日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2021年10月29日

貧乏人の買い物

こんばんは。

すれ巻きばっかりで手が痛くなった。
ガソリン代が恐ろしく高くなってきたが、気晴らしにダイソーへ。

ダイソーで見つけたオシャレなメガネストラップ。

メガネストラップ.JPG

これ、老眼対策。

私は近眼だから、新聞や本を読む時は、メガネを外せばいいが、そのメガネをどこへやったのか、わからなくなる時がある。
探すのに時間がかかる。
しかし、ストラップをつけて、首にぶら下げれば、探す時間はゼロ。
慣れるまでは、やはり探した(笑)。
こんな不景気では、老眼鏡も買えないが、「プラチナだぜ!」とうそぶく。

ダイソーまで行くのに、車が必要だが、春のいさだ漁期中に買った。

旧型プレオ.JPG

中古のプレオ。
どこかの会社のお古だろう。
2台置いてあった。
30万円だったが、意外にも、これがいい。
手動ウインドウ以外は、前のアルトより、走りもいいし燃費もいい。
2万キロしか走っていないからだろうか。
無段変則も素晴らしく、高速道路以外なら、普通乗用車に簡単についていける。
ちょっとくらいスピードを出しても、おっかなくない。

みんなみたいに高価な車には乗れないから、私としては満足している。
高齢者マークがついている通り、ほとんど乗ってはいないけれど。
早く免許返上してくれよ(と言っても、いうことをきかない先代)。

私の車は、トラックか自転車。
自転車はいい。
燃料はかからないし、体にもいい。
貧乏人には、これが一番いい。
posted by T.Sasaki at 20:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月28日

ロープのすれ巻き

こんばんは。

ロープ類は、太陽光線にさらしておくと劣化が早く、特に、ダウンスーパーはもろい。
したがって、ロープを使い終わったら、倉庫にしまうか、シートをかけておく。
ところが、常時係船の場所がある場合、岸壁に係船ロープをそのまま置いておくことが多いだろう。
あまりに暇なので、今日から、そのロープにすれ巻きをやり始めた。

すれ巻き.JPG

この黒いロープは、「かごの保護綱の再利用」と同じものであるが、以前は、ロープにビニールテープを巻かずにこしらえた。
先代は、なぜか、すれを巻く前に、ビニールテープを巻いていた。
理由は知らなかった。
しかし、最近になって、ようやく気がついた。
冒頭で、太陽光線で劣化すると書いたが、理由はそれ。

すれを巻いても、必ず、すれの綱の間には、太陽光線の通る隙間ができる。
ということは、しましまに劣化してしまい、いずれは切れる運命になる。
よって、直射日光を防ぐために、ビニールテープが必要だったのである。

これで、船がいかれるか、船をやめるまで、もやいロープはもつだろう。
いや、新品ではなく、思いっきり直射日光を浴びたロープだから、切れるかもしれないなあ。
posted by T.Sasaki at 20:59| Comment(0) | 漁業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月27日

年寄りの選挙

ふたたび、こんばんは。

今度の選挙に限らず、テレビで、若者の希望を持たせるような話をする立候補者がいる。
いる、というより、どこにもいて、そう言っている候補者は、50歳をほとんど過ぎているだろう。
私はテレビを見ながら、いつも、「そう思うなら、出てこないで、若い人を担ぎあげればいいじゃないか」と思う。
若い人が政治家になって、仮に失敗しても、それは許される。
許されるのだ!

今、50以上の年寄り候補が出てきて、何ができる?
何もできない。

漁業の世界を見ると、中央政治の世界より、もっと悲惨だ。
今、高齢の理事や組合長たちに、何ができる?
せいぜい、現状維持だ。
彼らが、若い人たちの意見を汲むことができるだろうか?

私は、たぶん、いか釣りで旅歩きしていない人間なら、きっと、理事くらいにはなっている。
今でも、地区代表の理事で、「おまえ、やれ!」と言われても、時間的にできないものはできない。
理事会に出席できないのに、理事になれるわけがないじゃないか。

私は、宮古漁協の理事会に出て、誰がどういう意見を言うのか、それとも、誰も意見を言わないのか、参加してみたい気持ちが大いにある。
本当のところ、漁協の理事会が機能しているのかどうか。

過去の理事会決定、これは、すでに事業化され、結果はわかっている。
例えば、宮古魚市場拡張に関することは、明らかに失敗だ。
その時、だれか異論を言った人がいたのかどうか。
現在でいえば、誰か、反省の弁を言う人がいるのかどうか。
そして、これらのことを、50歳前の若い人たちが、どう思うのか。
私とすれば、大いに若い人たちが、文句を言ってほしいと思う。

ここで、50歳以上の年寄りたちも、文句を言うかもしれない。
若い人たちだって、何をやらかしたかわからない、と。
しかし、今後の未来の責任を負うのは、若い人たちなのだ。
年寄りたちは、事業の失敗を自分たちで負うこともなく、ただ若い人たちに残すだけだ。
それならば、若い人たちが失敗して、それを自分たちで償うほうがよっぽどマシではないか。
そのほうが、よほどスッキリする。

宮古を取り巻く漁業環境をから、年寄りたちのやる選挙を、私は冷めた目でしか見ることができない。
みんな同じにしか見えない。
posted by T.Sasaki at 21:01| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

メールソフトが、ぶっ飛んだ

こんばんは。

昨夜は、とんでもない大きなショックを受けた。
サポート切れの「windows 7」をそのまま使っていて(現在も使っているが)、付属のメールソフト「windows live」が、言うことをきかなくなった。
送信したつもりが、エラーが出る。

サーバーへの接続は失敗しました。
件名 '・・・・・・・'
サーバー: 'silk.mail.plala.or.jp'
Windows Live メール エラー ID: 0x800CCC0E
プロトコル: SMTP
ポート: 25
セキュリティ (SSL): いいえ
ソケット エラー: 10061


検索して、アカウントの再設定というのをやってみて、元のアカウントを削除したら、過去の送受信メールが全部消えた。
削除しなければよかった。
あとは知らない。

もう、そのまま寝た。

眠れるわけもなく、どうしようか考えた。
たとえば、電力請求書は、今は全部Webで表示されるようになっていて、いちいち封書は送られてこない。
メールソフトが使えなくなるということは、もしかして、ブラウザソフトも使えなくなる可能性もあるのだ。
だから、いずれ、自分の使った電力量や請求金額もわからないことも起こりうる。
それでも、口座振替は、ずっと行なわれるだろうから、税務申告には困らないなあ、と安心する。
その他、いろいろとWebに頼っているものもあるが、とにかく、どうにかなるだろう。

まあ、結論は、メールソフトを変えてみよう、ということと、いざとなったら、ネットから決別してもいいかなあ、と。
今さら、年もとって、どうでもいい感じ。

そう考えたら、ぐっすり眠れた。

朝は5時頃には目が覚めるから、それでも30分くらい布団にいて、起きて、早速、メールソフトをダウンロードし、このパソコンに入れてみたら、ちゃんと動く。
送受信を自分の携帯からやって、試運転はバッチリ。
こういう前世代的な使い方でも、ちゃんと動く。
それと比較し、会社関係のセキュリティを厳格にやらなければならない場合、常にサポートの期限を気にして、新しいOSに切り換えなければならないのは、非常にかわいそうに思える。
特に、専門的な知識のない私の同世代の人間にとって、これは非常にハードルの高いものになる。
毎度、サポート切れのOSから、更新、更新の嵐。
まるで、恣意型コロナ病のワクチンと同じ。

ということで、いつか、このブログも、更新できなくなる日が来る。
そのときは、しかたがないんです。



posted by T.Sasaki at 20:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月26日

コップ2杯まで

ふたたび、こんばんは。

恣意型コロナ病の感染者が減少した。
みんな異常に思っているだろう。
本当に急激だ。
医療現場に余裕がなくなってきた時、感染者数を水増しして発表していたのかもしれない、と勘ぐってしまう。

善意をもって考えれば、飲食店での飲み過ぎがなくなったからではないか。
飲み過ぎは、肝臓に負担をかけ、体力低下、免疫力の低下を招く。
そういう場面を、シックネス・フィールドというのだろう(「自覚症状のない全身炎症について」参照)。
ここで、感染症に罹患する環境が生まれる。
一応、飲食店の時短営業の効果が出た、ということになる。

このことから、恣意型コロナ病の飲食店の対応を考えてみる。
飲み過ぎないよう、店側としては、あまり飲ませないように、コップ2杯まで、とか、そういう営業のやり方をすれば、時短営業をしなくても済む。
くだを巻く迷惑な客も、これで少なくなるだろうし、飲み過ぎそうな人には、「それ以上は、どうぞ、店外で飲んでください」と言えばいい。

飲み過ぎは、社会の悪だ。
病気の原因を作り、国全体の医療費を増やす。
翌日の体調も悪くなり、仕事もはかどらない。
ひどいのは、酒気帯び運転で、警察はうんざりする。

コップ2杯まで。
個人差もあるだろうが、これで、社会がヘルスネス・フィールドになる。
posted by T.Sasaki at 20:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

乗組員をアルバイトに出す?

こんばんは。

北海道から帰ってきて、休んでいる。
その後、漁が少しあるようだが、どうせ私が行っても邪魔にされるだけだと思う。
それだけ、魚群が少ないということ。
八戸でも、いい時でさえ、1隻平均10箱を越えればいいほうで、本当に惨めなものだ。
こうなると、船を動かしていても、あまり意味のない感じになる。
せっかくオーバーホールしたエンジン、定周波発電機類、いか釣り機の消耗を考えると、休んでいたほうがいい。
極めて漁が少ないのだから、休めば、それだけ魚類資源も生き残ることになるだろう。

そこで、乗組員の給料をどうするか、と考えたら、“奉公”に出すのが、きっと正解だ。
他の職場へ臨時アルバイトで雇ってもらい、その賃金と本船の給料との差額を、私が乗組員に支払えばいい。
こんな大不漁になると、乗組員は、ただ給料をもらって遊んでいるようなもの。
魚類資源復活のため、船を休めて、乗組員を他の職場へアルバイトに出すのも一考ではないだろうか。
posted by T.Sasaki at 20:15| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月17日

家という粗大ゴミ

ふたたび、こんばんは。

2日間のサイクリングで、何軒か解体作業が行われていた。
明らかに何年も人の住んでいない空き家も、多数ある。
これは、どこの過疎地でも同じで、私の近所にもある。
人の住めないくらいにあちこち穴があいていれば、それは資産ではなく、超粗大ゴミである。

私は震災後、家を建てる必要はなかった。
空き家を探せば、たぶん、あっただろうし、災害公営住宅に応募すれば、住むことはできたに違いない。
無理やり住宅ローンを組んで、借金返済を苦にするのもバカげている。
しかし、年寄りは、やっぱり自分の家に住みたい、というから、しかたなく住宅ローンを借りた。

結局は、被災地には空き家が増えている気がする。
その空き家は、何年も人が住まず、手入れもしなければ、ただのゴミになる運命なのだ。
固定資産を持つ、ということは、それを維持するための費用を払うことになり、やがては、その廃棄費用も考えなければならない。
そして、それは船も同じである。
これほど悲惨なするめいか資源では、いか釣り漁業は、もう何年ももたないのではないか。
その時、船の売買は停滞するだろう。
年もとり、船をやっていけなくなった時、船の解体費用まで捻出できるだろうか。
新造船を見て「いいなあ」とは誰しも思うのだが、「そのカネで美味しいものを食べていた方がいい」というほうに、分があるような気がする。

カックウ土偶の「ゴミになるな 土になれ」から、いろんなことを考えずにはいられない。
posted by T.Sasaki at 19:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ゴミになるな 土になれ

こんばんは。

今日もサイクリング。
朝起きたら寒いので、今度は臼尻の南側をサイクリングした。
行きは追い風でスイスイ走ったが、どこまでも似たような街並みで、函館まで行ってしまいそうなので、というのはウソで、向かい風が嫌なので、川汲港から引き返した。
向かい風だと、やっぱり手が冷たくなる。
体は汗をかいているのに。

その帰る途中、ゴミ回収箱にこんな絵が描いてあった。

ゴミになるな.JPG

図柄は、ここの名物、カックウ土偶(南茅部の中空土偶のこと)。
「ゴミになるな 土になれ」
思わず、自転車を止めて、写真を撮ってしまった。
私たちには、こういう意識が足りないのではないか。

翻訳すれば、土偶はこう言っているような気がする
「自分のことだけ考えるな 少しは社会の肥やしになれ」
posted by T.Sasaki at 19:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月16日

サイクリング観光

3回目、こんにちは。

昨日、暇だったので、函館市縄文文化交流センターに行ってきた。

http://www.hjcc.jp/

臼尻港から歩いて10分くらいしかかからない。
そこで、アスファルトが縄文文化の一つであるのがわかった。

縄文1.JPG

そして、縄文人も、イルカ、オットセイ、クジラなどを食べて生きていた。

縄文2.JPG

縄文3.JPG

午後になっても暇なので、鹿部にある温泉の噴水を、自転車で見に行くことにし
た。
しかべ間歇泉公園。

http://shikabe.jp/skk/

マップで見れば、片道15qくらいあり、往復30q。
大したことはないと思ったが、しかしママチャリには、向かい風はきつすぎた。
気温が低いから膝が痛くなり、体まで冷えてきた。
てっきり温泉もあると思って、湯道具も持って行ったが、あるのは足湯のみ。
そこで、温泉蒸気が吹きあがるのを待つ。

しかべ間歇泉.JPG

これが、噴気孔。

噴気孔.JPG

帰りは追い風だから、楽々〜。

そして、今日もサイクリング。
大船温泉が近くにあり、自転車で20分くらいでいけると教えられたが、実際には遠く、山の上にあったので、50分もかかった。
もちろん坂は、自転車を押した。
目的地は、函館ひろめ荘というホテル。

http://www.hotel-hiromeso.grats.jp/

毎日運動だ。
私が自転車をこいでいると、通りかかる軽トラックのおじさんたちは、奇異の目で見る。
ここでは、そんなに自転車が珍しいのだろうか。
posted by T.Sasaki at 14:40| Comment(0) | 観光・絶景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

裁判官にも、善人と悪人がある

ふたたび、こんにちは。

昨夜、「真昼の暗黒」というDVDソフトを観た。
昔々、若いころ、映画キチガイであったころ、映画評論の教科書みたいな本を読んで、片っ端からVHSビデオをレンタルした。
だから、生まれる前の映画もたくさん観た(現在の映画は、ほぼ観なくなった。だからわからない)。

その中でも、「真昼の暗黒」の感動を覚えている。
そして、DVDソフトを購入して観たが、やはり抑えることのできない感動が沸き起こる。
これは、実在した事件、裁判を、そのまま再現したものである。
裁判中に公開されたものであり、公権力によって、妨害もされている。

八海(やかい)事件(検索すれば出てくる)。
異例ともいえる最高裁からの差し戻し2回。
計7回の裁判を経て、無罪判決を最後に勝ち取るが、幸せの絶頂のあったものを不幸に陥れ、長期にわたる刑務所暮らしを強制した罪は、非常に重い。
どの事件、いや、どの政策でも、誤りを誤りと認めない態度が、その根幹にある。
本ブログの副題に「違ったら直そう」という態度が、どの業界にもあれば、それほど他人を不幸に陥れることはないと思う。

他界した漁業法の神様の書いた「海の守人論」という本に、プレミアがようやくなくなって、比較的安価で手に入れ、今、読んでいる。
どの漁業権に関する本でも、ほぼ必ず書かれてあるのが、平成元年最高裁判決である。
この判決は、誤りであったことがわかっている。
しかし、最高裁は、それを未だに認めていない。

この漁業権に関しては、水産庁はしっかりしいている。
平成元年最高裁判決の後、これでは関係漁民が苦しむ、という理由から、平成5年漁協合併助成法で対抗し、関係漁民を救済した。

世の中には、良い人もいるし悪い人もいる。
これは、どの業種にも、まんべんなく存在するだろう。
法曹界も同じだ。
良い裁判官もいれば、悪い裁判官もいる。
ましてや、検事、警察官も同様であり、医者もそうだ。
そして、私たちの味方のように感じる弁護士でさえ、とんでもない悪党も存在するらしい。
これは、保険業界の人が教えてくれた。

「真昼の暗黒」の八海事件は、冤罪事件である。
それでも、弁護士はちゃんとした人だったから救われたが、弁護士、検事、裁判官がどれも無能な場合、冤罪は、起訴された時点で、有罪にしかならない。
自分の身にそれが起きる場合を考えると、ゾッとする話ではないか。

(「紙の爆弾」では、毎号、冤罪事件を掲載している。無能な裁判官には、うんざりさせられる。)


posted by T.Sasaki at 14:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする