日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2017年02月23日

帰港中に撮った宮古湾西岸の写真。
まずは魚市場前から。

鍬が崎の壁.JPG

次に、藤原埠頭岸壁。

藤原岸壁の壁.JPG

ヨットハーバー隣。
警察署が見える。

磯鶏の壁.JPG

あ〜、高浜が埋もれる。

高浜の壁.JPG

最後に、消える運命の藤の川海水浴場。

藤の川海水浴場.JPG

まるで、「進撃の巨人」の壁みたい。
みなさん、壁が好きなのね。
オレは嫌い。
posted by T.Sasaki at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

閉伊川の流木、その後(「漂流物回収船」アップデート)

再び、こんばんは。

漂流物回収船」に記した閉伊川の流木の山は、ほぼ整理されていて、残っているのはわずかだった。
これで一安心。
posted by T.Sasaki at 21:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

魚類資源減少について 8

こんばんは。

私が「こうやるべきだ」と書くと、過剰反応なのか何なのかわからないが、ほかの人に告げ口したりして、私のことを「このヤロー」と呼ぶそうだ。
よく読みもしないで、「このヤロー」という人間は、それなりだとは思うが、問題は、「このヤロー」と誘導するような告げ口のしかたにもある。
私はその人に「あなたはどういう考えを持っているのですか?」と聞きたい。
ちゃんとしたいい大人なら、自分の考え、というものを持っているはずであり、いちいち告げ口みたいなことをするより、「いや、もっとこうやるべきだ」と積極的に考えを前進させてほしい。

私は資料を探し、それを読み解き、理由付けをして書いているつもりである。
それに対するちゃんとした反論なら、私も勉強になる。
しかし、そういう反論もなく、「このヤロー」「この若造」や「あのヤロー」だけならば、誰の利益にもならない。



世界の資源は、無限ではないことを誰でも知っている。
もちろん、魚類資源も例外ではなく、再生産量を漁獲量が上回れば、資源は枯渇する。
資源を使い果たす前に、増やす考えを持たないと、悲惨な結果が待ち受けることになる。
自分を中心に世界が動いているのではないのと同じように、海の中も、人間の都合のいいように動いているわけではない。

先日の資源管理型漁業かご漁業者協議会で言い忘れたことがある。
ミズダコ増殖に関することで、「3kg未満のミズダコは放流すべき」と。
でも、どっちみち反対されるに決まっているから(笑)、おまけして、「全県2kg未満を放流すべき」にする。

現在、岩手県九戸地区だけが、2kg未満放流をしていて、他の地区は、1kg未満を放流している。
なぜそうなのか、というと、宮古下閉伊地区から南は、「ご飯を食べていけない」という理由で、1kg以上2kg未満のミズダコを獲っているのだそうだ(私の父が現役の頃にそう決まったらしい)。

「ホントにこれを獲らなければ、ご飯を食べていけないの?」
「君たち、頭おかしいんじゃないの?」

と思ってしまう私である(ところが、かご漁業者以外は、みんなそう思っているのだ!)

岩手県水産技術センターの説明では、ミズダコは非常に成長が速い。
1年で体重が7倍にもなる。

ミズダコ1.jpg

2kgのミズダコは、1年で14kgになる。
3kgのミズダコは、少し放っておくだけで、すぐに10kgを超えるくらいに成長する。
1kgや2kgのミズダコを放流していれば、成熟する割合も多くなり、産卵量も多くなる。
したがって、ミズダコ資源はもっと増えるだろう。
これくらいのことは、誰でも理解できる。
しかし、ミズダコ資源増加を阻む要因である高水温の傾向が顕著になりつつある。
だから、今から、資源を増やす取り組みをすべきなのだ。

ミズダコ2.jpg

さて、岩手県沿岸漁船漁業組合かご部会の総会が、5月か6月に開催されるはずだ。
私は、日本海に行っているから出席しない。
この時、ミズダコ放流基準の変更を言い出す人がいるだろう、と期待する。
もし、誰もいなかったら、この部会は、救われない。
水産技術センターの職員が、これだけの資料を作ってくれたのだ。
理解できないならば、バカと言われてもしかたがない。



先日、私のヨット部の後輩が、世界の人口と食糧のバランスについて、危惧していた。
話の発端は、魚類資源の減少を私が口にしてからだ。
世界人口は、70億を超えるらしいが、それに対し、食糧が減少するのは大問題である。
私にすれば、そんな人口問題など、30代に卒業している。
あの頃は、環境問題の本をたくさん読んだ。
今でもあるのだろうが、ワールドウオッチ研究所の年次刊行物を毎年読んでいた。
それでも足らず、同研究所の隔月発行の書物も読んでいた。
しかし、人権や人間を信じすぎている部分があり、読むのも嫌気が差してきたので、購読をやめた。
恐らくは、そんなに変わっていないだろう。
そんな私だから、漁業の持続可能性を考えざるを得ないのだ。



(ここからは、オマケ)

私は後輩に言った。

「そんなものは、オレ的には、終わった話だよ」
「それより、身近な問題を考えたほうがいいよ」
「あのトランプ大統領は悪いとは言うけれど、悪いことばかりじゃない。例えば移民問題騒動。移民なんてものは、自分の国がしっかりとしていれば、ありえないと思わないか」
「そんな基本的なことにこそ、目を向けるべきじゃないのか」

後輩いわく、「そう言われれば、そうですよね」。

人口問題なんてものは、すべて、おのおのの自己責任に起因する。
自分の責任で養えない子どもは作るべきでない。
たとえ、それで日本の人口が減ってもだ。
posted by T.Sasaki at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 魚類資源の減少について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月21日

魚類資源減少について 7

こんばんは。

今月19日の日曜日、資源管理型漁業かご漁業者協議会の会合に出席してきた。
ミズダコ資源は上昇傾向であるが、水温上昇により減少に転じる可能性があるようだ。
一方、毛がに資源は減少傾向にあり、来年から甲長8cm未満の毛がには、放流することに決まっている(現在は、7cm未満を放流)。
今年の毛がに漁は、史上最低を記録するかもしれない。
そして、今後、数年間は、そのまま推移するのではないか、と私は思っている。

岩手県水産技術センターでは、2年後以降に漁獲できるほどの小さい毛がにはいる、としているが、私の実感として、異常といえるほど、小さい毛がにが少ない。
むしろ、昨年のほうが、たくさんいた。
かご部会の副部会長は、マダラが毛がにを食べたのではないか、という意見を言っていたが、それには、私も同感である。
マダラは、獰猛な魚だ。
何でも食べる。
釣り上げられたマダラの口からは、タコやカニが吐き出される。
6尾入れサイズのマダラなら、5cmくらいの毛がになど、容赦なく食っているだろう。
そこで、マダラ資源と毛がに資源の増減に相関関係があるのか、質問してみたが、今のところ、そのような研究論文はないらしい。

私は、昨年までたくさんの小さい毛がにがいたから、7cmの毛がにも獲っていいと思っていた。
だから、8cm未満の放流には、あまり賛成できなかった。
しかし、現実に、異常なほど少ない資源を目の当たりにすると、放流して資源を増やしていくしかない。
昨年のこの会合でも言ったことだが、私は、資源を増やすために、4月の試験操業(特別採捕)もやめたほうがいいと思っている。
来年はあきらめるとして、再来年以降に望みをかけるためにも(昨年は4月初めには道具を揚げたし、今年も実質3月末でやめる予定)。

私は、「かご漁業の周年操業はよくない。地区ごとでいいから、2ヶ月か3ヶ月くらいは、休漁すべきではないか」と言ってきた。
これが今回出席するにあたって、絶対に発言しようと思っていたことだ。
かごに入るのは、毛がにやタコだけではなく、かごの入り口から入り得る魚は、全部入る。
それらの魚類資源にとって、いいはずがない。
これは断言できる。
「資源管理型漁業」と銘打つなら、これぐらいはやってほしい。

今や、魚類資源は、減少する一方である。
岩手県は、再び、10万トン割れ。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20170207_5(「岩手日報 Web News」)

天下の北海道も100万トン割れ。

http://mainichi.jp/articles/20170202/k00/00m/020/023000c(「毎日新聞」)

震災年を除けば、どちらも統計史上最低の漁獲高である。
環境の変化を理由にあげたりしているが、私は、それだけではないと思う。
きっと人間が獲りすぎている。
今後、以前の環境が戻るという保証はないし、もっと悪くなるかもしれない。
その中で、各漁業が、どうやったら資源を増やしていけるのか、考えるべきである。
posted by T.Sasaki at 22:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 魚類資源の減少について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月02日

トランプ大統領はもしかして・・・・

こんばんは。

「トランプ大統領はもしかして、脳みそが少し足りないのではないのか?」と思う人は、私だけではないだろう。
移民の制限まではいいが、特定の外国人の入国まで阻止するとは、ビックリものだ。
テロリストなどというのは、恐らくは、国籍変更など、たやすいものと思われる。
世界中を騒がせるほとのメリットは、きっとない。

日本たたきも始まった。
特に、自動車。
今では、アメリカの工場で日本車を作っているが、それ以前は、日本で作ったものを輸出して貿易摩擦を生んでいた。
なぜ、こんなに日本車が売れたのかを考えれば、アメ車の性能が悪いから、という結論に行き着く。
日本をどんどん排斥するとは思えないが、もし、日本や外国の企業をアメリカから追い出しはじめたらどうなるか?
アメリカの生産技術は、どんどん落ちていくだろう。
仕事に対する勤勉性など、国民性が大きく左右するのは、歴史の示すところだ。
それが、たった数十年で変わるとは思えない。
最終的に、外国製品の性能の向上に、アメリカ製品の性能が追いつかないだろう。
外国排斥オンリーだと、アメリカは遅れた国になり、経済的にも取り残されることになる。

トランプ大統領のアメリカ・ファーストは、節度がなく、傲慢だ。
今まで、傲慢な態度で事業を成功させてきたのだろう。
それが、通用するほど世界は甘くない。
彼は、頭が悪いとしか言いようがない。

アメリカの上層部にいる連中は、抜け目がない。
大統領のおかしな政策が、部分的に修正され始めている。
獰猛な彼らが、大統領の頭の悪さを利用し始めたのではないか、と私は疑っている。

もうちょっとマシなアメリカ・ファーストを期待していたが、ガッカリだ。
これではただの、わがままな大統領にすぎない。
posted by T.Sasaki at 16:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする