日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2021年08月29日

ブックマークをしよう

4回目。

毎度お馴染み、「ドクターヒロのリアルサイエンス」から。

イギリスで、今流行りのデルタ株コロナ病死亡者のデータが公表されています。
ワクチン2回接種者の死亡者が、ワクチン未接種者の死亡者よりも多い!
何、これ!

https://ameblo.jp/nomadodiet/entry-12694326361.html

イスラエルでは、コロナ病入院患者の6割が、ファイザー製ワクチン2回接種者!

https://ameblo.jp/nomadodiet/entry-12694143593.html

モデルナ製ワクチン接種で、2人死亡。
38歳と30歳で、解熱し、回復後に突然、死亡。
偶然にしては、かなり変だ。

https://ameblo.jp/nomadodiet/entry-12694807329.html

ワクチン信者(政府や日本医師会の信者)も含めて、「ドクターヒロのリアルサイエンス」をブックマークしたほうがいい。
posted by T.Sasaki at 16:15| Comment(1) | 病を駆逐せよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

東京都民の悲劇

3回目、こんにちは。

ずっと前(7月)に、都民ファーストの会所属の木下議員が、無免許運転で事故を起こしたニュースがあった。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210706/k10013121531000.html(「NHKニュース」)

彼女は、都議会で過激なことをしているから、無免許運転自体も、「大したことじゃない」という意識であったかもしれない。
彼女は、体力余って、他の都議を押し倒した。

議事進行に不満を見せた自民・共産が退席し、委員長席に詰め寄った際、木下都議が大暴れ。自民党の小松大祐都議を押し倒したとして暴行の被害届を出されていたのである。
「ひどいのは、騒ぎを見越していた木下さんが、計画的に乱闘を仕掛けていたこと。事前に仲間内で『押し飛ばすから手伝って』と呼びかけていたという話を聞きました(都議会関係者)。
 乱闘のきっかけは築地移転問題。公約だった市場跡地の再開発を小池百合子都知事が一転否定、説明逃れを続けたために、小池知事の“逃げきり”を阻止しようと野党が抵抗していた。
「そんな流れを見た木下さんが乱闘騒ぎを仕掛けて“事件”を起こし、本題を吹っ飛ばそうとしたわけです。しかし、木下さんに加勢する都議はいなくて、彼女一人が小松都議を突き飛ばすことになりました(笑)」
(「紙の爆弾」2021年9月号p31)」


彼女は、小池百合子都知事のお気に入りになりたかったに違いない。
しかし、小池知事のほうが、話にならないくらいの上手である。
「よくやりましたわね、おほほ・・・」程度だろう。
それを示す記事のリンクを紹介する。

https://bunshun.jp/articles/-/45897(「文春オンライン」)

小池知事の思い通りにならない職員は、すぐに飛ばされ、結果、周りには、彼女のイエスマンしか残らない。
つまり、隷属する職員だけが、都庁を動かすことになる。

上記リンクの、都庁幹部OBの一言がすごい!

あんな悪人に、私は会ったことがない

こういう言葉、普通、使います?
小池百合子都知事は、そういう人物なのか。

posted by T.Sasaki at 15:52| Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

本場八戸の大不漁

ふたたび、こんにちは。

私の叔母が、八戸の地元紙「デーリー東北」を私に読ませるために、保存しておいたのを読んで、びっくりした。
何と!第1面で、するめいかの大不漁を扱っていた。
どんな見出しかというと、

不漁深刻「今年は異常」八戸近海スルメイカ漁
大中巻き網船 水揚げ皆無 解禁1週間、異例の遅れ
小型船も上向く気配なく


小型いか釣り船の写真付きの記事があったが、その記事の一部も転載する。

 不振は小型船も同様だ。3日の昼イカ漁では28隻が551箱(1箱5キロ)を水揚げ。1隻当たり20箱程度にとどまり、ある漁業関係者は「油代にもならない。サイズも昔に比べ小さくなっている」と嘆く。このほか、9月1日から始まる底引き網(トロール)漁を懸念する声もある。
(2021年8月5日付「デーリー東北」1面)


そして、まき網船のするめいか初水揚げも、第1面を飾っている。

大中型巻き網船団 スルメイカ初水揚げ
八戸港3トン、解禁26日目
サバ交じり、小ぶりも高値
(2021年8月22日付「デーリー東北」1面)


私は、何度も、水産庁、岩手県沿岸漁船漁業組合に、岩手県の沖底団体へ、TACに関する協議の申し入れを要請したが、はて、どうなったのか?

たとえば、2そう曳きトロールの水揚げを、1日5トン制限とし、2トンオーバーして網に入ったとする。
2そう曳きトロールというのは、本当に入りすぎるのだ。
1カ統2トンオーバーとして、それが宮古魚市場に5カ統水揚げしているから、単純に掛け算して、10トンオーバーとなる。
それらを昨年は、外来いか釣り船のいる前で、堂々と軽トラック1台ずつ、乗組員に山分けしている。
もし、5トンもオーバーして入網したら、どうしているのだろう?
10トンオーバーして入ったら、どうしているのだろうか?

仮に、1日でトロール合計10トンオーバー、2カ月もそれをやってみたら、どういう数字になるのか?
1カ月20日操業したとして、単純に掛け算すれば、400トンもオーバーである。
この400トンものするめいかは、本来、生き残って、自分の体よりも大きな、たくさんの数の卵を産む。
もちろん、それら全部が孵化するわけではないが、とんでもない量なのだ。
くどいようだが、何度でも書く。

岩手県の2そう曳きトロールが毎年行っているTAC運用は、TAC制度の目的を、はるかに逸脱している。
こういう団体を、そのまま放置することは、許されることではない。

9月解禁で12月末までの4カ月もあるから、2カ月という数値で掛け算したのは、少なく見積もって、という話である。
水産庁報告の自家消費分を、どう報告しているだろうか。

こういう本場八戸の新聞報道、それも、第1面で、何度もするめいかの不漁を記事にされると、するめいかに関する行政の施策には、怒りすら覚える。
特に岩手県の沖底のやり方は最低であり、ペナルティとして、今年のするめいかは、2そう曳きに限り、禁漁すべきである。

posted by T.Sasaki at 15:26| Comment(0) | 2そう曳きトロールは最悪の漁法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

健全な八戸

こんちには。

八戸は、コロナ病の感染者が一気に増えて、92人、57人、42人と減っては来ているが、高水準で推移している。
そんな中、八戸に来た。
岩手沖には、するめいかがあまりに少なすぎて、どうにもならないから。

びっくりしたのは、日曜日恒例の舘鼻漁港の朝市が通常通りに開催され、駐車場は満杯で、相変わらず賑やかなこと。
私は、少々のことをあまり気にしない八戸の人たちの気性が好きだ。
自分と同じ性分の人たちが、きっと多いのだろう。
posted by T.Sasaki at 14:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月25日

ハードカレンシー

みたび、こんにちは。

ちょっと通貨のお勉強。
国際通貨とか、基軸通貨とか言われるものは、誰でも知っているドル、円、ユーロなど。
ただ単に、有力な国が発行しているから、というものではないようだ。

 では、ドルの「価値」はどのように決まるのか。最もわかりやすいのは、「アメリカ人のアメリカという国家への忠誠度」である。つまり、アメリカ政府が抱えた借金を、アメリカ国民がきちんと働いて返すのか、と言い換えていい。実は通貨の価値とは「借金札」としての有効性なのだ。
 その証拠にドル札には「BILL(お札)」ではなく「NOTE(証書)」とある。米国債の引き替え証書なのである。同様に「10ポンド紙幣」には「I promise to pay the bearer on demand the sum of TEN pounds(この紙幣の持参人には10ポンド分の価値との交換を約束する)」と明記されている。
 なぜ、借金札なのか。たとえば30歳男性が5000万円の借金をして、それを額面1万円の小口手形にしたとしよう。その場合、就職先、仕事ぶり、家庭環境などで、額面1万円の価値は大きく変動する。
 企業でも同じことをすれば、株価とは違う値動きになる。買収を繰り返して業績を急拡大するベンチャーと、三代目が継いだ地味な老舗企業では株価が圧倒的に前者が高かろうが、「借金札」として持つならば、後者となろう。これは借金札が相手の「信用度」そのものであるからだ。
 企業発行の通貨(借金札)があるとすれば、表面的な業績より、社員が会社に忠誠心を持っているか、経営者が社員を大切にしているか、福利厚生がしっかりしているか、そこが重要となる。そういう会社なら、会社が苦境になっても社員が逃げ出さず、負債を必至に返すと判断できるからである。
「ハードカレンシー」と呼ばれる国際通貨を発行する国家は「建国神話」で統合し、国民の国家への忠誠度が高く、敗戦のような状況でも国民が逃げ出さない。そして、いずれは国家を再建する。そんな「信用」があるのだ。
(「紙の爆弾」2021年8月号p99)


つまり、基軸通貨を発行する国民の大多数が、「借りたものは返す」という社会的に基本的なことを実行することで、貨幣の価値を担保するということだ。
それができない国の通貨は、ハードカレンシーにはなり得ない。

ところが、ハードカレンシーであるはずのドルの価値は下がり、「アメリカは、ハイパーインフレ前夜」となっていて、ドルは、「子ども銀行券」と揶揄され始めている。
その理由を引用する。

08年のリーマンショックの際、国際基軸通貨としての「ドル」の価値が揺らぎ、世界同時不況となった。サブプライムローンといった「インチキ」を行った結果、ドルの信用崩壊が起こったためである。
 その対策としてFRBは西側のハードカレンシー(基軸通貨)と無期限無制限の通貨スワップ協定を締結する。日本(円)、EU(ユーロ)、イギリス(ポンド)、スイス(スイスフラン)、カナダ(カナダドル)との間でドルは無期限無制限で交換(通貨スワップ)できるようにして、信用の揺らいだドルの価値を担保した。
 ここで重要なのは、この時点以降、「ドル」が米国内で流通するローカルカレンシーと国際決済できるG7が保障するハードカレンシーの二つに「分離」したことだ。
 それには理由がある。たとえば、FRBが勝手にジャブジャブとドルを刷れば、いくらでも円と交換して日本中の資産を買い集めることができてしまう。その対策として先の協定では、当然、「国際決済用のドル通貨」の供給量は、協定を結んだ各国の中央銀行で承認を必要とする。
 その管理を担っているのがスイスのBIS(国際決済銀行)だった。もともとBISは第一次大戦時のパリ講和条約(ベルサイユ条約)でドイツの賠償金受け取りの組織として立ち上げられ、以降は先進国の中央銀行とFRBが株式を保有してきた。このBISを使って先の通貨スワップを結び、G7の先進国蔵相会議、別名「BIS株主総会」で話し合っていたという構図があるのだ。
 これを理解していれば、バイデン政権以降、市中にばらまかれたドルは「米国内」でしか通用しない国内用ドルであることがわかる。つまりアメリカ国民が保有するドル資産の一部は、海外で使えなくなる可能性が高いのだ。
 今現在、コロナ禍で海外渡航が止まり、人・モノ・金が止まっているために気づきにくいが、実際問題として海外渡航者から日本の銀行で一部の「米ドル」の換金が断られるケースが相次いでいる。少なくとも今年印刷された大量のドル紙幣は、BISによる主要国通貨の裏付けのない「子ども銀行券」となるかもしれないのだ。
(「紙の爆弾」2021年9月号p98)


日本は、バブル崩壊時に、200兆円もの不良債権を抱えたが、1200兆円の国民預金という資産で、円の信用を維持し、頑張った。
バブル時の不良債権を生んだ人間たちは、もし、現在、復活と遂げていたならば、積極的に、公に寄付すべきである(特に日赤へ)。
一方、現在のアメリカには、ドルの価値を裏付ける資産がない。
だから、いずれ近い将来、アメリカ経済は崩壊する、と予想されている。

隣国の大国、中国も怪しくなっているということは、すでに、「不穏な中国の空気」で紹介したが、「では、私たちはどうすればいいの?」ということになる。

私たちは、世界経済を動かしている人たちから見れば、超貧乏人である。
カネもないのに、カネの価値が下がろうが、ほとんど変わりがない。
カネの価値が下がって、貨幣価値がゼロに近くなって困るのは、大金持ちなのである。
その辺に食べ物は転がっている、と言っていいほど、飽食の時代であり、デブの天国である。
ご飯を食べていければいいのだから、あとは、超貧乏人たちは、金持ちたちの行動をじっくりと観察していればいい。

と、楽観的に私は思っているのだが。

posted by T.Sasaki at 12:22| Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ビル・ゲイツの不思議

ふたたび、こんにちは。

ここでも恣意型コロナ病でたびたび登場し、散々あちこちで悪者になっているビル・ゲイツであるが、なぜ、ビル・ゲイツがワクチン好きになったのか、と問われると、よくわからない。
これは、西田健さんが「紙の爆弾」のコラム「コイツらのゼニ儲け」で指摘しているものである。

 そもそも論でいえば、ビル・ゲイツってスクールカーストでいう「ギーグ」(オタク体質)で、この手のタイプは好きなこと以外、基本、無関心です。その意味でも、コンピュータオタクだったゲイツが「ワクチン」やら「アフリカの貧困」とかに、本気で興味を持っているのか疑問視されてきました。事実、財団を立ち上げるまで、そんな素振りはなかったのです。
(中略)
 だいたい慈善事業をしたいというなら、マイクロソフトの創業者ですから、アフリカやアジアの子どもたちにPCやスマホをバンバン寄付して、通信用の電波塔を設置したり、プログラムやソフト開発などのスキルを身につけるサポートをすれば、誰もが「さすがビル・ゲイツ!!」と褒め称え、マイクロソフトの株だって上がるでしょ。逆に、これをせずにワクチン接種の財団を作った時点で「何者か」の指令があったとしか思えないのですよ。
(「紙の爆弾」2021年8月号p35)


ビル・ゲイツの性格というのは、直接彼と話している人以外は、ほとんど知らないだろう。
すべて、想像の世界であるが、引用した文章には、説得力があると思う。
人は、ある日、突然、「アフリカの子どもたちのために、ワクチン接種をしましょう!」となるのだろうか。
ビル・ゲイツが、「ワクチン接種をやっている」ということを初めて知った時でさえ、私は非常に違和感を覚えた。
ビル・ゲイツは、利用されただけなのかもしれない。
いくら金持ちになっても、悲惨な人生だ。
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新設した防食亜鉛の効果


こんにちは。

盆の前後、漁もパッとしないので、思い切って船を上架した。
いさだ乗組員の要求で、来期までにちょっと工事(ハッチコーミングを低くする)もやっておかなければならないので。
そうしたら、八戸でちょっとした大漁があった。
今月は、完璧な赤字である。

エンジンのオーバーホール後、エンジンやクラッチなどの防食亜鉛を交換したが、エンジンの亜鉛は、思ったよりも腐っていなかった。
8個のうち、2個は磨いて再利用。
意外に腐っていたのが、発電機側のクラッチ循環水の新設した防食亜鉛。
排水配管の防食亜鉛」で新設したもので、腐っているということは、それだけ海水の渦電流が発生していることであり、現状の銅配管も、少々薄くなっていると思われる。
付けて良かった。

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2021年08月24日

官僚たちの退職金没収

みたび、こんばんは。

私はいつも思うのだが、明らかに失敗した計画を推進した官僚たちの退職金を、すべて没収すべきだと。
彼らは、失敗しても、国民の選んだ政治家のせいにして、最終的に「政治家を選んだのは、あなたたちでしょ」と言って、自分たちの責任を回避する。
特に、原子力事業などは、長期間にわたることから、責任に所在がはっきりしない。
だから、退職金なのである。

退職金の没収でもしない限り、官僚たちは、責任回避しながら、突き進む。
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六ケ所再処理工場のガラス固化体は、失敗した

ふたたび、、こんばんは。

青森県の六ケ所再処理工場では、高レベル放射性廃液のガラス固化体を作れそうがないようだ。
すなわち、そのまま、青森県が、危険な状態のまま、核の保存場所となりつつある。

これは、盛岡にある「三陸の海を放射能から守る岩手の会」発行の「天恵の海」で報告している。

http://sanriku.my.coocan.jp/no.219.pdf

福島みずほ参院議員との協働で、質問主意書への答弁からわかったことだが、

「ガラス固化は失敗」「ガラス固化の成否」について、お答えすることは困難である。

というもので、ガラス固化が失敗していることを、暗に示している。

悲惨なものだ。
私たちの税金を、何兆円も使った(もっと増えて天井知らず)核燃料リサイクルの結末が、これである。

posted by T.Sasaki at 22:17| Comment(0) | 反核燃料リサイクル運動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

恣意型コロナ病の行く末

こんばんは。

何回打っても、効くのか効かないかわからないコロナ病ワクチンであるが、一応、東京都では、コロナ病肺炎で亡くなった人の割合は、ワクチン未接種の人が大多数を占めるとしている。

https://www.tokyo-np.co.jp/amp/article/125960(「東京新聞」)

アメリカでは、ワクチン接種反対の女性が、亡くなる前の遺言で、「ワクチン接種を」と言っていたそうだ。

https://www.afpbb.com/articles/-/3362500?cx_amp=all&act=all(「AFPBB News」)

世の中のニュースの9割は、ワクチン接種せよ、というものである。
その一方で、ワクチン接種で亡くなった、と正直に報告している都道府県もある。

https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/amp/1382502(「福井新聞ONLINE」)

たぶん、岩手県でもいるのだろうが、公表しない。
最近、私の住む高浜地区では、高齢者が相次いで亡くなっている。
盆行事と重なり、寺はかなり忙しいようだ。
私は、ワクチンのせいではないか、と思っているが、どっちみち、亡くなる順番だから、しかたがない、と考えた方がいい。

ワクチン接種を受けた私の父や叔母たちは、全くと言っていいほど、副作用がなかった。
注射したほうの腕が少しだるい、という程度のものであり、まったく平気である。
彼らは、普段から丈夫であり、なかなか風邪もひかないし、ひいたとしても、熱を出したり寝こんだりしたことはない。
もしかしたら、コロナ病にしろ、コロナワクチンにしろ、重症化するのは、やはり、体の弱った人がなるのではないか、と私は思う。
まあ、悪い言葉でいえば、命の選別、自然淘汰か。

しかし、貧困の中の医療現場というのは、常にそういうものなのだ。
著者は、スウェーデンの医者である。
彼がモザンビークに行ったとき、目の前の患者と病院外の人の健康のことで、他の友人の医者ともめたことがある。
どちらをとるか、という話である。

 残酷なものだが、極度の貧困の中では、命の勘定は避けて通れない。名前もわからず、どこにいるのかもわからない、何百人もの子供たちが、いまにも命を落としかけている。その子たちを救うために、わたしは目の前で亡くなる子供から目を背けなければいけなかった。われながら、血も涙もないやつだと思ったものだ。
 私の師匠、インゲヤード・ローズさんの言葉を思い出す。ローズさんは以前、コンゴとタンザニアで、宣教をしながら看護師として働いていた。彼女はわたしにいつも、こう言ってくれた。最も貧しい場所では、すべてを完璧にこなすことはできません。何かを完璧にこなそうとすれば、もっと大事なほかのことがおろそかになりますよ、と。
 顔が見える患者や被害者に集中しすぎて、数字を無視するようではいけない。問題全体から見れば氷山の一角に過ぎない部分に、時間や労力を使い切ってしまうと、助かるはずの命も助からないだろう。なにもかもが限られた状態では、特にそうだ。
「人の命が懸かっているときに、時間や労力の優先順位についてどうのこうの言うんじゃない。お前はなんて無慈悲なやつなんだ」と思う人も多いだろう。しかし、使える時間や労力は限られている。だからこそ、頭を使わないといけない。そして限られた時間や労力で、やれるだけのことをする。それができる人こそが、最も慈悲深い人なのだと思う。
(「ファクトフルネス」p165)


なんとなくであるが、人的資源の限られている中、現在の新型コロナ病についても、このことは言えるのではないか。
医者たちは、できること、できないことをはっきりさせ、社会をもっと有用に動かすべきだと思うのだが。

体の弱った人、あるいは、もともと体の弱い人には悪いが、医療が発達する前は、淘汰されたのだろう。
現在のこの人工ウイルスは、それを目的として、作られたのではないか、と私は勘繰ったりするが、強欲な人たちは、そういう考えはなく、飽くまで金儲けのため、だという。

 それ以上に深刻なのは、そのうちワクチン接種・非接触がソーシャルライセンス(社会活動の資格)となったときのこと。その確認のために電子チップ体内埋め込みの「義務化」にまで行く可能性がささやかれているのです。
 実際、スウェーデンを中心に、体内に埋め込んだ電子チップを「手かざし決済」などで利用する動きが急速に進んでいます。体内埋め込みまではいかなくとも、マイナンバーで各種口座など個人データと携帯端末をリンクさせ、個人のあらゆる行動を管理する大義名分に、コロナ禍とワクチンはうってつけなのです。
 世界の無能かつ強欲な権力者たちが、やたらとコロナ禍の恐怖とワクチンの必要性を煽っているのも、この個人管理システム導入が目的ではないか。
(「紙の爆弾」2021年5月号p37)


しかし、事態は思いもよらない方へと進んでいる。
ワクチンが効かない。
ワクチンの有効性を日本では一生懸命喧伝しているが、ワクチン先進国では、死亡者が増えている。

https://toyokeizai.net/articles/amp/450304?display=b(「東洋経済ONLINE」)

最終的に、ワクチンを接種しようがしまいが、あまり変わりがない、ということになりそう。



posted by T.Sasaki at 21:47| Comment(0) | 病を駆逐せよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする