日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2023年08月30日

調査できず

ふたたび、こんばんは。

八戸沖の昼いかも、そろそろ下火になりつつある。
八戸港の水揚げは、ほとんど北東海区の根からオカ側だけである。

そこで、岩手沖を調査したいのだが、南風のオンパレードである。
本当は、トロール解禁前に一度走ってみたかったが、無理みたいだ。
盆過ぎ、久慈沖から北上調査したが、形を見たのは、八木沖で数個獲ったのみ。
黒埼周辺から南を見てみたかったが、トロールが操業してからになってしまった。
悔しい!

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差別されたら、開き直れ!

こんばんは。

「非色」という小説を読んだ。
これは、私が生まれた年に発表された作品である。
人種差別を小説で描いたもので、人生「色に非ず」と言った感じか。
戦後の占領軍人の妻となった日本人女性の自伝みたいな形式で書かれている。
そういう人たちは、「戦争花嫁」と呼ばれている。

主人公の笑子(えみこ)は、戦争花嫁として、日本で差別を体験し、ニューヨークでも体験することになる。
そこで見たもの感じたものは何か?

笑子の考察は、なかなか鋭いと思う。
もちろん、笑子ではなく、作者の有吉佐和子さんの考察なのである。
二つの考察を紹介する。
一つ目は、優越主義である。
もしかしたら、白人優越(至上)主義も、この範疇に入るのか。

 金持は貧乏人を軽んじ、頭のいいものは悪い人間を馬鹿にし、逼塞して暮らす人は昔の系図を展げて世間の成上がりを罵倒する。要領の悪い男は才子を薄っぺらだと言い、美人は不器量ものを憐れみ、インテリは学歴のないものを軽蔑する。人間は誰でも自分よりなんらかの形で以下のものを設定し、それによって自分をより優れていると思いたいのではないか。それでなければ落着かない、それでなければ生きて行けないのではないか。
(「非色」p325)


これは、今でもその通り!というしかない。
威張り腐る人は、典型的である。

もう一つは、支配階級と非支配者階級、小説の中でも、これを階級闘争と指摘している。

 私は今こそはっきり言うことができる。この世の中には使う人間と使われる人間という二つの人種しかないのではないか、と。それは皮膚の色による差別よりも大きく、強く、絶望的なものではないだろうか。使う人は自分の子供を人に任せても充分な育て方ができるけれど、使われている人間は自分の子供を人間並に育てるのを放擲して働かなければならない。肌が黒いとか白いとかいうのは偶然のことで、たまたまニグロはより多く使われる側に属しているだけではないのか。この差別は奴隷時代から今もなお根深く続いているのだ。
(前掲書p366)


今では使うことができない「ニグロ」という言葉から想像できるように、笑子の夫は、黒人(今ではアフリカ系アメリカ人といったほうがいいとか)である。
笑子は、ユダヤ人と日本人との間にできた子どもの面倒をみていた。
待遇がよく、夫婦の対応も良かった。
しかし、彼女はある時、自分もニグロなのだ、と自覚し、おそらく、「ニグロで何が悪い!」と思ったことだろう。
面倒をみていた子どもに、すでに愛情が湧いていたが、それを振りほどき、ハアレムに戻る。

思い出したのだが、このことを副島先生は著書で紹介していて、長くなるが引用する。

 チャールズ・マレーは『ザ・ベル・カーヴ』の中で、さらに、驚くべきことを書いている。「黒人種は白人種に知能で劣る。しかし白人種よりもアジア人種の方がより優れている。さらにアジア人種よりも、ユダヤ人種のほうが優れている」と、IQテストの結果を厳格な統計資料にもとづいて書いている。アメリカの人種差別をめぐる問題は「単なる差別感情のあれこれ」などではなくて、科学(学問)の方法を採用することによってしか議論すべきことではないのである。
 では、これに対して、当の黒人たちはどのように反応したか。彼らもまた、マレーを黙殺した。今やアメリカの黒人たちは、一部の金持ち化したミドル・クラス・ブラックス(中産階級黒人層)を除いて、黒人コミュニティの中で自分たちだけで暮らし、黒人だけの学校教育を受けたい、という考え方に大きく傾いている。それが白人の差別主義者たちからでなく、黒人の側から逆提案されて実行に移されている。それが“セグリゲイショニズム”Segregetionism(人種分離主義))とは似て非なる“セパレーショニズム”Separationism(分離独立主義)である。これは、従来の“コンソリデーショニズム”Consolidationism(人種融合[融和]主義)に対する反省から生まれたものである。
 この「黒人たちだけで生きてゆこう」というセパレーショニズムの考え方を、最も早く実践運動の中から練り上げ、提唱したのが、マルコムXであった。
(「世界覇権国アメリカを動かす政治家と知識人たち」p371)


つまり、有吉佐和子さんは、このことを、すでに知っていたということだろう。
「非色」には、アメリカ社会のいろいろな差別のことが書かれてある。
途中からは、すらすら読めるし、けっこう面白い。
小説なんて、私はずっと読んでいなかった。
400ページもあると、面白くない本だと、読み終えるのに何日もかかることもあるが、これは、1日でスパッと読み終えた。

この中に、少々、日本での、出自の差別が書かれてある。
私の世代で言えば、何といっても中森明菜の不幸である。
彼女は、出身による差別を受け、近藤真彦に振られたのではないか、とささやかれていた。
東北の田舎だと、すでにそんなものはなかったと思うが、都会のほうは、そうはいかなかったらしい。
もし、差別されたら、小説の中の笑子のように、「それで何が悪い!」と居直って生きていくべきである。


posted by T.Sasaki at 19:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月15日

電波芸者

ふたたび、こんにちは。

電波芸者、という言葉を聞いたことがあるだろうか。
故「噂の真相」誌を読んでいた人は、真っ先に田原総一郎を思い浮かべるだろう。
これを最初に言ったのは、佐高信らしい。

https://foomii.com/00001/201105240911303862(「Foomii」)

権力の言いなり、そして、それを伝えるメディアの言いなりになるのが、一般的な電波芸者の定義みたいなものだ。

https://zakkan.org/blog-entry-1032.html(「無為雑感」)

テレビに出て、現実に今起きている問題に、何ら異議しない人は、すべて電波芸者だ。
すべてだ。
日本のメディアは、本当にひどい。

ジャニーズ帝国の人権無視が、海外メディアから指摘され、慌てふためいて日本のメディアが伝える。
すべてのメディアが、ジャニーズにゴマすりをしていたのである。
情けない。

アーティストであろうと、アスリートであろうと、みんな社会人であるから、善悪の判断はもっているはずである。
それをしっかり表明しないのは、すべて電波芸者である。

イチローは惜しかった。
3度の国民栄誉賞を断ったくらいだから、心の中では、きっと権力批判にあふれていたのだろう。

テレビに出ないまともな知識人たちは、まず、干されていると考えて間違いない。
テレビに出て真実を発言されると、権力が困るから。

電波芸者に独占されているかぎり、放送は、すべてエンターテイメントなのである。

posted by T.Sasaki at 11:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

絶望的な今年のいか釣り漁業

こんにちは。

日本海のするめいかの前半戦は、おそらく史上最低であろう。
そして、今後も上向く気配はない。

https://www.fra.go.jp/home/kenkyushokai/press/pr2023/files/20230731press_srm-n.pdf(「水産研究・教育機構」)

岩手の定置網で、近年になく、するめいかの入網があったので、私はいち早く家に帰ってきて操業し、今後を楽しみにしていた。
しかし、漁は上向かず、今後も上向く気配はない。
この長期予報を見て、愕然とした。

https://www.fra.go.jp/home/kenkyushokai/press/pr2023/files/20230731press_srm-t.pdf(「水産研究・教育機構」)

今年のするめいか漁は、壊滅的な結果となる。

今年6月、八戸沖でトロールは、ミニのするめいかを、ほぼ全船満タン(発砲スチロール箱で200箱)で獲っていた。
小型いか釣りが、そこへ行って針を下ろしてみても、形すら上がらない。
トロール船が切り上げる7月になれば、きっと釣りの針にも、いかが付くようになると期待したが、たまに、平均で二桁の水揚げになるだけで、ほぼ一桁の日が続いた。
底曳き網のパワー、漁獲圧というのは、それほど非常に大きいものだというのが実感できる話である。

9月から操業の始まるトロール船に、このまま、するめいかを獲らせれば、次年度のするめいかは、もっと減るだろう。
ここで、何の措置も水産庁が獲らなければ、いか釣り漁業は存続できなくなる。

水産庁職員の心の中は、「そんなこと、知ったことではない」と思っている。
何かの会合で聞いてみたらよい。
必ず否定するだろうが、「そうでないなら、何かやれよ!」と言われるのが目に見えている。
きっと何の会合も開かない。
税金ドロボー!


posted by T.Sasaki at 10:55| Comment(0) | TrackBack(0) | いか釣り漁業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月14日

カラパイア!

5回目。

4回目が物騒な話だったんで、これで終わるのは不気味。
なので、明るい「カラパイア」の笑えるようで笑えないリンク集。

オレみたいなのが標的!
でも、こんなカネ、どこにあるんだか?

https://karapaia.com/archives/52322631.html

タンスの中のお札は、シロアリの餌食になるんだねえ。
ねずみも食うかも?
私の場合、機械屋さんに支払う予定のカネ200万、震災の津波に持ってかれた(涙)。
家にカネを置くもんじゃない。

https://karapaia.com/archives/52324664.html

とんでもない量の商品がAmzonから送られてきたら、捨てていいそうだ。
こんなこともあるんだねえ。

https://karapaia.com/archives/52324522.html

世界には、生きたたこを丸ごと食べる人がいるそうだ。
そして、死にそうに・・・。

https://karapaia.com/archives/52324709.html

ゴリラもスマホ中毒(笑)。

https://karapaia.com/archives/52324146.html
posted by T.Sasaki at 17:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

超、悪趣味

4回目。

これ、すごい悪趣味。
よくやるものだ。

https://www.jprime.jp/articles/-/24823?display=b(「週刊女性PRIME」)

青木ヶ原樹海のことを、「キラキラ☆東京漂流記」という漫画(「紙の爆弾」誌今月号)で書いているが、死体発見を通報すると、今では「次に通報したら逮捕するからな!」とおまわりさんに怒られるという。
理由として、運ぶのが面倒、汚い、そして、山梨県で自殺者数が計上されて困る。
そのため、今や、自殺死体が放置されっぱなし、なのだそうだ。

合掌。
posted by T.Sasaki at 17:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

メモる 25

3回目。


河野太郎って、アメリカの手先だったのね。
核燃料の再処理に反対していたから、少しはマシな政治家だと思っていたのに。
完璧に騙された。

河野氏が大臣となって、宗主国の戦略を忠実に実行する“営業部長”に就任したのは偶然ではない。
 米国が、日本の有望な若手政治家を洗脳し、自分たちに都合のいいエージェント(代理支配者)に仕立て上げるための洗脳プログラムがある。
 そのひとつが、「ジョージタウン大学日米リーダーシッププログラム」(Georgetown University Leadership Program=GULP)である。
 学費や渡航費用、米国での滞在費など、全てGULP側が持つ。この顎足つきの洗脳プログラムを通して、本人も気づかないうちに、アメリカ側の日本人エージェントとしての思考回路を植え付けられる。
 このプログラムが開催されているジョージタウン大学は、何を隠そう河野氏の出身校で、ホワイトハウスからほど近い場所に存在する。さらにGULPにも河野氏は協力している。アメリカ側の対日日本工作窓口は最初から河野氏に目をつけ、代理支配のために養成していたのであろう。
(「紙の爆弾」2023年9月号p14)


六ヶ所村の核燃料再処理工場でのトリチウム汚染水放出に関連して、福島原発の汚染水海洋放出の問題。
「汚染水をどうすべきか」という問いに対する福島原発告訴団団長の武藤類子さんの発言。

「市民団体やアメリカの学者などから提案されている堅牢な大型タンクやモルタルで固化し、放射能が減衰するまで管理するのがリスクが少なく良いと思います」
(「紙の爆弾」2023年9月号p49)


これ、使える。
セメントを固めるのに水が必要だから、今後、コンクリートの工事で、すべて、この汚染水を利用する。
トリチウムというのは、大した放射能があるわけでもないから。
特に、東京などの都会での土木工事で優先的に使う。
福島から近いし。
もっと近いのが、原発の地下ダム建設。

福島原発の地下水を止めろ

地下ダム建設にこの汚染水を使えば、大変よい。
posted by T.Sasaki at 17:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

穏やかな日本人

ふたたび、こんにちは。

私は、たまたま、養蜂場の方と知り合いであり、その人から蜂蜜を分けてもらっている。

アカシアはちみつ.JPG

今年は、アカシアの花が不作で、アカシア蜂蜜が不足しているそうだ。
それでも定価で売ってくれた。
安いので、少し余計に置いてこようとしても拒否され、ちゃんと正確におつりをくれる。
「いいじゃないですか。他よりも安いんですから、受け取ってください」と言っても、「いや、ご飯を食べれれば、それでいいんだよ」と言う。
私は感動して、尊敬して、惚れてしまって、獲ったするめいかを持って行った。
穏やかな日本人の鏡みたいな人である。
この人には、民族優越主義みたいなのは、きっとない。

ネットで紹介されていた。

http://littleheaven-bee.jp/30/(「リトルヘブン」)

彼は「忘れられない寿司屋」に登場するKさんである。
元暴走族の親分だった人が、年を重ねて、要らない欲を捨て、こんな日本人になった。
振り返れば、つまらないことに優越感を覚えていたと、気がついたのだろう。
いい年の取りかただと思う。



一方で、宮古港には、9月から解禁されるトロール漁の新造船が係船されている。濱幸水産の2そう曳きトロールである。
上記の養蜂業者とは違う強欲を非常に感じる。

2そう曳きトロールは、漁法として最悪だ。
三陸沖でこれほど魚類資源が少なくなっているのに、まだ2そう曳きで魚を獲る気でいる。
この辺の考えは穏やかではなく、理解に苦しむ。
そして、この建造許可を与えた水産庁の思考回路もショートしているのではないかと思う。
同じ2そう曳きトロールを持つ金沢漁業の社長と話をして、あの通り、ずるい人間であるのはわかった。
今度は、濱幸水産の社長がどんな考えを持っているのか、いつか話をしてみたいと思う。

posted by T.Sasaki at 15:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

経済的地位低下の示すもの

こんにちは。

今から30年前の日本と比べると、日本は非常に落ちぶれているそうだ。

 日本人が抱いていた「日本は科学立国」「日本は技術立国」「日本は経済大国」という考え方は、もはや幻想だったことが明らかになった。われわれはこれから世界で「衰退途上国」として扱われることを覚悟しなければならないだろう。
 その場合、参考になるのは、現在「発展途上国」と呼ばれる国の数々である。もう、日本を世界的にイケている国と捉えるのは無理だ。時価総額の世界ランキングを見ると明白で、1989年は世界トップ50に日本企業が32、うち7社は10位以内に入っていた。しかし、23年はトップ100でもトヨタ自動車が39位に入るのみ(三月末)。
(「紙の爆弾」2023年8月号p57)

 ネットでは、すでに「五公五民の江戸時代か!」と怒りの声が渦巻いている。この公的な高負担に加え、昨今の急激な物価高とエネルギー高が追い打ちをかけ、庶民生活を打撃している。普通に暮らすことがすら難しくなているのが実情なのだ。
 その証拠に低賃金でこき使っていたアジア諸国の外国人実習生すら日本を避け、逆に海外に「出稼ぎ」する日本の若者たちが激増している。
 オーストラリアの平均年収は円安もあって800万円を軽く超える。日本で就職するよりワーキングホリデーのほうが稼げるようになってしまったのだ。
 また、風俗業界で働く女性たちの間にも、中国やアジアの富裕層に「パパ活」をする、戦前の「からゆき(唐行き)さん」が常態化しているという。
 この状況を端的に言葉にすれば「一億層貧困化」だ。いや、「絶望大国化」とすら言いたくなろう。
(前掲書p103)


前のほうの引用は、中川淳一郎さんの「格差を読む」からで、後のが、西本頑司さんの「権力者たちのバトルロイヤル」から。
西本さんはコラムの最後で、この落ちぶれようは戦前回帰であり、「焼け野原」からの下克上に希望を見出す時代になったのだ、と結んでいる。
これをプラス思考で捉えれば、堕ちるところまで堕ちれば、あとは、上昇する、と考えることができる。
日本人が低賃金で働くしかないならば、逆にそれを逆手にとって、昔の日本や中国のように、低価格で輸出攻勢に出る、ということができる。
基本的に、貿易で莫大な富を築いてきた日本には、本当のところ、これが一番似合うような気がする。

と、今書いたことは、本題ではない。
落ちぶれた、という結果は、しかたがないことなのである。

世界じゅうの人たちに、学ぶ姿勢がある限り、後進国と呼ばれている国は、いずれ先進国に追いつく。
どの国の人たちにも頭脳があり、学ぶ力があるのだから。
追いつけない理由は、学ぶ姿勢がないか、政治的圧力などの理由でしかない。
したがって、日本が世界に比べて落ちぶれていく、という考えは、上から目線であり、「西洋人は他を見下して支配したい」と同じ日本民族の優越思想を基礎としている。
つまり、今まで、たまたま経済発展していなかった国を、見下している考え方なのだ。

日本は、もともと資源の乏しい国である。
ある物を分け合う、という、こたつ文明(こたつは暖を分け合うことからだと思う)の国だ。
そして、ほとんどの日本人は、直感的にそれを知っている。
無理な上昇志向などなくても、人間は生きていけるのである。

posted by T.Sasaki at 14:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月13日

稀にみる回復

3回目。

花巻東の中継が、雨で中断している間、準寝たきりの親父を、盆の行事である寺参りに連れて行った(「この本は読んでほしいなあ」参照)。
食ってばかりいて動かないので、また太ると困るから、数日前から「お寺に行くのと、墓参りと、どっちがいいの?」と聞いていた。
お寺のほうを選択した。
楽だから(笑)。
それでも、よくここまで回復したものだ。
ケアマネさんたちの話では、こういうケースは、稀にしかないそうだ。

しかし、せっかくここまでになったのだから、「もっと運動したら?」と言うと、「そういうわけにはいかない」と返答が返ってくる。
「そういうわけにはいかない」を都合よく使い、やりたくない事はやらない。
まあ、しかたないか。

お寺から帰ってきたら、ちょうど試合が再開され、花巻東が勝った。
私立同士の試合だし、応援しない理由はない(笑。優柔不断だね)。

posted by T.Sasaki at 19:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする