日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2023年05月27日

注射とガチンコ

こんにちは。

今日、大相撲の千秋楽である(明日でした。笑)。
この大相撲、以前から八百長疑惑があったが、私は、鹿砦社から発行された「復刻新版 八百長 〜一刀両断相撲協会〜」という本を読んで、完璧に疑惑ではなかったと認識した。
著者は、他界した元大鳴門親方である。

八百長のことを、相撲用語で、注射という。
八百長しないことを、ガチンコという。

大相撲の八百長は、大鵬時代から行われており、大鵬の優勝記録というのは、八百長によって、積まれたものだ。

 昭和38年秋場所で、4場所休場していた柏戸さん(鏡山親方)が全勝優勝した。この場所は千秋楽で大鵬(大鵬親方)と全勝対決をして、大鵬が負けた一番。石原慎太郎が八百長発言をして告訴に発展した事件だ。
 これが大掛かりな八百長の始まりといわれている。
 それまでは栃若時代も本気で対戦したことがないため、力士の仲間内ではどちらが強いかわからないといわれたりもしていたが、ここ一番という大事な場面での大掛かりな八百長はなかった。
 つまり八百長の全盛期のきっかけを作ったのは柏戸さんであり、確立したのは北の富士だといえる。大鵬の場合、20回の優勝ぐらいまではガチンコだったが、それ以降は注射で決まったものだった。玉の海との一番や、5場所連続休場明けに27回目の優勝を飾った昭和43年秋場所では、初日に栃東(玉ノ井親方)に負けてからは、ずーっと注射に走ったという。これは親方連中の中では有名な話だ。ガチンコを通すか、20回の優勝でやめておけば、現役を引退してからも協会の中で胸を張ってあるけたはずだ。
(「復刻新版 八百長 〜一刀両断相撲協会〜」p23)


千代の富士でさえ、八百長で優勝を重ねた。
つまり、彼に与えられた国民栄誉賞なるものは、無駄なものであった。
オバマ大統領のノーベル平和賞と同じで、国民は騙されたのだ。
注射の中盆(仲介役)の板井ですら、怒っていた。
だから、相撲界の中では、当時、あの国民栄誉賞について、陰口がささやかれていた。

 千代の富士が国民栄誉賞(89年9月29日受賞)を受けたとき、当時の親方連中の反応は実に複雑なものだった。中には、「『あいつは注射で塗り固められた横綱だ』といって、海部さん(千代の富士に国民栄誉賞を贈った首相)に投書をしてやりたいよ・・・・」
 と本気で怒っていた親方もたくさんいた。
(前掲書p105)


もしかしたら、このことをイチローは知っていて、安倍首相の栄誉賞受賞の提案を蹴ったのかもしれない。
受賞しない理由は、これか、安倍首相を嫌いだったか、のどちらかだろう。

千代の富士というのは、性格が悪い。
私は、大嫌いになった(笑)。

 以前注射を断った寺尾を後ろ向きで土俵中央に叩き付けたのをはじめ、自分に逆らった力士にはめっぼう強いのが千代の富士だ。
「俺に逆らったらどうなるかを見せてやる」といわんばかりに、手荒い取り口でねじ伏せる。
(前掲書p114)


千代の富士の親方であった北の富士は、注射で横綱になり、しかも、弱い関取であったようだ。
次の引用は、後述する橋本氏の証言である。

 ところが、優勝したからというので、次の場所で動かなかったところ(注射をしないということ)、5勝10敗と大負けしてしまいました。これが実力なんですよ。次も7勝8敗で負け越し、当時の3場所連続で負け越しで大関陥落のかかった次の場所は、かなり注射に走って10勝5敗でなんとか切り抜けたのですが、この費用も私が都合をつけたんです。
(前掲書p26)


北の富士の横綱昇進に尽力した人たちが、元力士の栃王山、四季の花、龍虎、陸奥嵐と、橋本成一郎氏、そして、著者の元大鳴門親方(高鉄山)。
特に、橋本氏と元大鳴門親方が、非常に貢献した。
橋本氏は、北の富士の「名古屋後援会副会長で相撲界の闇将軍」(p10)と言われていた。
その橋本氏と北の富士が決裂したのは、北の富士による八百長の裏切りである。
せっかく、北の富士の優勝を注射で仕組んだのに、彼は琴櫻に230万円で優勝を売った。

それでは、この本に書かれている注射力士を羅列するが、どうやら、ほとんどやっていたらしい。

玉の海、北の富士、若島津、二代目若乃花、豊山、清國、富士錦、琴櫻、旭國、大麒麟、舞の海、佐田ノ海、琴富士、麒麟児、逆鉾、寺尾、前乃山、五代目朝潮、琴風、舛田山、旭富士(千代の富士からなんと2000万円で優勝を買った)、高見山、多賀竜、小城錦、三重ノ海、北瀬海、霧島、春日富士、大翔鳳、琴稲妻、朝乃翔、維新力、朝の若、旭道山、水戸泉、琴ノ若、三杉里、湊富士、智ノ花、栃桜、朝嵐、北勝鬨、琴別府、剣晃、時津洋、豊ノ海、鬼雷砲、琴ヶ梅

千代の富士の影響は非常に大きく、彼のせいで注射力士になった力士たちもいる。
小錦は強かったが、千代の富士にそそのかされて、注射をするようになってから稽古しなくなり、ただのデブになった。
北勝海は注射嫌いだったが、番付が上がるにしたがって、千代の富士の仲間になり、結局、注射力士に成り下がった。
それが、現理事長である。
アホらし!

そして、もともと強かったが、染まって注射をやるような力士も羅列しておく。
輪島に関しては、面白い逸話がたくさん書いてあった。
いわば、変人である。

千代の富士、輪島、隆の里(関脇まではガチンコ。実力は千代の富士と同格)、板井(実は非常に強かったらしい)、北の湖(強すぎたため、ほとんど星を売るほう)、北天祐(注射に染まる前は、千代の富士と互角)、武蔵丸(注射を受けるのは小錦や曙だけ)、魁皇(受けるのは曙などの一部だけ)、曙(外国人同士のみの注射)

今度は、ガチンコ力士。

鷲羽山、義ノ花、大受、大潮、富士櫻、大乃国、安芸乃島、栃乃和歌、花乃湖、大錦、両国、久島海、小城ノ花、玉春日、若翔洋、貴闘力、武双山、土佐ノ海

ガチンコで勝ち続けるというのは、非常に大変だ。
強い北の湖でさえ、そう言っている。

「大横綱の北の湖が酒の席でいっていたのですが、15日全勝というのは注射が2〜3本絡まないと無理。15日間、緊張を維持するのは簡単なことではないとハッキリいっていましたね。ガチンコの11勝は14勝の値打ちがあるともいってました」
(前掲書p211)


その点、貴乃花が「横綱は受けて立つのだ」と主張するのは、伊達ではない。

 はっきりいって、注射が存在しなければ横綱や大関は簡単には生まれない。ガチンコで横綱になった貴乃花や大乃国(芝田山親方)は神業に近いというのが、親方衆の一致した評価だ。
(前掲書p210)


大乃国に関しては、「十両時代に(注射を)バンバンやっていたのに、入幕と同時にいい子になってしまった」(p116)ようで、それが、注射力士たちの逆鱗に触れ、かなりいじめられた。
その筆頭は、もちろん、千代の富士である。
大乃国は、板井にも、相当リンチされたようだ。

この本は、週刊ポスト誌で連載されたいたものを、編集、加筆したもので、製本の最中に、元大鳴門親方は他界した。
驚くことに、証言で告発の協力をした橋本成一郎氏も、同じ日に、同じ病院で、同じ病名で亡くなっている。
不可解な死である。

北の富士、千代の富士というラインで、この時代に旺盛になった八百長は、この二人が全部知っていた。
板井は、元大鳴門親方の弟子であり、自分の責任を常に痛感している記述は随所に出てくる。
その板井は、2000年になってから、八百長告発し始めた。
週刊ポストの連載は、1996年から始まり、実はこの時、板井にも、協力を要請したという。

現在の大相撲では、大関がすぐに負け、不甲斐ないとさえ言われる。
これは、ガチンコの証明ではないだろうか。
少なくとも、貴乃花の弟子である貴景勝は、ガチンコである。
全力なので、勝敗もすぐにつくし、怪我も多い。
あれでは、長くもたないのではないか、と私はいつも思う。
その親方の貴乃花が、強烈なガチンコで、きっと相撲協会で力を持とうとしたのだろう。
結局は、追い出されたように感じる。
貴乃花は、白鵬をものすごく批判していた。
これには、おそらく、ガチンコを貫き通した本人の美学でもあるのだろう。


本日、照ノ富士と霧馬山の対戦である。
両名とも注射すると仮定するなら、霧馬山が負けても、彼は大関にはなるだろうから、きっと照ノ富士に譲るだろう。
引退前提で、照ノ富士に花道を譲る。
そして、次の横綱は、霧馬山に内定ではないだろうか。
注射とは、そんな借り貸しや戦略の部分がかなりある。
さて、どうなるか。

なぜ、元大鳴門親方は、八百長告発に踏み切ったか、というと、大相撲ファンに対する裏切りを嫌になったからであり、そこには、良心がある(隠蔽に情熱を燃やす公務員に、良心はあるのか?、といつも書く。笑)。
彼は、カネに汚くなかった。

 私は金を1円も貰わなかった。しかし、金を受け取った人たちが声を大にして八百長を撲滅しようというとは、聞いて呆れる。土台無理な話ではないか。
(前掲書p30)


そして、元大鳴門親方は、横綱にしてやった北の富士を、本当に弱かったと断罪している。

 私は橋本さんに「転べ」といわれて、北の富士にはタダで転び続けてきた。若衆の盃を交わしているからだ。本気でやったのは一度だけ。
 昭和43年名古屋(7月)場所。7日目に対戦したとき。前日名古屋の飲み屋で深夜まで盃をあげていた。北の富士が酔っ払って、
「明日は本気でやろうか・・・・」
 といい出して、ガチンコでとってみたところ簡単に突き落としで勝ってしまった。なんと弱い大関だと思った。その弱い北の富士が10回優勝している。いや、させてもらってきたわけで、やはり偶像の横綱なのだ。
(前掲書p28)


北の富士は、NHKの解説やスポーツ紙のコラムなどを書いているが、彼にそんな資格はない
舞の海に至っても、NHKに出て、いろいろ力士に文句を言える立場でもない。
非常にがっかりさせられたが、今は、相撲を観ながら、「あれは八百長だ」と叫びながら、酒を飲んでいる(笑)。
そして、貴乃花は、偉大な横綱だったのだ、と思うようになった。
この本を読んで、相撲を観るのも面白いと思う。

大相撲ファンは、鹿砦社の「復刻新版 八百長 〜一刀両断相撲協会〜」必見である。
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2023年05月25日

メモる 23

4回目。

ひどい話で、ナチス、統一協会、麻薬、9.11、つながりがあるのねえ。
メモ的に羅列しておきます。

副島
反共右翼=統一教会の英語Mooniesは、教祖文鮮明の頭文字のMoonから作られた言葉。欧米白人諸国にも居て世界中で通用する。
(「世界人類を支配する悪魔の正体」p2)




副島
 筑波大学は統一教会 Moonie university です。福田信之という創立者で学長をした男が、ムーニーです。だから今の筑波大学はムーニーで有名です。
(前掲書p25)




BF
 それで安倍晋三の話に戻ると、統一教会というのは、1954年に韓国で設立されたということになっているけれど、軍事的なつながりということで言えば、もっと古く、第2次世界大戦中にまで遡ると思うのです。
 ドイツが敗戦する直前の1945年3月に、キール軍港から日本へ向けてナチスのUボートが出航してきます。日本軍の参謀も乗船していました。ところが、ドイツが敗北してしまったために、そのUボートは日本には来なかった。一部は降伏しましたが、この戦争はまだ終わっていない、と考えるドイツや日本の参謀たちが乗った艦は、西アフリカのサントメ・プリンシペ島に向かって、そこに多数の潜水艦を隠したのです。そして、そこから南米のパラグアイに渡っていきました。ヒトラーも死なないで、パラグアイに渡ったと言われています。そのパラグアイは、戦後、世界の麻薬の物流の重要拠点になりました。
 で、南米に渡ったヒトラーたちナチス系列のドイツ人が経営する牧場の隣が、統一教会が経営する牧場だったのです。そう考えると、南米と統一教会とのつながりの起源は1945年にまで遡れるのではないかと私は思います。

副島
 パラグアイは現在、ムーニー(統一教会)の国らしいですね。大統領以下、政府閣僚たちがムーニーに加入している。これは世界中で大きな噂になっています。

BF
 ええ。ストロエスネル(alfredo Stroessner 1912-2006)というドイツ系の大統領を長く務めた人がいて。

副島
 そうそう。そのストロエスネルは、いったいどうやって統一教会員になったのですか。

BF
 ですから、敗戦したはずのナチスドイツの残党と、日本帝国の残党が、南米でアジール(避難所)を作ったわけです。そして世界中への麻薬物流で裏金を作った。もともと覚醒剤というのは日本軍が開発したものじゃないですか。兵隊が何日間も戦えるようにと。ヒロポンとか。
 だから、第2次世界大戦で負けたナチスと、中野学校を擁した日本軍の巻き返しがパラグアイで始まった。そして、戦後、世界の麻薬生産の3大中心地は、アフガニスタン、北朝鮮、そして南米ですよね。統一教会はここに絡んでいます。日本軍の残党は覚醒剤担当なんです。

副島
 私の父も九州で医者だったのですが、ヒロポンをやっていた。私の母親が心配して怒っていました。ヒロポンとか覚醒剤が敗戦後の日本で広がって蔓延していたようです。私の父は1923年(大正12)年生まれで、最後の海軍です。ポツダム少尉と言われて、敗戦直後に形ばかりの2階級特進で除隊している。そのときの日本は焼け野が原でメチャクチャだったみたいです。
 そうするとドイツ人の研究者たちをアメリカへ連れて行ってやらせたMKウルトラ計画とも関係してきますね。

BF
 そう。有名な話ですけど、CIAというのは、Cocaine Importing Agency「コカイン・インポーティング・エイジェンシー」の略だと言われますからね(笑)。ついでに言えば、南米はコカインですが、ヘロイン(阿片)は中国共産党に負けた国民党が、東南アジアミャンマーのあたりで栽培、製造を担当しています。そして、北朝鮮は覚醒剤。CIAは各域ごとにそれぞれ自分たちの国際ネットワークを持っています。

副島
 それら世界麻薬密輸のCIAとアメリカ特殊軍の親分がリチャード・アーミテージだというのですね。

BF
 アーミテージは実行部隊のトップでした。だがその上にパパ・ブッシュがいた。パパ・ブッシュが、アメリカに逃れてきたアメリカを乗っ取ったナチス勢力のトップでした。そして、アーミテージは、パパ・ブッシュの奥さん、バーバラ・ブッシュの甥っ子だと言われています。そして、バーバラ・ブッシュは、アレイスター・クロウリー(Aleister Crowley 1875-1947)という悪魔崇拝者の娘なんですよ。
 だから、安倍晋三は、ナチスグループの統一教会グループです。中国を潰す計画に加担していた。アメリカは安倍を使って日本の軍事力をものすごく拡大させた。
 2001年の「9.11」(同時多発テロ事件)というのは、要するにナチスグループのクーデターでした。あのとき出来た「愛国者法」という法律は、ナチス憲法(ヴァイマール憲法)の緊急事態条項とそっくりですからね。
(前掲書p78)
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アメリカは、政権転覆が大好きだ

3回目。

アメリカがイラクに戦争を始めた時の理由は、大量破壊兵器の存在であったが、探しても、それは出てこなかった。
しかし、本当は、本当にあるはずだったのだ。
あ〜、びっくりした。
ここまでやるかよ!

BF
 あの連中は中近東でもっととんでもないことをやっています。
 私は、イランの元国王のシャー・パーレビの息子たちと会ったことがあります。彼らが言うには、イラクは中性子爆弾を積載したミサイルをブッシュからもらい、他の大量破壊兵器ももらった。それで、どうぞイスラエルを撲滅してください、と言われた、と。中性子爆弾は人間は殺すけど、建物は無傷で残ります。
 しかし、イラクはそれらを使わなかったのです。そして、2003年には、「イラクには、「イラクには大量破壊兵器(WMD)があるぞ、あるぞ、イラクに侵攻しないといけない」とアメリカ国中が騒いだ時、サダム・フセインは、「済まないが、この大量破壊兵器を、イランが預かってくれないか」と言ってイランに預かってもらったと言うのです。そうやって、大量破壊兵器がイランに持ち込まれたわけです。ブッシュたちにしてみれば、イラクが大量破壊兵器を持っている一番の証拠は、自分たち自身が売ったということだった。

副島
 その大量破壊兵器をブッシュがイラクに売ったというのは、1991年の湾岸戦争(The Gulf War)のときの話ですね。そしてそれが2003年のイラク戦争(The Iraq War)のときに見つからなかった。

BF
 そうです。自分たちが売ったのだから、絶対持っているはずだと思ったのです。それをイランが預かっていた。そして、イラン政府は、オバマが大統領になったときに、「こういうわけの分からないミサイルを、私たちは預かっていますが、私たちは要りませんから、買い取ってくれませんか」とオバマに言った。だが、オバマは断ったという話です。
 だから、イランが「あと数か月で核兵器を持つ」とずっとアメリカが言い続けているのは、このもともと湾岸戦争の時にアメリカからイラクに供与された大量破壊兵器が、イランに秘かに流れてきている。このことを知っているからです。イランがずっとそれらを持っていることを知っているから、イランは西側同盟やイスラエルを脅すことができる。イランはそれらを使おうとしませんが。

副島
 使うだけの技術がないのでしょう。

BF
 いや、あるけど。イランの人たちは全面核戦争を起こすようなことを考えない。正常な常識があるから。
(「世界人類を支配する悪魔の正体」p298)


殺されたフセインやイラクの人たちにとって、とんだとばっちりだ。
オバマは、ノーベル平和賞をもらったくせに、アメリカのやったことの始末もできない。
謝ることもしない。
こいつらは、ウクライナの件といい、この件といい、表ではいい顔をしている偽善者である。

BF
 世界を一番上から支配している人たちは、そういう対立をわざと、いとも簡単に利用していると言えます。日本の小学校の運動会でやる赤組、白組みたいなもので、下々のものを適当に赤を白に分ける。分ければ対立する。お互い敵対するように仕向ける。そして殺し合いをさせて、全体は自分たちが管理する。
(前掲書p74)


これが「分断して統治せよ(divide and rule)」。
東アジアの緊張というのは、次の二つの記述で、示されている。

BF
 問題は、中国がこれまで弱すぎたから、中国を強くしないとこの対立が実現しない。そこで例えば、「ブッシュ・中国・ファウンデーション」(Bush Foundation for U.S.-China Relations)の議長をやっていた息子ブッシュの弟のニール・ブッシュ(Neil Bush 1955-。三男。次男はジェブ・ブッシュ)が中国にミサイル技術を提供した。それまでの中国のミサイルは制度がなっていなかった。そこに最新の技術を提供して、ピンポイントで当たる技術を与えた。とにかく、中国をアメリカと対等にしないと相互の殺し合いにならない、という理由から。

副島
 その時すでに、ブッシュ家の親分はデイヴィッド・ロックフェラーでしょ。そもそも、おじいちゃんのプレスコット・ブッシュ(コネチカット州上院議員だった。テキサスに移ってロックフェラー財閥の代理として石油ビジネスで大儲けした。以来、ブッシュ家はテキサス州から立候補する)の時代からブッシュ家はロックフェラー家の家来になりましたでしょう。
 デイヴィッド・ロックフェラーが、毛沢東が死んだ(1976年)あと、すぐに北京に行って、ケ小平と組んだ。そして「東風21」という、米空母(エアクラフト・キャリア)を、1発で仕留める対艦弾道ミサイルを、中国に無償で上げたんですよね。いわゆる空母キラー”です。このことにアメリカの軍人たちが今も怒っています。あれは、たしか1978年で、キッシンジャーとデイヴィッド・ロックフェラーが訪中した時です。
(前掲書p294)





BF
 当時、北朝鮮にはノドンという短距離弾道ミサイルがありました。
これがソ連のスカッドミサイルを改良したものです。アメリカは長年、このスカッドミサイルや、その後の「RSD10パイオニア」というソ連の中距離弾道ミサイルに対抗できるものを開発していた。ところが冷戦が終わってしまうと、ロシアのスカッドミサイルやRSD10パイオニアミサイルを撃ち落とす技術がせっかくあるのに、その売り先がなくなった。そこでアメリカの武器商人たちが北朝鮮にただで上げたのです。

副島
 それがテポドンになったのですか。驚きですね。

BF
 そうです。

副島
 それは1998年ですね。あの発射実験の時に、パキスタンから視察が来ていて、実験成功を見て、是非このミサイルを売ってくれと北朝鮮に言った。

BF
 そうそう。私の情報では、あの発射実験は、じつはアメリカが北朝鮮に、1億ドル上げるから、発射実験で日本の上空を超えて飛ばしてくださいと頼んだという話です。それで実際に飛ばした。そして東京の外国人特派員協会で記者会見があった。私も行きました。「大変だ、北朝鮮はキチガイだ、こんな危険な国が隣にあって、これから日本はどうするんだ」と、大騒ぎでした。で、そのあと、アメリカの営業マンがやって来て、日本政府もパトリオットミサイルを購入して配備すれば大丈夫です、とすべてこういう感じでしたよ、当時は。

副島
 パトリオットミサイルでテポドンをインターセプト(迎撃)できる。迎撃ミサイルだ。うまく出来ているものですねー。ホントに。

BF
 ええ。ちょっと高いけどって(笑)。それでアメリカは冷戦時代から開発していた技術を売ることができたわけ。
 だから、アゼルバイジャンとアルメニアの紛争のときも、本当は武器営業用のデモンストレーションみたいなものでした。

副島
 ホントに日本はいいカモですね。いつもそうやってアメリカに高い兵器を買わされてきた。
(前掲書p72)


オバマ政権の時、ウクライナでやったことは、汚いの一言。
麻薬を使ってか!
これほど暴露されると、ビクトリア・ヌーランド一味は、きっとタダでは済まないような気がする。

BF
 2014年の時、どういうふうにアメリカがウクライナで政権転覆を引き起こしたかというと。アメリカ国務省が都市の中心地にテントを建てて、デモに参加する人たちに1日50ドルを支払って人集めをしたのです。それがそのあとキエフにも入った「ウクライナ人」の正体です。日本人感覚で言うと日当5万円の手当をもらって、デモがないときはそのテントの中で麻薬をやりたい放題。その代わりに我々がデモをやれ、と呼びかけたときにはそれに参加しなさいというのが条件。それでいっぱい暇人が雇われた。抗議デモというには名前ばかりで、実質暴動です。そこで警察がそれを止めるわけですね。そのとき、あらかじめ用意していた第3者が、政府側と反政府側の両方でいっせいに撃ち殺し始めた。そうすると双方が本気怒って戦うようになった。それで計画どおり親ロシアの政権が倒れた。

副島
 2014年2月のウクライナのキエフの独立広場で起きた、いや計画的に起こされたマイダン暴動ですね。

BF
 そうです。マイダン暴動。その当時、ロシア政府寄りと言われていたヤヌコーヴィッチ大統領が、じつは裏で賄賂をもらっていて、すぐにキエフから逃げました。そのあと彼らのエージェントだった者(オレクサンドル・トゥルチノフ)が大統領になりました。
(前掲書p34)


次の記述などを読むと、大手メディアのロシア批判は、一方的過ぎるのではないか。
「アメリカは、こうだった」とは、100%報道しない。

BF
 今、ロシアの空爆のせいで、キエフの電気などのインフラがすべて止まったとか騒いでいます。例えばアメリカがイラクを攻撃したとき、アメリカは、まずすべての電力施設を爆破しました。それをロシアは、今までウクライナで10か月間、遠慮してやらなかった。

副島
 このことはあまり報道しませんね。

BF
どうもロシアは本気で戦っていません。総動員令が出ていませんから。
(前掲書p101)


電通を解体せよ」に示した電通ブラックリストこそ、真実を語る人たちではないか、と思えてくる。
posted by T.Sasaki at 15:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

破壊力のあるベンジャミン・フルフォードのメルマガ

ふたたび、こんにちは。

前日、「世界人類を支配する悪魔の正体」について書いたが、その続き。
日本人というのは、英語は読めるけど、どうやら、書いて表現するのは難しいよみたいだ。
米軍の戦略みたいなものはあるが、本当のところ、なぜそうなのか、まだわかっていない。

副島
本当は、自分で英語でガツガツ書いて発信して、これが日本発の大きな真実だ、ってやりたいんだけどね。これをできる日本人はいないんですよ。バカばかりで。だから、この役割の一部をカナダ人であるフルフォードさんにやってもらっている。日本には、実用(プラクティカル)英語だけできて、ちゃらちゃら生活英語、日常会話は過不足なくできるというお姉さんたちが200万人ぐらいいるけれど。知識人で英語できちんとした知識人英文を書ける人は今もいないんです。やたらと難解なだけの学者(学術)論文ではなくて。政治評論雑誌(高級言論誌)に、「うーん。こいつの文章はスゴい。この人は頭がいい」と読者たちを唸らせるだけの迫力のある文章を英語(及びヨーロッパ語)で書ける日本知識人はいない。遂に1人も出なかった。今もいません。まことに残念ですが・・・・。
 これも大きくは、ローマン・カトリックが仕組んだと思う。文部科学省を使って。おかしな英語公教育をやらせ続けた。文科省の中に、今も、カトリックの司祭が来ていて、日本の教育を監視して統制しているようです。

BF
 船井幸雄さんが生前、言っていました。戦後、船井先生の家に米軍の幹部が滞在していた時期があったそうです。そのとき船井先生は、米軍の幹部に「これからこの国から天才が出ないようにするんだ」と言われたそうです。頭がいい日本人が出たら困る。日本人で一番頭がいい人間でも、自分たちより絶対、下のレベルにする。逆から言うと、一番頭がいい日本人より自分たちが必ず上に来る、という状況に常にする、という意味のことを言われたと私に言っていました。
(「世界人類を支配する悪魔の正体」p187)


ベンジャミン・フルフォードさんが「おわりに」に書いていることだが、彼の英文メルマガには、世界で5000万人の読者がいるという。
この数は、すごい!
日本は、報道統制で目を覆いたくなるくらいだが、それでも一応、世界の中でも、言論の自由に関しては、保障されている国の一つだ。
欧米でさえ、ジャーナリストが殺されるのは、日常にあり、彼がアメリカに住んでいたら、きっと殺されているかもしれない、と自身がいう。
したがって、彼は、しばらくアメリカへ行っていない。
その日本で、生きていながら、危険な情報を流せる、というのは、日本のソフトパワーの一つなのだそうだ。

ここで話を安倍元首相暗殺の件に移すが、この指示をした人間がいる。

副島
 それで、今回も安倍処分を決定したのは誰かという情報として、キッシンジャー、リチャード・ハース、メーガン・オサリヴァンの3人の実名ではっきりと名指しして来たのです。しかも、これは決して機密情報ではないと。ワシントンやニューヨークの記者たちはみんな知っている。本当のアメリカの国家機密情報だったら、そのことを日本で書いた私は今ごろ殺されて(消されて)います。だから、私はまだ殺されていません。
(前掲書p113)


これを聞いたベンジャミン・フルフォードさんは、ある人物へメールしたら、次のような反応があった。

BF
 するとすぐ、そのメールの相手から、文字化けしたメールになっていたと返事があって、「何かメールのやり取りを邪魔する操作が行われたのかもしれません」と書かれていた。そしてその直後に、今度はMI6筋の人間から妙なメールが来た。極小フォントで書かれているから何が書いてあるのか分からなかった。ところが、これをワードにコピーペーストして拡大してみると、「注意してください、あなたは殺される可能性があります」と書かれていました。
 この2つのメールが意味することは、日本国内の個人メールのやり取りが、明らかにロックフェラーの息のかかった何者かに閲覧されている、ということです。
 私は安倍晋三が好きだったわけではないけれど、あんなふうに一国の元首相を殺したりするのは、昔からキッシンジャーの得意とするところでした。
 このことを私は、英語の有料メルマガにも書きました。そうしたら、リチャード・ハースが外交問題行議会の会長を突然、辞任したのです。

副島
 へー。ああそうですか。

BF
 おそらくメーガン・オサリヴァンもどこかへいなくなっていますよ。キッシンジャーも狙われたみたいですよ。
(前掲書p120)


破壊力抜群のメルマガである。

日本のソフトパワーは、ほかにもある。
海外資産をたくさん持っていることである。
日本の対外純資産は400兆円を超え、31年連続で世界最大の債権国である。
日本は、終わりだとか、何だかんだ言われても、基本的に真面目で、しっかりしている国なのだろう。


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静かな鷲埼

こんにちは。

今日も早帰りで、鷲埼に入港。
遠くに見えるのが、姫崎。

鷲埼.JPG

昨日の帰港は2番船だったが、今日は、1番船(笑)。
他船は、まだ頑張っている。
私は、下手くそなので、こんな不漁になると、気持ちが切れて「もう帰ろ」となる。
「やる気がない」と言われれば、「その通り!」としか答えようがないが、それ以前に、資源不足が心配される。

この鷲崎地区は、過疎の地域であり、非常に静かな所だ。
時間が止まっているみたい。
温泉と同じで、読書には最適。
以前は、携帯電話不感地帯であったが、今は、バリ5。
だから、乗組員は、すでに酒を飲みながら、スマホをいじっている(笑)。
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2023年05月24日

人間牧場の起源と現在

こんばんは。

すでに「世界人類を支配する悪魔の正体」から引用しているが、ここで紹介する。
ディープ・ステイトとか、カバールとか、興味ない人は読まなくていい。
この本の目的、というか主題は、副島先生とベンジャミン・フルフォードさんとの対談形式で、ディープ・ステイトの本体は何なのか?どこから来たのか?いつからあるのか?ということを考え、結論は、欧米以外の価値観、すわなち、私たち東洋人の価値観のほうが、世界にとって好ましい、というものである。
「分断して統治せよ」というアメリカやイギリスの帝国的な考えは、いわゆる「人間牧場」的であり、殺し合いの元凶であるが、その上位には、それを肯定するような思想がある。
その原型は、人類史のはるか昔、農耕が始まった頃に登場しているのではないか、という。
BFとは、ベンジャミン・フルフォードさんの略。

BF
今の中近東で古代の人間たちが、それまでは、それしかなかった狩猟民族をやめたとき、人類は3つに分かれた。1つはそのまま狩猟民族を続けた人たち。次は運河や灌漑設備を作って農業を始めた人たち。3つ目が遊牧民族。遊牧民族は、数は少なかったけれど、肉は食べるし、乳製品も摂っている。だから、がたいがよくて、馬を乗り回してたくましかった。
 古代の遺跡の発掘で分かっていることは、農業をやるようになった人たちが人口ではずっと多い。でも、遊牧民族と比べると、体は小さかったし、強くもなかった。数だけが多かった。遊牧民族は、家畜を支配する技術をもっていたから、草を食べる動物たちを支配できた。だから人類は農業をするようになって、3つ目の遊牧民系の人々が動物だけでなく、草を食べる人間たちをも家畜としてずっと支配し続けた。このことが、じつは現代にまで至る欧米の長い長い歴史なのです。私はそう見ています。

副島
 そうか。だから動物だけでなく人間をも生贄にする遊牧民系のセム族が、定住民である農業民を奴隷にしたと。鋭い理論ですね。これまで、私たちはずっと、農耕民(定住民)のほうが豊かだから、遊牧民を駆逐した、と教えられて来ました。そうではなかったんですね。なるほど納得しました。
(「世界人類を支配する悪魔の正体」p284)


セム族とは、簡単に言えば、ユダヤ人などの中近東のあたりの人を言う。
で、最近、世界中で、子どもたちが突然いなくなる事態が起きているが、もうひどいもので、一つはペドフェリアで、一つは生贄ではないか、と。

BF
 昔、バアル Baal という、モレク Molech ともいう神様がいて、カルタゴもこの宗教だったのですが、子供を生贄にする儀式をしていた。バアルは雷や稲妻の神様であり、そこから天気や豊穣の神様であったと言われています。この神を崇拝する人たちは、旧約聖書でも昔からユダヤ人の敵とされていて、ユダヤ人と激しく争っています。
 左ページの写真は、1933年のシカゴ万博のときに行われたこのグループの祭典の様子を写した写真です。この儀式を15万人の観衆の前でやっています。このとき、イスラエルの初代大統領や、ロスチャイルド家の人たちも大勢出席しています。

副島
 1933年と言えば、ナチスドイツができた年ですけどね。

BF
 ホロコーストってどういう意味かご存じですか。

副島
 ヤギの生贄を神にサクリファイス(犠牲、供犠)として捧げること。

BF
 そう。この神様、モレク神に捧げるわけです。

副島
 最初はヤギだけど、ほんとは子供だ。人間の子供。それも自分の長男坊を捧げなければいけない。篤い信仰の験として。

BF
 そうです。

副島
 それはノウマド(nomad 遊牧民)の歴史から来ているんでしょう。

BF
 そう。この人たちがもう何千年も前からユダヤ人と戦っていたわけ。そしてそれが今も続いているということなのです。そしてこの人たちの神が、エジプトではセトと言われていた。

副島
 そうでした。そのセトが、サタンになったんだ。

BF
 この人たちはユダヤ人と戦いながら、同時にユダヤ人のふりをしている。でも、本当のユダヤ人ではない。いまもユダヤ人のふりをしている。ユダヤ教ではバアル神は邪神です。これを崇めるということは、本当のユダヤ人ではない。旧約聖書を読めば分かります。
(中略)
 だから、この一緒くたにされたユダヤ人の中で、本当はかなり昔から歪みがありました。問題は、この中の悪魔崇拝グループ、まさに先の写真が示すモレク神(バアル神)を信じるグループが問題の根幹なのだ。この認識が、いまようやく欧米でも広まりつつあるのです。
 FBIの統計では、毎年アメリカで4万人ほどの子供が行方不明になっています。行方不明の捜索届けが40万人以上出ていますが、ほとんどは家出か何かでだいたい3日かそこらで帰ってくるか、見つかります。ところが、そのうちの約4万人は永遠に帰って来ない。行方が分からない。この子たちはこういう儀式で犠牲になっていると言われています。

副島
 ペドフィリア(pedophilia 異常な幼児性愛症)問題と関わるということね。
(前掲書p230)


現代では、ウクライナ戦争でよく登場するネオナチは、もちろんナチスが前身である。
ホロコーストという言葉の意味からも、この通り、ナチスと本当のユダヤ人とは、昔から敵対している。
日本人をゆさぶる統一協会の起源も、ナチスと関わりが深い。
これは、後ほど紹介する。

恣意型コロナ病が登場してから、ビル・ゲイツやクラウス・シュワブの世界経済フォーラムなどで提起されている人口削減策の大元の考えは、チャバドという変な思想グループにある。
ユダヤのカルト・グループであり、聖書の一部分を極端に解釈し、普通のユダヤ人たちから嫌われている。

BF
 このチャバドの創設者のシュヌール・ザルマン(shneur Zalman of Liadi 1745-1812)という人が書いたものを読むと、ものすごいことをずいぶん言っています。例えて言うと、仏教の中の仏教を装ったオウム真理教があったようなものです。
(前掲書p66)


チャバドの中のサバタイ派、サバタイ・ツヴァイという人の教えであり、カバールとチャバドの考えについて、引用する。

BF
英語で一般に「カバール」というのは、陰謀を行う少数のグループのことです。たとえば、日本の財務省の中に、日本銀行の国有化を目指している「カバール」がいるとか、そういう使い方をします。
 チャバドというのは、カバールという言葉が持つ意味も引きずっています。というのも、カバールとユダヤ神秘思想の「カバラ」には関係がある。ただ、語源的にはまったく別です。チャバドの人たちは、一所懸命、自分たちのことを正当化しようとしていて、聖書の世紀末予言に出てくる2大大国、ゴグとマゴグの戦いが起きて、人類の9割が死んで、生き残った人たちは自称「ユダヤ人」の奴隷、いわば人間家畜になる、というカルト思想です。この自称「ユダヤ人」の1人につき2800人の奴隷がつく、という思想です。
(中略)
 本当のユダヤ人は、人間を家畜にするなんて思想は持っていません。我々以外の人間は家畜であり、殺してもいいのだ、という発想は、本来のユダヤ人とは何の関係もない。だから、チャバドの人たちを批判することは「反ユダヤ主義(anti-Semitism 直訳は「反セム族」)」ではないのです。こんな連中はそもそもユダヤではないからです。
(前掲書p64)


実際に、このチャバドのことを利用してユダヤ人を悪者にし、いろいろな戦争を起こす連中がいる。
軍産複合体がその一つである。
その元締めが、例の人間たちである。

BF
 現在、デイヴィッド・ロックフェラー・ジュニアとかそのグループの人たちは、私の情報では、全員スイスにいます。このグループは、いま、英語でいうと「ルール・ベイスド・ワールド・オーター(rule-based world order)という言葉を使っています。

副島
「ニュー・ワールドオーダー」の次の言葉ですか。

BF
 その裏は、一所懸命、自分たちのこれまでの権力を温存しようとしているだけです。頻繁に最近のプロバガンダ・マスコミに出てくるスローガンです。この人たちこそ、国連、BIS(国際決済銀行)、世界銀行、IMF(国際通貨基金)といった国際機関をすべて私物化しているグループなのです。

副島
 それらはすべてダボス会議(世界経済フォーラム)とつながっています。

BF
 そうです。あのグループです。

副島
 ダボス会議の議長のクラウス・シュワブは「グレート・リセット」Great Reset”「大いなるやり直し」と唱えています。

(中略。シュワブの有名な変態写真のことが書かれてあり、LGBTQの躍進は、彼に発端があるのかもしれない。LGBTQの立場からは、彼は変態ではない。いずれ、変態という言葉は死語になるかもしれないなあ。笑)

BF
 私は、長年、いろいろダボス会議のことも調べてきました。そうしたら、結局、スイスにある「オクタゴン」というグループの人たちと重なるんです。その大元は、歴史的にはエジプトのファラオにつながると自称している人たちです。
 彼らの組織は大きく3つに分かれていて、戦争担当、金融担当、宗教担当です。ほら、よく欧米権力の秘密のオベリスク(尖塔)というじゃないですか。エジプトから持ち出して、1つはワシントンDC(ワシントン記念塔)、1つはロンドンのシティ(クレオパトラの針)、そしてもう1つはローマ、ヴァチカン(サン・ピエトロ広場)にあるオベリスク。で。彼らの発想は、自分たちはエジプトのファラオの正統な継承者だ、自分たちも神様なのだという発想なのです。要するに、もう誇大妄想を超えたところにいる連中なんですよ。

副島
 やっぱり、彼らも悪魔教(ダイアボローイズム)なんですか。

BF
 彼ら自身は、それを「悪魔教」と呼ぶのは悪口だって言います。「我々はルシファーと言う」と。要するに、この世界は、これだけ憐れなことが起きているから、この世界を作った神様は悪いやつだと。だから神様を打ち倒して、正しい神であるルシファーに置き換えるのだと。神様を倒そうとする願望を持っている誇大妄想の連中です。

副島
 ゴッドではなくてルシファーだと。それはイルミナティが最初に作った思想ですよね。ルシファー Lucifer は「明けの明星」で、ヴィーナス Venus が「宵の明星」だ。どちらも金星 Venus ですよね。
(前掲書p88)


このイルミナティには、2種類あって、グノーシス派イルミナティとP3フリーメイソン。
グノーシス派は、世襲を認めない能力主義であり、一方のP3フリーメイソンは、血統主義。
悪党のほうが、P3フリーメイソンであり、どういうイルミナティなのか、引用する。

彼らは、自分たちは、2万6000年前から地球外生命体の指令を受けていると言います。この地球外生命体は、人類の歴史を操る計画を持っていて、天体の動きに合わせて地球にやってきているそうです。
(中略)
 ついでに言うと、ヨーロッパの王族の血統というのはこの2番目のイルミナティである、カエサル(シーザー)の男系血統と、旧約聖書に出てくる古代イスラエルのダヴィデに遡る女系血統との混交でできている。王様の紋章にワシがついていると、それはカエサルの子孫を意味します。ライオンがついていると、ダヴィデの子孫を意味します。
 さらに、先ほども話した、古代エジプトのファラオに連なると自称するオクタゴン・グループというのもまた別にある。とにかく欧米権力の最高峰のところの考え方は普通じゃない。ちょっとぶっ飛んでいるとしか言いようがない。一般の我々からすると、「非常識」なのです。
(前掲書p92)


したがって、私たちが、「まさか、そんなの陰謀論であり、実際には存在しないよ」と思うのは、ごもっとも!
世界の最上級社会の人たちのほうが、ぶっ飛びすぎているから(笑)。

そのため、ベンジャミン・フルフォードさんは、次のように判断している。
これが本書の結論だと思われる。

ロシアがそいつらと戦っている、でいいと思う。要するに、この悪魔教の者たちの、世界を2分して戦争を起こしてやろうとか。そういう邪悪な考えではなくて、先ほども言ったように、みんなで仲良くしていく世界を目指そうと、ロシア、中国は考えている。とそう思うけれど、でも、そのためにまんまと戦争させられている、と見るならば、ロシア、中国も操られている。この見方も成り立ってしまいます。
 だけど、アジア的な発想は、間違いなく、どうやったら、そういう悪魔的な考えの人たちを排除して、みんなが共存できる世界を作り上げることができるか。この方向に向いていることは間違いない。
 いままで、欧米人は自分が家畜化されていることも知らず、知らないうちに屠殺されていた羊だった。でも、アジア的発想は、殺される羊じゃなくて、自分たちで、この捕らわれて囲われている柵を出て、自分の足で牧草地めぐりを楽しむ羊になろうよ、ということだと思うのです。でも、それは羊飼いにとっては、絶対認めることができないことだ。いま、このストーリーの中で世界が再編されようとしている、ということではないかと私は思うのです。
(前掲書p94)


最初、読んだ時、頭の中がぐちゃぐちゃだった。
対談形式の本なので、あちこち話が行ってしまうのは、しかたがないのだが、まとめるのに時間がかかった。
たぶん、「へぇ〜」と思うだけで、本を読んだ人たちは頭を整理するのに、大変だったと思う。

ダボス会議に招かれて行ってきた日本人もいる。
彼らは、たぶん、これらのことを知らない。
会合に招かれたら、「会議の内容に同意するとは限りませんよ。それでもいいなら、出席します」という前置きをして参加しないと、同意したものとみなされ、内容を否定しようものなら、攻撃される可能性がある。
何も考えないでダボス会議に参加した人たちは、日本人として、東洋人として、もう終わっているかもしれない。



以下は、オマケ。
まずは、プーチン

副島
 1999年の12月31日に、エリツィン大統領、プーチンが首相だったのですが、その時、プーチンがエリツィンに「もう辞めなさい。殺さないから、引退して、どこかで静かに暮らしなさい」と言ったんですよ。だから翌日の2000年の1月1日からプーチン大統領です。正式にはこのあと3月に大統領選挙があってからですが。私は当時、このことに気づいてびっくりしました。それから22年が経ったわけです。その間にロシア人の男の寿命が58歳ぐらいから67歳ぐらいまで伸びたんだそうです。ウォッカばかり飲んでいたロシアの男性が、プーチンの国民教育でぐっと長生きになった。

BF
 お酒を飲まなくなったんですよ。

副島
 プーチンが、酒を飲むのをやめて、スポーツをしなさい、とロシア国民の健康のことを配慮した。これは大変すばらしいことだ。普通、政治指導者はこんなことをしない。国内の権力闘争で手いっぱいだ。だから私はプーチンを尊敬するようになりました。

BF
みんなアル中だった。私も覚えています。ソ連時代、ロシアの男たちはみんな昼間からウォッカを飲んでいました。みんな55歳ぐらいで死んでいた。
(前掲書p60)


それに比べ、決定的なことを何も言おうとしない岸田首相の別名は、遣唐使。

副島
相手の意見(主張)をいつまでもじっと聞いています。ずっと。そして自分の考え(意見)は何も言わない。言うとすれば、「その件について検討します」と言う。だから岸田は検討使、遣唐使(8世紀、9世紀の中国の唐の帝国への国家使節)だと言われました。
(前掲書p147)


次、アメリカの謀略で終わった田中角栄に謝ったアメリカ人。

副島
 そうですね。角栄を1974年から、まず文藝春秋社を使い、そして1976年7月27日にロッキード事件で逮捕して、角栄を痛めつけた。ところが、このことはあまり知られていませんが、後年、時間が経ってからキッシンジャーは、寝たきりになった角栄の目白台の家へ、謝りにいっています。悪かった、と。
 ただ、南米とかで悪いことをいっぱいしましたね。チリの左翼のアジェンデ政権を軍隊を動かして打倒した(1973年9月11日)。それから、1979年10月26日に、韓国大統領の朴正熙(パク・チョンヒ)を射殺させた。KCIAの長官、金載圭が、たった4人の宴席で、まっすぐに座ったまま、射殺した。その理由は、朴正熙が、自分の引退の花道に「韓国は核を持つ」と宣言したからです。この決断は、アメリカ政府のレッドライン(越えてはいけない一線)を超えたからです。安倍晋三と同じです。

BF
 キッシンジャーは世界中でさまざまなトップを殺しています。それは「リアル・ポリティクス」なんだと言っていましたが、もういいよ、と私は思います。
(前掲書p128)


それから、シュワブの仲間は、たくさんいる。
LGBTQの保護、推進は、世界的な流れなのである(笑)。

BF
 フランスも、ロスチャイルドのマクロン劇場もまもなく終わります。だってマクロンは、児童売春をやっていたって知っていました?それで自分のお客さんだったおじいちゃんと結婚したのです。それが今、ブリジット・マクロンと名乗って女装している奥さんです。おかしいですよ。オバマもそうです。ミッシェルは間違いなく男です。だから、公人になるときに、じつは私は男です、といって出ればいいはずなのに。それが彼らへの脅迫材料として利用されていることが問題です。みんなをバカにしている。ほんとに。だからすでに末期症状です。
(前掲書p306)


もう呆れかえって、楽しいとしか、言いようがない。
posted by T.Sasaki at 20:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月20日

風力計(ウエザーステイション)

ふたたび、こんにちは。

私は、船に風力計が欲しかった。
しかし、意外に、これが高価なので、おもちゃを付けてきた。

ウエザーステイション.JPG

華奢な取り付けなので、いつまでもつか。
ピッチングがあっても耐えられるように、細い綱で一応結んでおいた。

ネット通販で、ウエザーステイションで検索すれば、出てくる。
まあ、いろいろやってみて、ようやく使い方がわかった。
説明書は付いてくるが、英語。
日本語は、販売元からダウンロードするようになっている。
あ〜、めんどくさい。

モニターがこれ。

ウエザーステイション2.JPG

風力はもちろんだが、その他、いろいろある。
二酸化炭素濃度やPM2.5なども測定できるらしいが、信用できるのかね(笑)。
まあ、おもしろい。
posted by T.Sasaki at 16:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 漁船設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

深浦から佐渡へ

こんにちは。


日本海へ行く時は、いつも深浦というところに寄る。
ここは、私がいか釣りの船頭として、本格的に日本海デビューしたところ。
そのためもあるのだが、ここで凪待ちする。

定置網の水揚げの合い間に、市場の職員と話を少しした。
ここの山の上には、「ゆとり」という温泉ライクな浴場施設があったが、ボイラー設備の更新時期が来て、その費用を出す余力がなくなったらしい(ということは、純粋な温泉ではなかった)。
残念である。
過疎になり始めると、過疎を止めるのが難しくなる。
このまま行けば、宮古の未来もそうなるだろう(行政の管理職、つまり、50歳以上の人間たちが、まず役職を若者へ譲ること。若い人たちのほうが頭に柔軟性があるに決まっているじゃないか!)。

しかたがないので、これもまた山の上にあるのだが、深浦観光ホテルの風呂に行った。
ここも温泉とはなっているが、なにせ、加水、加温、循環風呂のため、私の基準では、温泉とは言えない。
源泉かけ流しが、温泉である。

そのホテルで、人参ジュースを買って、飲んでみた。

ふかうら人参ジュース.JPG

飲んだ瞬間は、トマトジュースのような感じ。
でも、味は、にんじんか。
裏書の原材料名を見ると、濃縮にんじん、濃縮レモンとある。
ニンジンのみでは、味に難があるのだろうか。
レモンで味を調整しているようだ。

生にんじんは、崎谷食によると、非常にいいそうだ。
写真の後ろに映っているのは、はちみつである。
はちみつは、万能健康食品である。

そして、佐渡に来た。
昨年は来なかったから、みんなに忘れられていると思ったが、みんな覚えていた(笑)。
一昨年は、5月にロクなものが獲れず、赤字だった。
特に、初日は0尾、2日目に1尾だった。
黒字になったのは、6月になってからだ。
それが、今年は、初日から水揚げがあり、単価が異常なほど高い。
全国的に、するめいかの超大不漁だからだ。
この大不漁は、水産庁の政策の結果である。

これほどの資源不足を考えると、いか釣り漁業以外、つまり、トロールやまき網は、するめいかの禁漁をやったほうがいい。
posted by T.Sasaki at 16:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月18日

電通を解体せよ

こんにちは。

電通という会社は、解体したほうがいい。

 3.6兆円もの予算オーバーとなった東京オリ・パラ。その原因となったのが談合や中抜きの税金搾取だった。組織委員会では、大手広告代理店・電通からの出向社員の一部に日給20万円が支払われていたという。常時10人ほどがお茶くみ程度の仕事しかないのに、4年間で総額19億円。
 もっとも、そんな実態が漏れ、事件化したのは、電通社員全員がその甘い汁を据えているわけではないからだ。
「電通内でも勝ち組・負け組に分かれるんですよ」と話したのは、グループ企業に勤務する30代若手社員。
「クールジャパンという名目で、国が無駄な金を億単位で垂れ流しているのを見てきましたが、オリンピックはケタ違い。五輪関係で出向したヤツが急にフェラーリに乗りだし、高級マンションを買ったりしていた。得た金の一部を上司に上納する者もいて、まるでヤクザ」(同前)
 そうした電通マンのことを、内輪で「電通オリンピアン」と呼んでいたというが、これに嫉妬したのが、同じ電通でも部外者の社員たち。
「社内資料を持ち出してマスコミに流せば、勝ち組を撃ち落とせるんですよ」(同前)
 それでも摘発されたのはごく一部だから、多くは勝ち逃げた。その電通オリンピアンとやらは「だいたい幹部の息子や政治家の親族とかコネがある奴ばかり」だという。
「そんな税金ドロボウの仕組みを作るのば電通の仕事になってしまっている感じで、働いていてイライラすることも多いです」
 とは、別の社員。悪質なのは、政治家が広告代理店と強く結びついていることで、公金を仲間内にバラ撒いているわけだ。
(「紙の爆弾」2023年5月号p31)


東京のマンション価格が平均で1億円超えになったそうだ。
電通の勝ち組みたいな世渡り上手が住むんだろうなあ。

https://www.nippon.com/ja/japan-data/h01657/ (「nippon.com」)

電通は、それでも進撃する。
今度は、AIを使って、金儲けをするようだ。
これは、電通に入社し、AI事業に携わっていた人の話である。
「ビッグテック5社を解体せよ!」の物語を体現している、と言っていい(「スマホユーザーの監視、追跡、そして、独占」参照)。

「僕は学生時代から広告やマーケティング方面の勉強をしてきたので、まさにAI事業への参加は夢が叶った形でした。情報を集めて分析して、人々に合った商品やサービスを、より精密に提供することで、スムーズに商品を販売し、企業の利益を増やす。社会がより便利になるためのAI活用を理想として勉強してきました。
 しかし実際に働いてみるとまったく違いました。人々の動向を分析するのではなく、人々を誘導して商品を買わせるように仕組むという逆の考え方なんです。消費者にできるだけ自己決定能力を失わせていくためにはどうするか、その考え方ですべてが進んでいます。だから、情報を分析しても、その人の好みに合わせた商品の提案ではなく、こっちが売りたいものに誘導できそうな人を選別する。いま取り組んでいるデータ収集は、正直プライバシー侵害じゃないかというところに踏み込んでしまっています」
(「紙の爆弾」2023年6月号p54)


まるで、ビッグテックがやっているそのものだ。
これが、少子化対策として、巨額の補助金を政府からもらうために、結婚マッチングサービスと融合する。

「ここでも好みのタイプ分析にとどまりません。結婚を成功させた方が儲かるので、利用者に自分のタイプだと錯覚させるよう誘導するのです。まさに人の意思決定を奪うものだと思います。自然に恋愛していくのではなく、恋愛させるように仕向け、そして結婚式や、新居・家具などを売りつけていく。これを国の補助金でやろうなんていう壮大な計画です。もし半分ぐらいしかうまくいかなくても集めた個人情報はいくらでも応用できてしまうので、これは怖いです」
(中略)
「これは旧統一教会の『合同結婚式』、教祖や幹部が勝手に選んだ人と結婚させるのと同じ仕組みです。むしろ統一教会が絡んでいるって嘯く人がいるくらい。だって、教会がそこに入り込めば、信者との結婚をたくさん生み出せるわけですから」
(前掲書p54)


国のカネ、すなわち、私たちから巻き上げた税金をかすめ取ることに、電通は慣れているのだろう。

私がお世話になっている重茂のT丸の主張に、国民の汗をかいて生み出した収入は、政府のATMだ、というのがある。
まさしくその通りである。
国会で都合よく、新税を作ったり、増税したり。
やりたい放題だ。
国会議員は、民間の経営者としては、失格である。

電通の最も悪の部分は、言論の自由を、民間部分で封じていること。

私の名前は電通が秘かに業界に配っているブラックリストの1ページ目に載っています。これに載ると「この者たちをテレビ、新聞は使うな」となる。本当に黒い表紙の冊子です。
(「世界人類を支配する悪魔の正体」p189)


この「私の名前」というのが、「副島隆彦」なのである。
つまり、テレビや新聞を読むより、電通の言うことを聞かないエロ週刊誌のほうが、まだマシだということらしい。

こんな会社は、解体すべきだ。

posted by T.Sasaki at 12:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月17日

楽天もソフトバンクも、使いたくない

4回目。

ちょっと前に、「ビッグテック5社を解体せよ!」を読み、ネット通販を、アマゾンから楽天市場に乗り換えたが、しかし、楽天にはがっかりした。
この三木谷氏は、ロクでもない人間だ。

 ついにインターポール(ICPO・国際刑事警察機構)に国際手配されたガーシー前参院議員。彼を追い込んだのは、芸能界に影響力のある安藤敬春元警察庁長官では、という声も強い。
「11年8月に暴力団との関係を報道されたタレントの島田紳助が引退。当時、長官だった安藤氏は、その直後に『社会的影響力の大きい芸能界だからこそ、暴力団との関係遮断を実現しなければならない』と述べた。ところが、安藤氏は翌月に突如辞任した。その後芸能プロ・アミューズの社外取締役に就任した。暴力団対策を口実に天下った印象があります」(芸能記者)
(中略)
 アミューズでは、20年前に所属俳優の三浦春馬が不審死。ファンが、説明を拒否するアミューズや、警察の“自殺”発表に疑問を持ち、アミューズの事務所や、現場検証した三田署、警視庁・警察庁前で抗議活動を続けている。
 その安藤氏は楽天の三木谷浩史会長に招聘され、3月末にグループの社外取締役に就任。三木谷氏もガーシー氏から攻撃されていた。
 ガーシー氏は昨年の参院選前に「ある企業のM社長が、いま戦争で大変な状況になっているウクライナの女性を集めて、いかがわしいパーティをしていたらしい。そこには他にも大企業の社長たちがいて“これがガーシーに見つかったらエライことだね”と言っていたらしい」と動画配信。これに三木谷氏は、「ウクライナの人が戦争で苦しんでいるときに、戦争を忘れ(させ)てあげようと思ってパーティをしちゃいけないの?」と、ツイッターに投稿。だが、流出した動画は18年に撮影されたもので、ウクライナ戦争とは関係がないともいわれる。
(「紙の爆弾」2023年6月号p35)


国会議員やマスコミが総動員となって、ガーシー紙を潰したのには、何かわけがありそうだ。

楽天は、ケータイ事業で、巨額の赤字を抱えており、今、増資を行っている。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2023051600751&g=eco(「時事ドットコム」)

そして、ケータイ事業では先行するソフトバンクも、裏を見れば、この通り。

 OS分野では日本製の「TRON(トロン)」が有望なプラットホームだったが、これを華僑人脈と組んで“潰し工作”したのがソフトバンク・孫正義だ。
 孫について、その商法は詐欺まがいで「ワラシベ長者経営」だと、公認会計士の細野裕二は「財界展望」に書いた。プロの財務分析では、会社の中身はボロボロだ。公認会計士の山根治も「決算書を見て驚いた。正気の沙汰ではなく、イチかバチかの大博打だ」と書いている。こんなペテンが放置され、日本では孫は起業家として称賛されているのだ。
(中略)
最近のソフトバンクはもはや通信事業者ではなく、扱う資金が巨大になって投資ファンド化を経て、投機から博奕稼業に移行し、カジノ経済の寵児となった。
 最近はニューヨークのナスダック市場でソフトバンクは「鯨」と呼ばれ、オプションを買って40億ドルの相場を張り、GAFA株で5兆円相当もの投機をしたと報じられた。1兆円近い赤字決算に、苦しくて賭博場に行き生活費を稼ごうとしたソフトバンクの手口は、多重債務者と同じだと、ファイナンシャルタイムズを始めとした海外メディアから、非難と嘲笑を買ったのである。
(「紙の爆弾」2020年12月号p63)


トロンOSを潰した張本人が、孫なら、許せん!
こんな奴のケータイなど、絶対に使わん!
今から2年以上前の記事の引用だが、これがソフトバンクの現在。

https://www.iforex.jpn.com/news/%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%AFg%E3%81%AF2%E5%B9%B4%E9%80%A3%E7%B6%9A%E5%B7%A8%E9%A1%8D%E8%B5%A4%E5%AD%97-202305111347(「iFOREX」)

それでも、余裕があるんだなあ。
ケータイ事業なんて、どうでもいいじゃん。

https://news.yahoo.co.jp/byline/kandatoshiaki/20230501-00347821(「Yahoo!ニュース」)

こういうネットワークサービスはどれも、何でも独占しようという考えなのかもしれない。
やっぱり、NTTかな。



posted by T.Sasaki at 17:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする