日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2020年08月31日

道東を見たつもり

こんばんは。
本日、4度目。

ヤケクソぎみになって道東に行ったドライブ。
時化休みだから、もちろん天候も悪く、道東随一の摩周湖に行ったら、このありさま。

何も見えない摩周湖.JPG

本当なら、これが見えるはずだった。

https://www.pixpot.net/articles/u_d_view/436/masyu-ko(「ピクスポット」)

その続きに、神の子池、というのがあって、絶景スポットとなっているらしい。

神の子池.JPG

美しい摩周湖を死ぬ前に見たい、という願望はあるが、ここはもういい。
どこが絶景なのか、よくわからない。

神の子池2.JPG

能書きよりも、景色というのは、感覚だと思う。
少なくとも、私には、浄土ヶ浜の景色のほうが感動すると思える。

雨の中、バイクでツーリングに来ていた人たちには、非常に気の毒に思った(なぜ、私が気の毒に思うのかわからないが)。
この日の摩周湖と神の子池は、私でさえ、つまらなかった。
せっかく、霧多布から根室まで行って、レンタカーを借りて、この無様。

ところが、次の目標スポットの、「天に続く道」。
これが、合格点。

天に続く道.JPG

いつも思うのだが、写真と実際の目で見るのとは、ぜんぜん違う。
というより、写真の撮り方が下手くそなのか。
拡大してみると、まあ、それなりにわかるかも。

摩周湖に行く前に、開陽台に寄った。
そこから、遠くに北方領土が見えるというが、天候悪く見えなかった。

開陽台.JPG

開陽台2.JPG

開陽台に行く途中、「天に続く道」と同じく直線道路があり、「ミルクロード」と言われている。

ミルクロード.JPG

北海道の道路は、全部、時速100キロで走れるかもしれない。

雪合戦の会場かも?
本当のところ、何だかわからない。

意味不明な置物.JPG

さすが、北海道。
県道(道道)も4桁。

道道1115号線.JPG

世界自然遺産の知床の本拠地ウトロから羅臼に向けて、山越え中。
羅臼岳。

羅臼岳.JPG

国後島の山々は、こうなっているようだけれど、わからない私が撮った写真も添えて。

国後島.JPG

国後島2.JPG

羅臼からオホーツク海沿岸を南下して、野付半島に行った。
ここは、必見に値する。
なぜこんな地形になったのか、勉強しないとわからないが、不思議なところだ。
ミズナラが枯れて幹が残っているのが、ナラワラ。
トドマツが枯れて幹が残っているのが、トドワラ。
これは、ナワワラ。

ナラワラ.JPG

野付半島を戻って、オホーツク海を南下すると、尾岱沼(おだいとう)というところに、展望台がある。

尾岱沼展望台.JPG

ここは、「北方領土を返せ!」と叫んでいる展望台である。
野付半島が、国後島に一番近い。
野付半島のちょうど内側にあるのが、この尾岱沼地区。
先ほどのナワワラの向こうに、国後島が見える

国後島3.JPG

あとは、レンタカーを返しに、根室まで一直線。




ウトロの知床遺産センターに寄った時、ちょっとした展示物を読んだが、これには、少しショックを受けた。
野生動物には、エサをやるな、ということ。
ここで、「ソーセージの悲しい最後」を紹介する。

 コードネーム97B‐5、またの名はソーセージ。初めて出会ったのは1997年秋、彼女は母親からはなれ独立したばっかりだった。翌年の夏、彼女はたくさんの車が行きかう国立公園入口近くに姿を現すようになった。その後すぐ、とんでもない知らせが飛び込んできた。観光客が彼女にソーセージを投げ与えていたというのだ。それからの彼女は同じクマとは思えないほどすっかり変わってしまった。人や車を警戒する対象から、食べ物を連想させる対象に変わり、彼女はしつこく道路沿いに姿を見せるようになった。そのたびに見物の車列ができ、彼女はますます人に慣れていった。
 我々はこれがとても危険な兆候だと感じていた。かつて北米の国立公園では、餌付けられたクマが悲惨な人身事故を起こしてきた歴史があることを知っていたからだ。我々は彼女を必死に追い払い続け、厳しくお仕置きした。人に近づくなと学習させようとしたのだ。しかし、彼女はのんびりと出歩き続けた。
 翌春、ついに彼女は市街地にまで入りこむようになった。呑気に歩き回るばかりだが、人にばったり出会ったら何が起こるかわからない。そしてある朝、彼女は小学校のそばでシカの死体を食べはじめた。もはや決断の時だった。子供たちの通学が始まる前にすべてを終わらせなければならない。私は近づきながら弾丸を装填した。スコープの中の彼女は、一瞬、あっ、というような表情を見せた。そして、叩きつける激しい発射音。ライフル弾の恐ろしい力。彼女はもうほとんど動くことができなかった。瞳の輝きはみるみるうちに失われていった。
 彼女は知床の森に生まれ、またその土に戻って行くはずだった。それは、たった1本のソーセージで狂いはじめた。何気ない気持ちの餌やりだったかもしれない。けれどもそれが多くの人を危険に陥れ、失われなくてもよかった命を奪うことになることを、よく考えてほしい。
(「知床財団」エサやりがクマを殺す。)


知床遺産センターでさえ、時間的都合で、サラッとしか観てない。
ウトロには、ほかにも知床世界遺産の施設があるから、もし機会があったら、もっとゆっくり見学したいと思う。
悔しいのは、もちろん、摩周湖の絶景であり、その辺の温泉に消費貢献して、ゆっくりと回りたい。

たぶん、無理だとは思うが。
posted by T.Sasaki at 21:16| Comment(0) | 観光・絶景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

霧多布のルパン三世

みたび、こんにちは。

私は、岩手の大漁を置いてきてしまい、北海道にいる。
宮古は本州最東端であるが、どうしても、日本の最東端に行ってみたくなり、来てしまった。
根室の花咲港である。
前日までは、いくらか漁があったらしいが、タイミング悪く、来たらダメになった。
時化になるというので、先輩たちにいろいろと助言され、霧多布港に移動した。
そして、どうせ来たのだから、道東の観光もやった。
半分、ヤケクソだ。

霧多布は、浜中町のはずれに位置するが、中心地になっている。
役場が、霧多布にあるし、今度それも移転新築される。
高台移転であるから、便利は悪くなる。
が、津波などの災害でも、行政機能を発揮できるようにするためであろう。
この点は、宮古市の低地移転とは異なり、先見の明がある。

これは、今日、霧多布温泉「ゆうゆ」というところに行ってきた。

ゆうゆ.JPG

「ゆうゆ」の受付の人に、少しばかり質問して、わかったことである。
港から歩いて、20分くらい坂道を登っていけば、「ゆうゆ」があり、その少し離れたところに新町役場は建設中である。

霧多布は、ルパン三世を創作したモンキー・パンチの故郷でもある。
だから、町じゅうが、ルパンや峰不二子だらけであり、モンキー・パンチに関わる建物もある。

ルパン三世通り.JPG

モンキー・パンチ・コレクション.JPG

浜中駅前では、次元とゴエモンが出迎え。

JR浜中駅.JPG

駅の中では、ルパン一家がいた。

駅内のルパンたち.JPG

峰不二子が、切符を買いなさい、と言っている。

窓越しの峰不二子.JPG



posted by T.Sasaki at 16:51| Comment(0) | 観光・絶景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

黒人差別について

ふたたび、こんにちは。

アメリカのジョージ・フロイド殺害事件で、アメリカじゅう、デモの嵐が起こった。
アスリートの世界でも、抗議行動が行われている。
私たち日本人は、肌の色が黒と白の中間色ということで、黒人も白人も、ただ肌の色が違う、というだけの感覚しか持ち合わせていないように感じる。
と思ったりしたが、そうではないらしい。
日本人にも、黒人を毛嫌いする人がいるそうだ。

通読している「紙の爆弾」では、この黒人殺害事件で、二つのおもしろい記事があった。
(最近の「紙の爆弾」は、安倍総理の失政を、コロナ病をネタに、かなりの批判キャンペーンを張っているが、コロナ病に関しては、考えを変えない限り、誰がやっても解決しない。だから、私は、コロナ病ネタの安倍批判は、あまり読まない。時間の無駄である。彼はもう辞めてしまったが、しかし、遅すぎるくらいだ)。

まず一つ目は、殺害事件をきっかけに全米で起きている暴動やデモの原因は、経済問題なのだという(警官に射殺されている黒人は、白人の約半分である。実は射殺されているのは、白人のほうが多い)。
コロナ病のため、職を失った貧困層が、本当に困っている。
そこで、殺害事件が起こったのを引き金に、暴動が起こってしまった。
職を失っていなかったら、暴動までは起きなかっただろう、ということ。
この事件を、煽っているのが、CNNを筆頭とする大手メディア。
大手メディアのバックには、アメリカの少数である富裕層がおり、彼らが、黒人貧困層の味方のふりをしている。

アメリカは、極端な格差社会であり、9割の貧困層と1割の富裕層に分かれていて、中間層がいないのだそうだ。
これは、古くは日本、現在は中国の貿易侵略によるものが大きいだろう。
つまり、第二次産業が衰退したため、中間層がいなくなった。
富裕層は、この状態を好むのだという。

富裕層にとって貧困層は低賃金労働者として、その数が多ければ多いほど自分たちを豊かにする存在といっていい。
(「紙の爆弾」2020年8月号p101)


これに反旗を翻しているのが、実は、ツイッターでいつも騒動を起こすトランプ大統領である。
彼は、「アメリカ・ファースト」と言って、国内問題優先主義である(アメリカが一番、ということではない!)。
国内の労働者に雇用を安定させるために、「アメリカ・ファースト」なのだ。
この点だけは、一貫して、ぶれていない。

今度のアメリカ大統領選挙は、トランプ大統領と富裕層との対決が、はっきりしているのだという。
ハリウッドは、もちろん、セレブの塊だから、みんなトランプ大嫌い。
彼らは、やはり、黒人差別のうわべしか語っていない。
4000万人もいる貧困層を、彼らの財力で補えるはずもないのに、ただの差別反対しか言わない。
その中で、気骨のある大物もいる。
クリント・イーストウッドだ。
彼が、これらの構造的問題を見抜いているのかどうか知らないが、トランプ大統領を応援しているのだそうだ。

これは、西本頑司さんが書いた「権力者たちのバトルロイヤル」第14回「第二次南北戦争」に書いてある。
おもしろい。

二つ目は、アメリカ原住民が、長期にわたって、殺された話である。
最初は、これもジョージ・フロイド殺害事件から、過去のロドニー・キング事件からマルコムXへと話を進め、最後が、先住民のインディアン。
インディアンを掃討することを目的とした「インディアン戦争」は、何と!270年も続けられた。
なぜ、そんなことが続けられたか、というと、伝聞の不確実性が原因である。

1863年、コロラド州デンバーの地元新聞「ロッキー山脈ニュース」は、こともあろうに「先住民絶滅キャンペーン」なるものを行っている。
 当時、討伐作戦の指揮を取っていたフィリップ・シェリダン将軍が「私が見てきた良いインディアンはみんな死んでしまった」と語ったところ、その言葉は「良いインディアンは死んだインディアン」と曲解され、さらに「生きているインディアンは悪いインディアン」と変わり、当時の白人たちの間に広がった。ひどい話ではないか。
(「紙の爆弾」2020年9月号p101)


伝聞というのは、いいかげんなものであり、特に、人間関係では、話をして、付き合ってみない限り、当人の評価はわからないと思う。

東北先住民、その他の地方先住民たちも、過去、日本でも、「従うか従わないか」という点で、いじめられている。
先住民の自由を束縛するならば、それなりに責任を負うのが常識である。

最後にちょっと書いておくが、アメリカの黒人、その他の差別を被っている人たちは、すべてキリスト教を捨てて、イスラム教に改宗するのではないか、と、私は思ってしまう。
そうなると、どうなるのか?
宗教間の争いとなると、もっとひどいものになるだろう。
洗脳された相手同士だと、まず、問題は解決されない。
アメリカの富裕層たちは、このことを考えて、煽るのをやめてほしいものである。
社会が不安定になれば、非常に困るのは、彼ら富裕層なのだから。
posted by T.Sasaki at 16:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

高価な魚ほど、安くなっている

こんにちは。

高価な魚ほど、安くなっている。
これは、みんなが知っていること。
しかし、食べ物だから、人の基本的な栄養源だから、そんなに安くならなくてもいいように思う。

飲食店、特に、居酒屋や高級料理店などは、コロナ病の被害を受けた。
彼らは、食材に手を加え、みんなに食べさせていた。
美味しいものを競って、客に食べさせる場合、食材もいいもの、高級なものを使うようになっていく。
だから、コロナ病で営業できなくなれば、これらの高い食材ほど、流通がストップするわけだ。
しかし、これが、日本人の胃袋の真実である。

コロナ病が流行ってからの食べ物の需要が、本当の日本の食糧需要なのである。
居酒屋などの食材は、ぜいたくなものだったと理解するしかない。
外食産業やその他、スーパー、コンビニの弁当類など、捨てられる部分も多いはずだ。
基本の立ち返って、ちゃんと買い物をして、奥さんに調理してもらうか、そうでない人は、自分で調理するかすれば、もっと正確な食糧需要量がわかる、と思う。
そして、そうなった場合、市場で取引される食材の価格が、本当の価値なのだろう。

基本的食糧である米価も、新型コロナの影響で下落したようだ。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020083000220&g=eco(「時事ドットコム」)

コメもぜいたくに食べ過ぎていたか、調理したものを捨てていたか、のどちらかだ。
ここでも、本当のコメ需要量がはっきりしたことになるから、あとは、生産量とのバランスで米価が変わるだけである。
posted by T.Sasaki at 15:58| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月29日

コーヒーゼリー缶

三度、こんにちは。

ジョージアのコーヒーゼリー缶は、たぶん、新発売。

https://www.georgia.jp/product/coffee_jelly.html

これ、佐渡のD親分に教えてもらったものだが、味はまあまあで、プレゼントして、「まずい」と言った人は、まだいない。
佐渡島では、あちこちの自動販売機にあり、どこにもある。
乗組員にも好評なので、佐渡のスーパーで1ケース買った。
おなかがすいた時にも、ゼリーだから効き目がある、と乗組員は言っていたが、確かにそうだと思う。

ところが、だ。
より都会であるがずの八戸には、どこにも売っていない。
たった一つ、舘鼻漁港にある水産公社のそば屋の自販機に置いてあるだけである(もちろん、私が見ただけの範囲の話)。

佐渡は、物流の世界では、きっと都会だ。
(と褒めておきます)
posted by T.Sasaki at 14:43| Comment(0) | うまいもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

レジ袋の有料化に意味はない

ふたたび、こんにちは。

https://president.jp/articles/amp/37877?page=1(「PRESIDENT Online」)

最大の原因は、漁具の投棄などであることがわかる。

佐渡島には、「ぽんた」がいる。
これは、K丸に聞いたこと。
「誰がぽんた?」とたずねたら、ちゃんと教えてくれた。
でも、ぽんた予備軍はたくさんいる(笑)。

「ぽんた」は、たぬきの別称でもあり、たぬきは、信用できない人の蔑称でもある。
佐渡のぽんたは、佐渡のあちこちの岸壁にゴミを放置しているそうだ。
佐渡市場の職員たちも迷惑しているが、注意してもダメみたい。
船も何隻所有しているのかわからない。
それも、放置しているようだ。
その一つを動かしている時、刺し網の密漁をやっていて、取り締まり船が来れば、切って逃げるのだという。
海の中に放置された刺し網は、永久に海底を漂う。
もちろん、ぽんたは、このことに心を痛めることはないだろう。
こういうぽんたは、日本全国にいる。

岩手にもいた。
昔の底曳網の曳ロープが海底に沈んでいる。
捨てたのだ。
閉伊埼沖に、私が知っているだけで2本沈んでいる。
1本は水深100メートルくらいのところで、以前、いか釣りでアンカーをやって、操業終わってアンカーを引き上げた時に引っ掛かってきた。
私が、まだ飯炊きをしていた頃の話であるが、引き上げたという話は聞かないから、まだあるだろう。
もう1本は、震災後だったような気がする。
水深170mくらいのところで、かごを切り上げるため揚げている時、やはりアンカーに引っ掛かってきた。

このことで、当時まだ話をしていた2そう曳トロールの船頭T氏に、相談したことがある。
引っ掛かってきたときに、沈まないように浮き玉をつけておけば、トロール船の力で、それを回収することができるかどうか、ということを。
彼の話では、「できない」という。
昔のぽんたたちの仕業が、永遠に残ることになる。

海のゴミは、レジ袋自体に責任はない。
上に示したリンクを読めば、わかるはずだ。
仮に、レジ袋が海の生態系に非常に影響があるというのであっても、それは、レジ袋をちゃんと処分できない人間が悪いのである。
レジ袋の有料化に意味を見出せないが、しかし、レジ袋ばっかりで買い物をすると、あまりにレジ袋がたまってしまう。
そうなると、再利用できないレジ袋は、ただのゴミにしかならない。
この辺は、上手に、レジ袋とエコバックを併用したほうがいい。

posted by T.Sasaki at 14:28| Comment(0) | 環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

岸壁使用料

こんにちは。

「漁港の有効利用」にあるように、水産事務所に電話した後、廃船群を見て、ふと思い出したことがある。
いか釣りで、各地に水揚げすると、必ず、清算書が送られてくる。
その経費控除の部分で、岸壁使用料を徴収する市場がある。
この使用料は、おそらくは、県などの港湾を管理する部署へと行くのだろう。
必要な徴収だ。

普段、私たちは、地元に帰れば、タダで岸壁に常時係船している。
常時係船の場合、例えば、1年、トンあたり1万円とか、そういうように岸壁使用料を支払ったほうがいいと思う。
私は、9.7トンの船だから、およそ年間10万円を支払う。
なぜ、そう思いついたか、というと、この船が八戸で、常時係船しているから。

巨大な放置漁船.JPG

廃船みたいな中型いか釣り船なのだが、船主の言い分は、これは財産であるから、と言って、処分しないらしい。
本音は、解体する処分費用をケチりたいのではないか。
財産というのなら、もっと大事に船を管理すべきた。
防舷材が消耗して、すべて落下し、どこかへ行った。
そのため、船体が傷だらけである。

巨大な放置漁船2.JPG

この船は、ずっと放置されている。
震災前からだろう。
ここの岸壁が、この船の船主が作ったものなのならわかるが、そうではなく、税金で作られたものだから、そこに放置するという行為は、悪いことではないか。
有効利用できていないのだから、その岸壁は、税金の無駄遣いということになる。

そこで、先ほど提案したように、常時計係船している船は、トンあたりの年間使用料を1万円支払うようにする。
この船の場合、中型船であるから、およそ100トンくらいあるだろうから、年間100万円。
そうすれば、このような放置船は、船主が夜逃げでもしないかぎり、なくなるだろう。

さて、私たちのような小型いか釣り船が、水揚げした港で、岸壁使用料を徴収されていることを書いたが、実は、ほとんど徴収されていない。
ほんの一握りである。
常時係船とは違うのだから、少しでいい。
少しでも、何百隻も入港すれば、掛け算して金額は大きくなる。

新潟漁協市場に水揚げすると、1日しただけで、1か月分の風呂代や給水料金を差し引かれる。
確か数千円だと思った。
岸壁使用料もこの方式がいい。
入港したら、1か月、トンあたり100円とか、そういうように支払えば、いくらかでも、税金構造物に対し恩返しできる、そのカネで修理費用の足しにできると思えば、使用者として納得できる。

いずれにしろ、タダでものをもらったり、タダで使用する、ということは、よくないことなのである。


posted by T.Sasaki at 14:23| Comment(0) | 漁業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月23日

ダイヤモンド・プリンセスの親会社

ふたたび、こんにちは。

初期のコロナ騒動で、コロナ培養船ともいわれたダイヤモンド・プリンセス。
そのダイヤモンド・プリンセスは、三菱重工が造った船ではあるが、アメリカの「プリンセス・クルーズ」という会社のものであり、船籍はイギリスであるそうだ。
ここで、引用する。

船は「旗国主義」といいまして、船内は一種の治外法権になります。日本政府の施政権の範囲外なんですね。
(中略)
 そんなわけで、外国船籍は寄港しても船内は「外国の領土」であり、船長は全権大使と思えばわかりやすいでしょう。東京のイギリス大使館で感染爆発したみたいなもの。日本政府の施政権がないのですから、そりゃあ何もしません、というか出来ません。まずはアメリカの運営会社が船を保有するイギリスの会社に通達し、そこから支援なりを求めて初めて政府は動けるのです。あの失態はすべてアメリカの運営会社とイギリスの船舶保有会社のものだといえるわけです。
では、アメリカの運営会社社長やイギリス船舶の船長が表舞台に出てきたでしょうか。朝から晩まで報道されながら、ダイヤモンド社の社長や船長の顔と名前を一般人はおそらく誰も知らないでしょう。当事者がまったく何もせず、知らんぷりして平然という、まったくとんでもないクソ会社ということがわかります。
 どれほど腐った会社なのかといいますと、十七年にはプリンセス社の保有船がプラスチックやビニール袋をバンバン海洋投棄したとして、アメリカ司法局から罰金刑を喰らっています。もっと酷いのが先のコスタ社です。十二年、コスタ社の「コスタ・コンコルディア」号がイタリアで沈没、三二名の死者を出したんですが、その事故の原因も、船長がワイン片手にナンパに夢中で指示を出さず、浅瀬に座礁、転覆です。しかも、この船長、救助の指示もせず、自分だけヘリに乗り込んでトンズラまでしてやがります。「史上最悪の海難事故」と呼ばれるのも無理なからぬところでしょう。
(「紙の爆弾」2020年7月号p57)


文中の「ダイヤモンド社」というのは、「プリンセス社」の間違いだと思う。

モーリシャスで起きた貨物船座礁事故では、所有会社名など、確かに報道されている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9325eb8b5c3c4be429aaac0b267ebb31706d33a4(「Yahoo!ニュース」)

素人目には、日本の会社が所有しているのに、船籍がパナマだというのにはびっくりしてしまうが、もっとすごいのは、船長がインド人なのだそうだ。
インド人もびっくりだ。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200819/k10012572971000.html(「NHK NEWS WEB」)

このとおり、確かに、まずは、運営会社や所有会社などの名前が出てくる。
しかし、ダイヤモンド・プリンセスの場合の「プリンセス・クルーズ」社という名前をどれほどの人が知っているだろうか。
それほど、この社名が報道されていない。

その親会社があり、それが、超でかい!
「カーニバル・コーポレーション」という会社で、大型クルーズ船を100隻も実質的に所有している。
先ほどの引用文に、コスタ社とあるが、これも、カーニバル・コーポレーションがオーナーである。
新型コロナのばらまき装置として、カーニバル・コーポレーションは貢献した。

 実際ですね、ダイヤモンド・プリンセス号事件直前の一月三十日、イタリアに気候していたカーニバル系列の「コスタ・スメラルダ」号で二人の新型コロナ患者が発見されるんですが、イタリア当局は「患者以外、問題なし」と乗員乗客六千人を翌三十一日、そのまま降ろしてしまいます。結果、イタリアでパンデミックが発生、自由に移動できるEU内へと広がってしまいました。
(前掲書p56)


筆者の西田健さんは、「船長を任せられる人は素晴らしいシーマンシップの持ち主が大半です。」と前置きした上で、世界中の富裕層や財界人、有名政治家などを相手にする超巨大クルーズ船の実質保有会社のカーニバルが、そこまで腐る理由を再び、引用。

 外洋に出れば国家の法に縛られず「何でも出来る」。だからこそ船長、とくにクルーズ船のような「動く国家の大統領」になる人物には、高いモラルと高潔な人格が求められます。そしてたいがいの大型船の船長はとても立派な人たちです。
 では、どうしてカーニバル系だけが腐っているのかといえば、その真逆を考えればすぐにわかります。「何でも出来る」から「何でもやっていた」んでしょうね、きっと。だから犯罪行為を許さないような高潔な船長さんでは都合が悪かったわけですよ。
(前掲書p58)


この「何でも出来る」ことから、筆者の想像では、「非合法な取引、薬物、児童買春・・・・。」もやっていたのではないかと疑っています。

カーニバル・コーポレーションの現在のオーナーは、ミッキー・アリソンという人物で、個人資産が50億ドル(5000億円)という超大金持ちであり、父親のテッド・アリソンが創業者である。
テッドは、アメリカへ移民し、ユダヤ人ネットワークで資金を集めて、クルーズ船事業で成功、後、アメリカ国籍を捨ててイスラエルへ帰国し、投資会社を設立し、大成功している。

こんなに、超大金持ちなら、社会がもっとマシになることをやったらいいのに、と思うのだが、カネを持つと、カネそのものに愛着でもわく、ということなのか。
「プリンセス・クルーズ」で検索すると、事件を起こして、執行猶予中にまた懲りずに事件を起こしたりしているのがわかる。
あきれた会社であるが、それを知らずに、日本の小金持ちたちは、ダイヤモンド・プリンセスに乗ったわけだ。
posted by T.Sasaki at 13:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大集結の八戸沖

こんにちは。

八戸沖の昼いかは、たいして漁もないのに、船だけは非常に多い。
日本海から帰ってきた初日、私は成績が悪く、21箱しか水揚げしなかった。
この日の平均が33箱だったように、極めて漁が薄かった。
翌日からは50箱以上は水揚げしており、盆前後は、100箱くらいは釣れた。
盆過ぎ、一気に船が集結して、この海区に、250隻、いや、300隻近い船がいるかもしれない。

いか釣り船のレーダー画像.JPG

3日ぐらい前には、八戸入港は85隻であり、三沢でも80隻を超えていると聞いた。
北からは、泊や白糠からも来るし、南からは久慈からも来る。
理由は、北海道や津軽海峡で、ほぼ皆無に近い状態であるから、たいした漁でもない八戸へ集結しているのである。
常連以外の船が、今年は非常に多い。
しかたがないことだが、こうなると、分け合って、1隻あたりの水揚げが少なくなる。

そこで、一昨日のように、まき網漁船が、一気に100トンのさば混じりのするめいかを水揚げすると、小型いか釣り船は、ますます苦しくなる。
まき網漁船は、いわしやさば、まぐろなど、他の魚種で儲かっているのだから、するめいかを獲るのを遠慮すべきである。
TAC制度導入以前は、獲ってはならん、という魚種だったのだから。

TAC以前は、専獲はダメだが、するめいかの混獲は認められていた。
しかし、95%するめいかでも混獲と認められた。
そのことを水産庁の漁業調整官に問いただしても、まともな回答をできないでいる。
これでは、TAC制度を決めた当時の水産庁は、犯罪まがいのことを行ったことになる。
だから、ある会議で、漁業調整官に「その退職した連中の退職金を返還させろ」と私は叫んだことがある。
まわりからは、発言を止められた(笑)。
posted by T.Sasaki at 13:12| Comment(0) | いか釣り漁業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月16日

佐渡のコロナ騒ぎ

こんばんは。

これは、私の船のブリッジに常備されている消毒用アルコール。

消毒用アルコール.JPG

すぐそばに、赤字で「コロナ」と書いてある封書には、船のコロナ対策の書いてある指導文書が入っている。
トモ(船尾)の船員室の入り口にも、消毒用アルコールが置いてある。
指導文書のとおり、体温計も買ってあるが、最初だけ測って、あとは測っていない。
個人差もあると思うが、私は、発熱すれば、寒気がするから、体温計など要らない。
発熱してからでは、すでに遅いのだから、体温計で測ることがコロナ対策になっているとは思えない。

佐渡島にいた時、新型コロナの感染者が出た、というニュースがあった。
最初に受けたのが抗原検査で、そこで陽性と判断された。
しかし、この男性は、1ヵ月は島外には出ておらず、今度は、会社関係者も疑われ、PCR検査が行なわれた。
しかし、陽性者は出ず、再度、この男性をPCR検査したら、陰性であった。

https://www.fnn.jp/articles/-/67567(「FNNプライムオンライン」)

佐渡にいた時には、誤診に対する損害賠償の話もあったが、どうなったか知らない。

軽症患者や無症状感染者は、インフルエンザのような特効薬がなくても、自宅療養でも治るのだから、ただの風邪に近い。
風邪(普通のコロナ)の特効薬はなく、自分の体力で治すしかない。
しかし、感染力が強いから、エチケットとして、他人にうつさないように、インフルエンザと同じで、外出できない。
まるで、風邪とインフルエンザを足したようなものだ。

後遺症の話も強調されるが、どんな病気にも後遺症はある。
普通の風邪でも、長く続く症状もあるし、のどがやられると、何ヶ月もカラオケを歌えない時もある。
骨折して治癒しても、やはり何年かはどこか痛みがあるものだ(私はそうだった。もう20年経っているが、今でも、ごくたまに痛い時がある)。
私は、じんましんにもなる。
30歳過ぎて、ある時、急にじんましんになった。
それ以来、治っても、次になると重くなる。
医者には、ならないように気をつけるように、と忠告を受けている。
ひどくなると、死ぬそうだ。
じんましんでさえ、そうなのだ。
新型コロナだけに、後遺症があるわけではない。

それにしても、不運にも感染した人は、かわいそうだ。
なぜ、あんなにいじめられるのか。
お盆で、親戚をまわって話をしてきたが、みな、いじめる人の人間性を疑っていた。

そうか、人間性ができていないから、いじめがあるのか。
posted by T.Sasaki at 20:14| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする