日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2021年02月27日

いじめパンデミック

みたび、こんばんは。

今まで、このブログを更新しなかったのは、理由がある。
「岩手県沖底組合への提案」シリーズを、みんなに読んでもらいたかったからだ。
更新すれば、以前の文章は、みんな下へ下がっていく。
その間、いろんなことが起きたが、ものすごくショッキングなことが起きていた。

新型コロナ病で、不幸があった。
市内感染者の自殺である。
いじめ自殺である。
感染者がいじめられて、自殺した。
宮古市だけではなく、知れば知るほど、そのいじめは尋常ではない。

私は、近所のおばさんに、「私が感染者になったら、いじめますか?」と聞いたら、笑って「いじめるわけないじゃない」と言われて安心した。
その後、自殺事件のことを教えた。

私は、宮古のクラスター2件に関わった人(この2件のどちらにも偶然知人がいた。主に家族クラスターで終わっている)と話をした。
一人は、何にも症状が出ず、一人は、超高齢の親族がちゃんと治って出てきた、という話。
身近な人から話を聞くと、新型コロナが、どういう風邪なのかわかる。
実は、恐怖をばら撒いているマスコミ連中やお役人たちが、異常なのだ。

昔から、「悪い風邪」というのはあった。
孫が風邪を学校からもらってきて、家族にうつし、高齢のおじいさんやおばあさんが具合悪くなって他界した、という話は、よくある話であった。
過剰福祉社会で、すべての人間が死んではならぬ、という風潮になってしまった。
遺伝的差異や体力的差異で、病気なってしまうのは、しかたないじゃないか。
すべての病気で、すべての患者を救いなさい、という声は、理想すぎるし、これを、政治がやったら、医療崩壊を起こす。

私は、食物アレルギーを持っているから、新型コロナのワクチンは受けるつもりはない。
食物アレルギーは、何度もじんましんを発症すれば、どんどん重くなる。
最後に、じんましんになった時は、もう少しで、救急車騒ぎになるところだった。
「次は、死ぬのかな?」という気持ちもあり、食べ物には神経を使っているせいか、何年もじんましんになっていない。
こういう人間は、私だけではないだろう。
このような理由でワクチンを受けない人が、新型コロナ病に感染し、いじめを受け、死んでしまうことが、正常な世の中なのだろうか。

新型コロナは、少し重い風邪だ。
後遺障害も個人差ありすぎで、健康で普通に暮らしていれば、感染しても無症状だ。
子どもたちや若い人たち、勤労世代は、非常にかわいそうだ。
だいたいにして、「自粛警察」を引導している政治家たちは、高齢者ばっかりであり、若い人たちを何だと思っているのだ。

毎度おなじみの、副島先生の「学問道場」の掲示板を読んでほしい。
すでに、世界中の勇気のある医師たち、日本の勇気ある医師たちが、告発しはじめている。

「重たい掲示板」http://www.snsi.jp/bbs/page/1/

「重たい掲示板」というのは、以前は、「重たい気持ちで書く掲示板」であったのを略したものである。
これに投稿している人たちは、それなりの覚悟で書いているのであって、チャラチャラした気分で気軽に書いているのではない。
始めた当初は、やはり、いろいろな中傷もあったが、根気強く、運営していたら、それなりの価値が出てきた。
継続は力なり、ということか。

この中の、『[3016]新型コロナ感染症の特徴』は、もうさんという、新型コロナ最前線の臨床医が投稿したものである。
以前、「新型コロナ病の結論」で、彼の投稿を紹介したことがある。
このときから、ほぼ何も変わっていない。
風邪をひきやすい人は、何度もひく。
風邪がコロナであるかぎり、新型コロナがコロナの一種であるかぎり、この性質は変わらない。
そして、ダーウィン流に言えば、風邪に打ち勝つ丈夫な人が、生き残ってきた。
ただ、それだけなのだ。

重たい掲示板」の中で、紹介されている動画リンクの中に、コロナワクチンに関することがある。
新型コロナではない、通常コロナのワクチンは、開発に失敗している。
新型コロナのワクチンは、遺伝子操作による新手法で開発されたようだが、動物実験は省いている。
安全性は、非常に疑問だ。
そのことも、「重たい掲示板」で指摘されている。

ぜひ、読んでほしい。
感染者いじめが、どれほど、ひどいものなのか、理解できる。

テレビを点ければ、マスコミや政治の暴走は、とどまるところを知らない。
新型コロナパンデミックではなく、健常者への、いじめパンデミックだ。


posted by T.Sasaki at 17:38| Comment(0) | ワクチン薬害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

水産庁への『ご意見・お問い合わせ』

ふたたび、こんばんは。

2度ほど、いさだ調査に出港したが、魚探反応なしで、ただ戻り。
風もよく吹き、休みばっかり。
時間ができたので、懸案の2そう曳き問題を思い出し、水産庁の担当課へ電話した。
対応すべき職員は会議中であり、電話口の職員に説明したら、話を理解してくれた。
伝えてくれるとのことだった。
分からなかったら、私に電話をする、というので、携帯電話の番号を教えた(詳細はブログを読んでほしいと、このブログも教えた)。
その後、どうなったのかわからない。

このことは、みんなに知ってほしいし、特に、水産行政に携わる人たちは、無視できない問題であるから、「水産庁」の「ご意見・お問い合わせ」にも、次のように書いておいた。

岩手の沖底組合は、TAC制度を踏みにじっています。
TAC制度とは、親魚を確保し、魚類資源の再生産を促すものです。
それを、岩手の2そう曳きトロールは、1日の漁獲トン数を決めて、自主規制しているふりをしている。
底曳き網に入った魚は、たとえば、5トンというように正確に漁獲することはできない。
オーバーした分は、どうするのか?
そういう問題になってきます。
私は、この問題をブログで書いてきました。

http://platinum-room.seesaa.net/

時間ができたので、本日、水産庁にも電話で説明しました。
トロールの漁法の中でも、2そう曳きは、許可しないほうがいい。
資源を食いつぶすだけです。
1年か2年猶予を与えて、かけまわし漁法への転換をはかったほうがいい。

その他、補助金の使い方など、対応してくれた水産庁の職員には、提案しました。
いずれ、このことは、ブログでも書くことにします。


水産庁への電話は、Webサイトに記してあり、案内のお嬢さんが出たら、電話の目的を伝えれば、担当部署へつないでくれる。
ちゃんとした話をすれば、職員は理解してくれるはずである。

それから、『ご意見・お問い合わせ』のリンクは、結局、「農林水産省」に飛んで、下記のアドレスへ行く。

https://www.contactus.maff.go.jp/voice/sogo.html

みなさんも、今後、大臣許可に関する問題は、直接、水産庁へ話したほうがいい。
県などに意見することも必要だが、何せ時間がもったいない。
今後、ここに書くことと同じことを、『ご意見・お問い合わせ』にもコピーして貼り付けるのも、一つの方法だと思う。

posted by T.Sasaki at 16:37| Comment(0) | 漁業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

排水配管の防食亜鉛

こんばんは。

エンジンをオーバーホールしたため、いさだ漁の前は、エンジンの慣らし運転を兼ね、近所に生魚をあげるため、どんこかごを入れて操業した。
エンジンの仕上がり具合は、非常にいい。

ついでに、発電機などの油圧クラッチ循環水の銅配管(排水側)に防食亜鉛をつけた。

排水配管の防食亜鉛.JPG

中央の排水管がそれで、左側のがエンジン循環水、右側のがビルジ排水管。
5年前に、エンジン循環水の配管(排水側)に防食亜鉛を付けた(「八戸からバックしてしまった」参照)が、今のところ、異常ないので、同じように、ステンレスに防食亜鉛を組み込んだ。
銅パイプに直接亜鉛を組み込んでもいいと思うが、銅素材が柔らかいので、作る側が嫌がる。
そこで、中間にステンレスをかませて、亜鉛をつけた。
これで、海水の循環する金属製の配管には、すべて防食亜鉛が付いたことになる。

そして、目玉が、この煙突。

煙突の耐熱ペンキ.JPG

新品!

ではなく、ペンキを塗った。
昨年、日本海へ行った時、異常に煙突の立派な船があったので、お話しをしたら、ただペンキを塗っただけ。
何のペンキかというと、ホームセンターで売っている耐熱スプレーだそうだ。
「それで十分役に立つよ。」と笑っていた。
ぜんぜん磨かないでスプレーした。

昨年のいさだ漁のとき、エアコン配管が邪魔になったので、それもやり直し、不評だった水揚げのためのボンブも軽くして、リールも新品。

リール.JPG

準備ばかりはしっかりやったつもりだが、まだ、いさだの反応なし。
網の試運転をやっただけで、一度も網を使っていない。
すでに赤字の覚悟はしているが、それにしても・・・・。

posted by T.Sasaki at 16:12| Comment(0) | 漁船設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月24日

岩手県沖底組合への提案 5

こんばんは。

先日、岩手県から、さけはえ縄の報告書を提出するよう催促され、再び、昨年のノートを取り出し、記入してやった。
正月過ぎにすぐ、許可証付属の漁獲成績報告書を提出したが、それでは足りない、ということらしい。
今回は、漁業法改正に伴い、国あてにも報告書を出さなければならなくなったようだ。
もちろん、「こんな2度手間をかけるのは、時間や資源の無駄だ」と県庁へ電話したのは言うまでもない。
2度も報告書を書かせるのは、今回だけだそうだ。
来年からは、1回で済む。
これが、報告書の様式。

資源管理の状況等の報告.jpg

これには、自家消費を書く欄がある。
私は、水揚げする漁獲もなかったから、自家消費のみで、たったの11尾。
ちゃんとオスメス分けて書いてやった。

「岩手県沖底組合への提案」シリーズで明らかにした、するめいかに関する、乗組員の分け魚や金沢漁業の冷凍庫への保管量は、報告書に記載されるべきものである。
金沢漁業の冷凍庫へ入っている分は、調べればわかるが、どれほど、乗組員に分け魚を配ったか、あるいは、他の業者へ配ったのか、それに関しては把握していないだろう(把握していたとしても、書けるような量ではない。とんでもない配分量オーバーなのだから)。
その時点で、すでに、TAC制度に対する法令遵守違反である。
今の用語では、コンプライアンス違反、というらしい。
このような悪質な行為は、見逃すべきではない。
何らかのペナルティを与えるべきである。

上述の通り、私たちのような零細な水揚げでさえ、資源管理の対象となっている。
ならば、企業体であり、しかも直接水産庁の管理する沖底漁業は、鮭の漁獲に関し、必ず報告するはずである。
私は、その報告を知りたい。
それも、5年くらいさかのぼって。
本来、獲ってはならない鮭ならば、敏感になるべきであり、その報告はしっかりやるべきである。
岩手県は、この点、強硬な態度で、漁獲報告を要求すべきなのである。

これを機会に、鮭に関する、2そう曳きとかけまわしの違いが明らかになることを願う。



posted by T.Sasaki at 20:17| Comment(0) | 2そう曳きトロールは最悪の漁法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする