日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2023年11月18日

池上彰も踏み込めない

ふたたび、こんばんは。

池上彰のニュース解説で、イスラエルのことをやっていた。
結局、ハマスの出自など、踏み込んだことは言わず、うわべだけ。
彼もやっぱり、電波芸者かな。
posted by T.Sasaki at 20:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

宮古市指定ゴミ袋が海に

こんばんは。

乗組員の話では、年末まで、細々でも釣れるのではないか、という言葉を少し信じて、いか釣りの針のナイロン交換をやっていた。
高浜名物の南西の風が強く、港内のゴミは、船の周辺へ流れてくる。

海に捨てられたゴミ袋.JPG

拾い上げたら、宮古市指定のゴミ袋に入っていた。

海に捨てられたゴミ袋2.JPG

どうせ捨てるなら、海に投げ入れないで、陸上のその辺に捨てろって!
宮古市民の民度がわかる。
恥ずかしいですな!
posted by T.Sasaki at 20:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月17日

メモる 27

4回目、こんばんは。

ハマスは、元々、イスラエルと繋がっていた」で、イスラエルやハマスのことを書いたが、ユダヤ人がなぜ、世界じゅうから嫌われたのか、を教えてくれる文章を転載する。
もともとは、欧米がユダヤ人を大嫌いだった。
それが、イスラエルの存在理由である。
メモしておく。

 イスラエル問題は、その重大さにもかかわらず、複雑な歴史や宗教を背景とするだけに、理解から遠のきやすい。
 そこで多くの人々が感じているであろう「素朴な疑問」からはじめたい。
 ますは「なぜ、アメリカや欧州各国はイスラエルを支持し、支援するのか」。歴史的にいえばキリスト教圏の欧米諸国は、ユダヤ人を迫害・弾圧してきた側だ。イスラム圏よりはるかにユダヤ人を嫌っていたと言っていい。それが建国後、一転してイスラエルを擁護するようになったのは、なぜか。
 次に「なぜ『ユダヤ人』なのか」。イスラエルの人口の80%を占めるユダヤ教徒は「ユダヤ人」であって、欧米諸国を中心に各地に散らばっている800万人のユダヤ教徒を含めて「民族」としてのユダヤ人を構成する。あえて「イスラエル人」と言うときは、イスラエル国籍を持つ非ユダヤ教徒(アラブ人、全体の二割)を指すといっても過言ではない。さらにユダヤ教徒を母親に持つ子どももユダヤ人に自動認定する。
 これが何を意味するのか。たとえば移民によってアメリカという国家に忠誠を誓い、国籍を取得した人は人種・民族問わず「アメリカ人」となる。この視点でユダヤ教を見ると、国境と領土を持たない「擬似国家」として成り立っていることがわかる。教徒とは「ユダヤ」の国籍と同義なのである。なぜ、宗教組織がこんな擬似国家となっているのか。
 そして最終の疑問が、「なぜ、ユダヤ人には優秀な人材が多いのか」。
 現在のアメリカのスーパーパワーを支えるGAFAMを筆頭とした米系ITテックは、ユダヤ閥によって誕生している。
 マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ、「シリコンバレーのドン」オラクル創業者のラリー・エリソン、グーグル創業者のセルゲイ・ブリンとラリー・ペイジ、ペイパルマフィアの異名を持つIT業界の「裏ボス」ピーター・ティール。フェイスブックを立ち上げた現メタのマーク・ザッカーバーグ、チャットGPTを世に出したOpenAI創業者のサム・アルトマン。すべて「ユダヤ人」なのだ。
 あまりにも“異常”ではないか。
「ユダヤ金融資本」という言葉があるよう、ウォール街の重要ポストにも現財務長官のジャネット・イエレンを筆頭に山ほど「ユダヤ人」がいる。最多ノーベル賞受賞“民族”もまた「ユダヤ人」である。なぜ、これほどの人材が輩出されるのか。
 この三つの疑問を解きながらイスラエル問題に迫っていくといしよう。

 先にユダヤ教とは擬似国家と指摘した。教徒は「国民」であり、教義は「憲法」。そして「国是」となるのが弱者救済だ。虐げられた貧困層や下流層たちの互助会という側面が極めて強い組織といっていい。
 先のIT長者たちも恵まれた名門の出身ではない。ピーター・スティールを事例として説明すれば、近所でも有名な神童だったが、ネグレクト状態で生活もままならなくなる。そこでユダヤ人のスカウトが、彼の親族にいたユダヤ人家庭への養子として送り込み、「ユダヤ人」としてスカラシップなど手厚い学費支援を行なった。
 さらにITベンチャーに乗り出したときは、資金援助もした。こうして投資家として大成功を収めたティールもまた、周囲の優秀なユダヤ人学生を支援、彼らが立ち上げたITベンチャーのスタートアップを手助けしてきた。優秀な人材をユダヤ人として囲い込み、手厚い支援により成功者へ導き、成功者は次代の才能を支援するというシステムができあがっているのだ。
 またユダヤ人の母親を持つ子どもが自動的に認定されるのも、彼女たちが非常に教育熱心で、徹底的にユダヤ人の価値観を幼いころから叩き込むからだといわれる。
「ジューイッシュ・マザー(ユダヤ人の母)」が教育ママを意味するほどで、子どもの才能があるとみれば、シナゴーグ(ユダヤ礼拝所)に申告、そうすればユダヤネットワークを通じて高度な教育の支援を受けられる。
 ユダヤ教における教育熱は、紀元前の時代から無料の公共学校があったほど。これは中近世も同様であり、ユダヤコミュニティでは、読み書きや算数といった基礎知識のみならず、実用的な技術なども徒弟制度など関係なく、しっかりと教えていたという。
 庶民の識字率が低い時代、ユダヤ人は基礎学力や実学を持っていた。それを武器に迫害を受けながら成り上がることも可能だった。中近世のヨーロッパでは、支配層以外の庶民の多くは収奪の対象として固定されている。そこから抜け出すための方法が「ユダヤ教」への改宗となっていたのだ。
 その結果、貧困層のなかで才がある人物や自分の子の立身を望む親たちは、こぞってユダヤ教への改宗か、ユダヤ教徒の女性との結婚を求める。
 だが、互助会の色の強いユダヤ教は、その改宗条件は厳しい。現在でも最低限で440時間の“信者教育”が求められるほどで、ユダヤの価値観・行動原理を叩き込み、人種や国籍にかかわらず「ユダヤ人」へと作り替わるまで徹底する。所属する国家や集団(キリスト教会)の枠から抜け出し、「擬似国家ユダヤ」の国民へと所属を変えるまでユダヤ人とは認めないわけだ。
 ここで問題なのは、ユダヤ教の持つ教義である。ただのユダヤ教徒ではなく「ユダヤ人」となり、救世主(メシア)の到来を信じるならば、当然、故国は「パレスチナの地」となる。いわば生まれ育った国を事実上、捨てさせるのだ。
 統治者からすれば、とんでもない話だろう。有能な才を持つユダヤ人は、能吏や商人、技術者として社会基盤で活躍しやすい。そんな社会を支える人材が、王権やキリスト教会から逸脱して忠誠心を持たなくなるのだ。自国内でユダヤ人勢力が増大していけば、統治に問題が出てくる。現近代までユダヤ人が「ゲットー」で隔離されていたのは、それが理由といっていい。
 しかも彼らは「追放」できない。対立する異教徒や異民族、キリスト教の宗派争いにせよ、反体制を強めて社会不安を煽れば、為政者たちは「出て行け」と自国や勢力内から追い出す。ところがユダヤ人は「流浪の民」なのだ。しかも自国で生まれ育った人間も少なくない。追い出そうにも、どこに追い出すのか、という問題が生じる。
 それだけでなく、貧困に喘ぐキリスト教徒にすれば、同じ下流層にいたユダヤ人たちが、学力や技術で出世し、自分たちより良い暮らしをすれば、腹だたしくなる。
 実際、ロシア帝国に併呑されたウクライナでは、ウクライナの富を収奪する役割をユダヤ人に担わせてきた。過酷な税を取り立てる徴税官や生活に不可欠な商人としてウクライナ庶民のなけなしの富を奪っていくために、ウクライナなどの東欧ではポグロムと呼ばれる地元住民による「ユダヤ虐殺」と「ユダヤ弾圧」が繰り返されてきた。
 国家への忠誠心が低く、有能なユダヤ人は、為政者にすれば、この手の「汚れ役」に打ってつけの人材だ。国民(庶民)の不満が溜まれば、そのガス抜きに「ユダヤ人虐殺」を黙認。こうして使い捨てにしてきたという背景がある。
 18世紀以降、欧州列強の植民地における収奪もまた、ユダヤ人の手に委ねられてきた。ところが、汚れ役の見返りとして財力を蓄え続けた結果、ユダヤ閥が台頭、とくに広大な版図を持つ大英帝国では無視できない勢力へと育ってしまう。
 なんとしても国内のユダヤ勢力を「排除」し、その影響力を削ぎたい。それが「イスラエル」だったのではないか。ユダヤ人が切望する「故郷」を与えることで追い出すに追い出せなかったユダヤ人勢力をコントロールする。その目的でパレスチナの割譲が決まるわけだが、このスキームはナチスドイツによって破綻する。
 徹底した弾圧と迫害で「殺されたくなければ出て行け」とナチス勢力圏内からのユダヤ人排除に動いたために、イギリス、とくにアメリカにコントロール不可能なほどの亡命ユダヤ人が殺到する。ナチスによるホロコーストの反動もあってか、亡命ユダヤ人の多くは過激なシオニストとして「ユダヤ至上主義」を掲げるようになる。アメリカに同化してきたユダヤ人とは違って、アメリカ人として同化するどころか、アメリカ社会の不安要素になりかねない危険分子が少なくなかったのだ。
 こうしてイギリスとアメリカが、自国内の狂信的なユダヤ人たちの「排除」を迫られた結果、1948年の強引なイスラエル建国へとつながる。
 その後、中東戦争が起こるたびに、自国内のユダヤ人たちは次々に出て行く。自国内のユダヤ人をコントロールする便利なツール「イスラエル」は、欧米諸国に不可欠な存在となった。だから支援してきたのだ。
 一方、アラブとイスラム圏からイスラエルを見れば、入植してくるユダヤ人は、アラブやイスラムの文化や価値観を理解せず、欧米の価値観を共有した「欧米人」でしかない。
 自分たちのテリトリーに勝手に侵入してきた「異物」なのだから、激しい拒絶反応が出るのは当然だ。
 アラブや中近東には、長年、培ってきた独自の文化圏があり、この地に住まう人々は強い誇りを持っている。そこに土足で踏み込んで彼らの誇りを傷つけてきた以上、解決方法は一つではないか。そう、イスラエルが「アラブやイスラム圏諸国」の一員として、彼らの文化や価値観を受け入れればいいのだ。
 しかしネタニヤフ政権は、真逆な行為を繰り返している。歴史もまた繰り返すこととなるだろう。50年ぶり5回目の歴史を、である。
(「紙の爆弾」2023年12月号p101)
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トタン屋根の塗装

3回目、こんばんは。

先月と今月、思ったより水揚げが伸びたので、屋根の塗装をやってもらっている。

屋根塗装.JPG

建ててから10年目。
本当は15年くらいで塗ろうと思っていたが、塗装屋さんからは、最初だけは10年で塗ったほうがいい、と進言された。
今年の正月、倉庫の屋根に2枚のソーラーパネルを設置した時、その屋根に登って見た(「令和5年新年おめでとう」。参照)
確かに、トタンを折り曲げている部分が白くくすんでいた。
たぶん、折り曲げた部分から錆びるのだろう。
これは、7年前に取り替えたらしい(「新しい屋根」参照)。
最初はやはり、10年で塗ったほうがいいなあ、と思った。

自宅のほうの屋根には、最初からソーラーパネルを載せている。

屋根塗装2.JPG

これについても、思った。
ソーラーパネルを載せる前に、一度、塗っておくべきなのかなあ、と。
この屋根はセキノ興産製で、ソーラーパネルと一括契約。
屋根に穴を空けない工法で、長持ちするかなあ、と考えたからだ。
いずれ、あと10年も経てば、パネルの発電効率も落ちるだろうから、その時に考えるしかない。
問題は、10年後に、考える気力があるかどうか(笑)。
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日本は、政治家と官僚のエゴ国家

ふたたび、こんにちは。

まずは、政治資金規正法違反である事案を、当人たちは「知らなかった」としている記事から。

https://www.47news.jp/9894537.html(「47NEWS」)

これらのことをチェックしない彼らの秘書は、即刻クビにすべきである。
「知らなかった」なら、そうするしかないはずだ。

「紙の爆弾」今月号(12月号)に掲載されている足立昌勝さんの「政治献金をめぐる法律の抜け穴」は、いい記事だ。
政治資金規正法は、ザル法である。
こんなことも改正できない政治家には、うんざりさせられる。
気づかない秘書連中も、だ。

 公職選挙法では、政治家および後援団体による寄付、政治家の関連企業からの寄付が禁止され、政治家への寄付は制限が加えられている。
 すなわち、公選法199条一項で、国会議員に対して「国と請負その他特別の利益を伴う契約の当事者である者」は、当該選挙に関し、寄付をしてはならないとされている。この規定に違反した者は3年以下の懲役または50万円以下の罰金、会社の場合には、3年以下の禁固又は50万円以下の罰金に処せられる。
 しかし、その寄付を受け取った議員の側には何らの規定もない。したがって、冒頭に述べた萩生田政調会長、小渕選対委員長、高市経済安全保障担当大臣については、政治的責任は存在するかもしれないが、公職選挙法上の責任は発生しない。
(中略)
 公職選挙法が選挙に絡んだ寄付を問題にする一方、政治資金規正法は、日常的な政治活動に絡んだ寄付行為を規制している。そこで禁止されている寄付行為とそれに対する罰則は、無届団体の寄付の受領・支出の禁止違反で5年以下の禁錮、100万円以下の罰金。収支報告書への不記載・虚偽記載で5年以下の禁錮、100万円以下の罰金。政治資金監査報告書への虚偽記載で30万円以下の罰金などだ。
 政治家側は、この法律に基づき、収支報告書を提出しなければならない。報告書は一般に公開されるので、違法とみられる寄付についてさまざまな指摘がなされる。
 指摘を受けた場合、政治家側は誤りを認め、収支報告書の内容を訂正することになる。この訂正について、政治資金規正法では、特段の定めはない。
 しかし、訂正だけですむ問題なのであろうか。
 公開された収支報告書では、当然のように収支の均衡が図られている。先述の通り、収入額を変更すれば、支出額も変わってくる。支出には領収書が必要でも、いとも簡単に訂正しているのが通常である。なぜそのような訂正が可能なのか。
 事実を正確に反映せず、帳簿上で処理しているのだろう。その内容の適正性は問われず、どのような操作がなされたのか、我々には全く見えてこない。そこに政治資金の流れについての不透明性が存在するのだ。
 1990年代に起きた金丸事件では、東京佐川急便からの5億円の闇献金が明らかになり、さらに、東京地検特捜部の捜査で数十億円の不正蓄財が発覚した。
 市民や企業から集められた寄付は、すべてを政治資金として利用すべきだが、政治家側は、様々な手法を用いて、闇資金を作ってきた。
 その際に用いられるものこそ、収支報告書への過少記載であり不記載だ。政治資金規正法の処罰対象であっても、事実が判明した場合、政治家側は自主的に収支報告書の訂正を行なうことにより処罰を免れているのが実情なのだ。
 これは、欠陥だらけの政治資金規正法を改正しようとしない政治の責任である。しかし、特に世襲政治家が多い自民党政権では、自らの首を絞めることになる改正をしようとはしない。
(中略)
 ここで、同様にお金のやり取りで成立する収賄罪と比較してみよう。公務員は職権に絡み、賄賂を受け取るだけで犯罪となる。それを返還したからといって、罪の成立に何らの影響も与えない。
 ところが寄付行為では、寄付する側は規制・処罰されるが、寄付を受ける側=議員側は、何らの規制もない。つまり、受け取り放題なのが現状だ。前述のように、そこで受け取った寄付は闇献金となり、使い放題となる。
(「紙の爆弾」2023年12月号p83)


この記事は、政治家と公務員の処罰の違いから論評しているが、「紙の爆弾」の同じ号では、文科省の役人とその部下の地方公務員でさえ、扱いが異常なほど違うことも指摘している。
過ちに対する処分にしても、役職が上に行くほど大甘なのだ。
日本国民の足を引っ張っているのは、良心を知らない無能な政治家と無能な上級公務員なのである(実際には、私の経験上、岩手県職員たちにも同じことが言える。法律の運用は、彼らの恣意性によるところが大きい)。

政府・文科省は、6年前に停職1ケ月の懲戒処分になった藤原章夫・初等中等教育局長(59歳)を、今年8月8日付で事務方トップの文部科学事務次官に、同じく停職3ヵ月の懲戒処分となった藤江陽子・総合教育政策局長(59歳)を、事務方ナンバー2の文科審議官に任命するという、払税者である一般市民の感覚とは異なる、異常な人事異動を強行した。なお、21年9月時点で、推定年収は事務次官が2317万円余、文科審議官が2183万円だ。
(前掲書p86)


一方で、東京都の方針に反対して、君が代斉唱時に起立しなかった教員には戒告、減給などの処分が下された。
これは後に最高裁で争われ、減給処分はあんまりだ、という判決が下されたが、戒告は容認された。
処分された川村佐和さんの例では、臨時的任用教員の受験の際、処分歴が影響して不合格となり、さらに、その決定通知も1ヵ月以上遅れて郵送されたという嫌がらせも受けている。

同じ懲戒処分(※1)でも、これほどの違いがあるのだ。
常識のある日本人は、もちろん、そんなことに賛成するはずもない。
当時の世論は、次のようなものである。

 21年5月の憲法記念日にちなみ、朝日新聞が行なった「公立高校で君が代を起立・斉唱しなかった教員を教委が処分してよいという最高裁判決に納得できるか」の世論調査で、「納得できない(65%)」が「できる(31%)」を大きく上回った。都教委の出した“君が代”処分は特定の思想に基づく政治的な処分ゆえ、不当と考える人が多数なのだ。
 一方、違法行為を犯し定年後の天下り先を確保させ、税金から多額の退職金を得た上に、さらに私腹を肥やそうとするエゴイスト文部官僚らに下った処分に、「反対」という一般市民は皆無。むしろ「軽すぎる」と言う人もいる(当時の報道インタビュー等)。
(前掲書p88)


この記事の執筆者である永野厚男さんは、次のように結論している。
 
 このように教職員に比べ文部官僚は“上級国民”として優遇扱い。「法も下の平等」を定めた憲法第14条違反で、不当な格差・差別だといえる。
(前掲書p89)


私を取り調べて検察庁に送り、一方で、資源管理に対して、岩手県トロール業界の違法行為を全く調べなかった県職員たちは、憲法第14条に違反したのである。

と記しても、何ら反省もないだろうなあ。
隠すことのみに精力をつぎ込み、反省をしないのが公務員たちなのか。
「申し訳なかった」の一言も、私は聞いたことがない。

(※1)
国家公務員(文部官僚等)・地方公務員(公立小中学校の教職員等)とも、懲戒処分(いわゆる厳重注意や文書訓告とは異なり、給与減額や履歴搭載等の不利益を与える)は、重い順に免職・停職・減給・戒告だ。免職処分は窃盗・性犯罪等を犯した教職員等に対し発令する。停職処分はこの免職処分の一歩手前、重い処分だ。
(前掲書p86)



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ショッコも鉛を食う

こんにちは。

昨年とちがって、沖合いにいたするめいかが、オカ寄りに分布し始めた。
やりいかも多いので、するめのガラ針にもたまに食ってくる。
するめいか大不漁の中、11月の水揚げになっているということは、幸運としか言いようがない。
昨年の11月は、10万円くらしか水揚げがなくて、出れば出るほど赤字だったので、ずっと休んでいた。
もちろん、乗組員の給料分が赤字だった。

やりいかは、水揚げには貢献していないが、おかずとして、近所にあげたりしている。
おまけに、ショッコが鉛を飲み込んで、針を引っ張ってあるく。

ショッコ.JPG

隣の針と喧嘩するので困ったものだが、これもおかず。
あまり脂がなく、ということは、オメガ3が少なくて、おかずにいい。
一晩に2匹も獲ったものだから、乗組員と1匹ずつ分けた。
先日お世話になった釣り船「ゆたか丸」によると、ショッコで船内がお祭りになるという。
道具自体が軽いものだから、船中のお客さんの道具を次から次へとかき回すのだそうだ。
もう笑うしかないという。

この晩は、再び、さんま船が来た。

夜の大型さんま船2.JPG

すぐそばまで来て、私の船を一周していった。
さんま船にとっても、いか釣り船を見るのは珍しくなったのだから、いかが揚がっているか、見にきたのかもしれない。
残念ながら、ぜんぜん揚がらなかった(笑)。
posted by T.Sasaki at 12:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月11日

釣り船に体験乗船

ふたたび、こんばんは。

一昨日、釣り船に乗せてもらって、やりいか釣りの体験をしてきた。

ゆたか丸.JPG

青いパーカーを着ている人が専務で、ブリッジの中で舵を握っているのが会長。
ヨットハーバーのある神林港から出港。

ヨットハーバー.JPG

趣味とはいえ、どのお客さんも最低3本は竿を持ってきている。

ゆたか丸2.JPG

さらに、これ、全部、いかを釣る針。
いくら趣味と言っても、カネのかけ方にはびっくりする。

ゆたか丸3.JPG

一方の私は、例の手釣りの道具(笑)。

手釣りの道具.JPG

会長には笑われていたが、めげずにしゃくった。
ナイロンだけ交換してきたのが悪く、より戻しから分銅が落ちていった。
より戻しが腐っていたのだ。
会長が、私をかわいそうだというので、釣竿を貸してくれた。
事前に、釣具屋さんで「一番やりいかが釣れる針は?」と店主を困らせて、準備しておいた針やしかけを、その釣竿につけてやってみたが、サバばっかり釣れる。
借りたリールも左利き用なので操作も難しくて、グルグル回した時、回す取っ手が外れた。
壊したと思って青くなったが、消耗部品の磨耗から、外れたらしい。

そこでまた、使っていたしかけを手釣りの道具につけて、手で釣り始めることにした。
どっちみち、私は竿釣りは下手くそだ。
会長も出てきて、つり始めた。

ゆたか丸4.JPG

「こうやって釣るんだよ」と言わんばかりで、やっぱり上手だ。

私は手釣りでも、まあ、15匹ぐらい釣れた。
5匹がやりいかで、残りはするめいか。
この日は、やりいかとするめいかと半々くらいの割合で釣れたようで、いつもよりするめいかが多かったらしい。

いか釣り船が使う道具に比べ、針もハイテクだし、ナイロンも細い。
そりゃカネをかければ釣れるのはわかるが、これらの針1本でも、ガラ針の10倍以上はする。
苫小牧沖にいたサメには、けっこう針をやられたが、こんな高価なハイテク針を取られたら、涙が出てくる。
趣味の世界には、とても付いていけない。
それでも、いろいろと体験できてよかった。
会長の話も面白かったしね。

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はちみつのレジェンド

こんにちは。

先日、盛岡のKさんの所へ行って、はちみつを仕入れに行ってきた。
そこで、勉強させられる話をまたまた聞いてきた。

大手養蜂場では、みつばちに元気がないのだそうだ。
それは、なぜかというと、みつばちの餌として、はちみつではなく、シロップを食べさせているから。
収穫できたはちみつは全部売って、カネにしたい。
そういう思惑が、みつばちが弱くする。

みつばちにも、人間と同じで、働くみつばちと働かないみつばちがいるそうだ。
働かないみつばちの系統は、いくら大事に世話をしても、その系統は、いつまで経っても働かない。
働く系統は、ちゃんとした餌を食べていれば、その子孫までちゃんと働く。
ネットなどで売られているみつばちは、働かないみつばちを選択して売っているらしい。
だから、そんなものを買っても、はちみつはたくさんできない。

穏やかな日本人」で、彼を紹介していた親サイトは、「山田養蜂場」だった。
彼は、山田養蜂場や藤原養蜂場に、はちみつを売っていたが、もう売らないという。
売り掛けても、お金をなかなか支払ってくれないのだそうだ。
それで、自分で売ったほうがいい、となった。
大手というのは、そんなものかね。

彼のもとには同業者が相談に来たり、教えを請いに来たりしている。
私は彼を、はちみつのレジェンド、と呼びたい。

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2023年11月10日

他界する人が多いような

こんばんは。

北海道へ行っている最中、知り合いの人が2人ほど亡くなっていた。
一人は、初期武漢株の新型コロナ病に、無症状感染した人。
コロナ脳症の人たちは、どこまでワクチンを打つ気だ!」に出てくる知人で、ワクチン接種で体がおかしくなった。
その後、「新型コロナ病とはちみつ」の括弧書きにあるように、タバコを吸うまで回復したけれど、また入院していた。
彼は、仕事(回船問屋)の都合上、病院からいろいろと指示を出して、家族が仕事を補っていた。

仏様に手を合わせに言って、家族の方と話した。
奥さんと娘さんがいた。
病院では、治療しているところではない所に、突然がんが出現し、あっという間に亡くなったそうだ。
巷で言われるターボがんだろうか。
ワクチン接種では、3回目で体がおかしくなったようだ。
彼はその頃、どこの病院へ行っても、まともに相手にされなかった、とこぼしていた。
診断では、どこもおかしくない、という。
彼は、冗談を交えて、私にいろいろと教えてくれた。
「冗談を交えて」というのは、彼の人柄によるものであり、あの語り口は、忘れられるものではない。

もう一人は、お世話になっている機械屋さんのお母さんである。
この人も、がんの治療で入院中だったようで、投薬治療中に脳梗塞を起こしてしまって、その後1週間ぐらいで他界したようだ。
その1週間というもの、毎晩のように病院から電話があり、家族は行ったり来たりやったらしい。
まだ、彼女が事務所にいた頃は、私の父の良い話し合い手であった。
年寄りたちにとって、昔の思い出話をすることは、楽しみの一つなのだから。
私も、日本酒を頂いたりして、お世話になった(現社長も同じ事をする。笑)

ワクチンブーム後、世界的に超過死亡率が上がっているが、特に最近は、乳幼児から若い世代で、上昇している。

https://nofia.net/?p=15392(「BrainDead World」)
https://nofia.net/?p=15486

心臓が突然、バタンと止まる現象も起きている。
私の八戸の友人もバタンと止まった(「故人について」参照)。

https://nofia.net/?p=15549

フィンランドでは、自己免疫疾患が、そして、消化器系が・・・。

https://nofia.net/?p=15490

世界の中でも、日本のワクチン接種は突出しており、ただでさえ、人口減少、および、労働力不足なのだから、もう、日本の将来は終わっていると言っていいかもしれない。
日本は、ファイザーとモデルナを支えたいようだが、この両社は、すでに世界中から信用されなくなっている。

https://nofia.net/?p=15521

ワクチン接種は、日本で最大の宗教になりつつある。
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2023年11月06日

ハマスは、元々、イスラエルと繋がっていた

4回目。

私が今まで引いてきたリンクを読んでいる人にとっては、すでに常識だと思うが、イスラエルのガザ攻撃は、あまりにひどい。

ハマスがロケット弾を使って、イスラエルに攻撃を始めた。
その際、「ハマス(イスラム抵抗運動)が10月7日にイスラエルを攻撃した際、イスラエルでは40人の乳児の首をハマスの戦闘員が切り落としたとする話がイスラエルのニュースチャンネルi24などによって広められた」。

https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202311010000/(「桜井ジャーナル」)

しかし、これは、上記リンクから、イスラエル国民を煽るためのウソだった。
イスラエルは、ハマスの攻撃を事前に知っていた、と米国から発信されている。

https://nofia.net/?p=14776(「BrainDead World」)

さらに、イスラエル国防軍の元スパイは、ハマスが簡単に、イスラエル側へ突破できるのは変だ、と言っている。

https://nofia.net/?p=14687(「BrainDead World」)

PLOのアラファト議長という名前を聞いたことがあると思うが、彼は、イスラエルがハマスを支援している、と生前に言っている。

http://takahata521.livedoor.blog/archives/22062284.html(「メモ・独り言のblog

こうなると、「裏で、ハマスとイスラエルは、何かやっているのではないか」と勘ぐってしまう。
だから、ハマスは、簡単にイスラエルへ侵入できたのだ、と言える材料となる。
これに副島先生が触れないわけがない。
ハマスは、欧米が作ったのだ、と。
そして、もうアラブ世界の人たちは、巻き込まれたくないと。

重たい掲示板」[3084](「副島隆彦の学問道場

次から次へと、よくやりますな。
日本も巻き込まれないようにしないと、と言っても、与党、野党、ゆ党とも情けなく、アメリカの言いなり。
ハマスの出自、日本で一切報道されていないから、信じやすい日本人は、いつかひどい目に遭うだろう。
マスゴミを信じるものは、救われない。

民族優越主義が、こういうことを生むんだな。
この辺は、「西洋人は他を見下して支配したい」、「ギリシア世界は西洋人の憧れだった」を再読くだされ。
posted by T.Sasaki at 20:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする