝手な解釈である。
なぜ、そう解釈したのか?

少なくとも、私が話をするいか釣り船は、並べるいかのサイズを規格通りに守っている。
八戸港には、たくさんのいか釣り船が入っていて、30尾入れのサイズを25尾並べて、25入れとして水揚げしている。
噂はいろいろと聞いていたが、あらビックリ!
その25入れが高いこと、高いこと!
規格どおり並べた箱が、30尾入れを25尾並べた箱より、安い!
これじゃ、誰も真面目に並べないって!
水揚げしてみて、それを実感した。
だから、もう、私は、八戸には相手にされないと解釈した。

同じ海域で、三沢港に入港する船も操業しているが、当時、30入れが8割だった。
八戸では、極端な船では、25入れが8割だったそうだ。
そんなことまでして、カネ儲けしたいのかね!
30入れを25尾並べて、30入れより高く売ったら、詐欺じゃないか!
隠れ詐欺!
私はこの点で頑固だから、時化以外には、八戸では水揚げしないことにした。
これで漁船漁業をやっていけないようなら、潔く、船をやめる。

こんなことをやっていると、最後は新潟市場と同じになる。
今から、20年以上前は、日本海でも有数の高値で取引する魚市場であった。
しかし、そういう並べ方をする船が多くなり、しかも、買い人がそれを勘案しないで値段を付けるものだから、みんなが真面目に並べなくなった。
結果、日本海では、一番安い値段を付けるようになった。
私は、新潟漁協の理事の方に、「セリではなく、入札制にしたほうがいい」と提案した。
理事の方も、会議で頑張って発言したようだが、否定されたらしい。
岩手県内の市場では、ほぼ入札制である。
だから、比較的、するめいかの規格に関しては鍛えられている。
前にも書いたが、青森県の三沢や白糠でも、規格は鍛えられている。
八木港でも、30入れ主体なので、まず、規格どおりだと思う。

特に、真面目に規格を守らないで、「自分だけ儲けよう」という魂胆の人は、若い世代に多いような気がする。
過去の日本は、品質にこだわり、自らの売り出す製品は鍛えたものだ。
そういう考えを日本人が捨て始まったから、隠れ詐欺が横行し、さらには、特殊詐欺へと発展していくのだろう。

posted by T.Sasaki at 16:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

初めての八木港

こんにちは。

今年は、盆の前後に悪天候が続いて7連休したが(「大雨の影響で、1週間の盆休み」参照)、それ以外は、非常に天候が良い年だ。
これだけ凪がいい年を、私は知らない。
漁があれば文句なしだが、漁もなく、するめいかの単価が高止まり状態。

盆過ぎから、前沖で昼いかがつれ始め、宮古から遠くなったので八戸へ行った。
しかし、私の並べたいかは、八戸の買い人から相手にされないようなので、八木港へ移動した。
初めて入るので、非常に緊張した。
八木港周辺は、ドライブしていてもわかるとおり、暗礁だらけだ。
万が一、座礁すれば、笑いものにされる。
そのため、沖合いからの目印として、導標がある。

これが、南側。

八木南側.JPG

これ、北側。

八木北側.JPG

スレスレというわけではないので、慣れれば大丈夫。
今の時代、安いプロッターにさえ等深線がひいてあるから、定置網や養殖棚さえ気をつければ入っていける。
が、八木港には、港の中にも、何かしら浮きがたくさんある。
だから、夜明け前は、プロッターを思い切り拡大して、入ってきた航跡をなぞるようにしている。
posted by T.Sasaki at 15:43| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする