日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2016年10月30日

勝手にやれば〜

調子の乗って、またまた、こんばんは。

再び始まった米倉涼子さんの「ドクターX
相変わらず、カッコイイですね、大門未知子。

第3話は、日本シリーズの放送時間延長のため眠くなったので、ビデオ録画を後から観ました。
「つまらない男」には、笑ってしまいましたねえ。
その後、米倉涼子さんの真相を突いた「私にはどうでもいい話なんで」と突っ張るところは、非常にカッコイイ。

「私、失敗しないので」の名セリフが超有名ですが、しがらみを持つ人に対して、徹底して冷たいセリフに、私はしびれてしまいます。

私は今まで、自分の価値基準で、良いと思うことを書いてきましたが、やっぱり「このやろー」があるだろうし、今風に言えば、若い人たちから見て、「うざい奴」なんでしょう。
積極的に、練習!練習!」などは、若者向けに故意に書いているんです。
私には、子どもいないから、他人向けにああいうことを、わざと書いている(若い人が好きなの。というより、期待してるの!)

嫌われて結構。
気にしない。

大門未知子風に言うと、

「勝手にやれば〜」
「あとは知らないよ〜」
posted by T.Sasaki at 21:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オレは自由だ!

みなさん、こんばんは。

先日、珍しく床屋さんに行ってきました。
何だか、怒りっぽかった。

怒りの矛先は、宮古市長を向いていました。
市街地の洪水は閉伊川水門工事に原因がある、という共通認識が、商店街にはあるようです。

水かさで言えば、3.11津波に匹敵するところがちらほらあったようで、この工事を強行に進めた県と市は損害賠償してほしい、という気持ちらしい。
この意を、「市長の山本です」の山本市長は、どれほど汲んでいるのでしょうか。
心の中は、みんな怒っているのですよ、山本市長!

と勝手に代弁して書いている私ですが、これは代弁なのですから、そう言っている人がいるのは事実です。

東日本大震災の東京電力の損害賠償は、とどまるところを知りません。
誰か、あんな大きな津波を予測できたでしょうか。
「来る可能性はある」と言っても、それが本当に起きてしまった。
もちろん、非常用電源であるディーゼル発電機が地下にあった、という致命的な欠陥に、大きな責任があったのは事実ですが、それでも、想定外の津波は、誰もが認めると思う。
現実問題として。
私だって、まさか、あんな大きな津波が来るとは思っていなかったから、「あの時、こう行動していればよかった」と後悔する。
みんなそう。
「まさか、あんなのが来るとは!」と思った。

今回の宮古市の洪水も、想定外。
閉伊川水門は、宮古市議会や市民が反対していたのにもかかわらず、県や市(市長、あなただ!)が工事を強行しました。
東電と同じ構図、というより、悪い構図ですから、民意を無視した山本市長と県は、損害賠償すべきだと思います。
中屋造船の線路は、工事中の狭くなった水路の影響で、消滅しました(たぶん、そうだと思う)。
おかげで、宮古漁協の造船工場は、ますます混雑。
私は、当分、自分の漁協の造船場に上架できないかもしれません。
あんなみっともない水門を作って、このブザマ!
史上最悪の市長かも。

こんなこと、公務員は、絶対に言えませんよね。
心の中で思っていても。
市役所の秘書課の人も、かわいそう。
でも、お仕事ですから、しかたありませんね(ホント、かわいそう!)

話は突然変わって、自営業というのは、こんなに景気が悪いと、「やっぱりサラリーマンがいいなあ。安定して給料もらって、ちゃんと仕事が進めば定時に帰れるし、社会保険がついて、厚生年金をたんまりもらえるし」と思うのです。
しかし、サラリーマンには、市役所職員を例を見るとおり、言論の自由があるのかないのかわからない。
言いたいことは山ほどあるのか、それとも、言いたいことがないほど無知なのか、それすらもわからない。
例えば、公務員に文句を言って、「そう思わないか?」と聞いてみても、反応がないほうが多い。
まさか、アホが公務員になっているわけではないだろう。
「嫌な奴が来た」と心の中で思っているかもしれない。
きっと私は、精神的に不健康になる客だ。
そうか!
公務員の給料が高いのは、きっと、精神病になった場合の医療費を蓄えておくためか!(笑)

その点、私は、非常に自由ありすぎ。
精神的に非常に健康だと思う。
ネットだけではなく、普段の生活でも、自由な発言多し。
自営業は、やっぱり、自由でいい!
海の上でも、ほぼ、誰の言うことも聞かなくていい独航船の部類だから、ますます、好きなことを言っている。

と、負け惜しみでした(笑)。
posted by T.Sasaki at 20:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新しい屋根

みなさん、こんばんは。

倉庫の屋根が・・・」の屋根を、ついに交換しました。
あ〜、請求書が恐い。

みんな何をやっているんだか」の赤錆びた屋根が、足場を組まされ

足場.JPG

台風が私にくれた晴天の霹靂。

晴天.JPG

そして、生まれ変わった屋根。

新しい屋根.JPG


私は、台風の10号の犠牲者みたいに、「倉庫の屋根が・・・」で書きましたが、自分が悪いのです。
腐った屋根をほったらかしにしたから、天罰が下ったのです。
怠けていると自分に跳ね返ってくる、という証です。

その影響は、二重にも三重にもなってきて、こんな状態では、いか釣りの艤装も、片付けることができないでいます。

足場2.JPG

これが片付くのは、火曜日だそうです。
暇なので、若くなる毎日です。

そして、アンチエイジングの大工さん。
70歳になっても、頑張る大工さん。

高浜の大工さん.JPG

大工さんの頭の構造はすごい、と、いつも思います。
段取りの時点で、すでに、建物ができあがっている頭脳がないと、大工さんは務まりません。
漁師もこれが理想。

何の商売も、先を見通す力が必要です。

でも、最近、私も自分のことを、イマイチな気がしてきた。
一杯やって寝るぞ!
posted by T.Sasaki at 20:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月29日

原子力政策の現時点での結論

再び、こんばんは。

日本列島各地で、原発再稼動する、しない、をやっています。
最近は、新潟知事選挙で、原発再稼動のおかげで、自民党候補が負けました。
でも、あそこは無理がある、と思う。
立地が非常に悪すぎる。

http://www.nuketext.org/news_1.html(「よくわかる原子力 原子力教育を考える会」)

鳥取地震の例からも、やっぱり日本列島は、原発に不向きです。
すべての断層がわかっているわけではなさそうですから。

http://mainichi.jp/articles/20161023/k00/00m/040/057000c(「毎日新聞」)

しかし、このまま、すべての原子炉を廃炉にしても、未使用の核燃料が残ってしまいます。
急に、すべてやめるのも大変ですから、もう核燃料の生産をやめて(もうやめているのかも)、あるものを使い切って、原発をやめる、っていうのは、どうかな。
もちろん、絶対に事故を起こさないという前提で。

「使用済み核燃料が増えるじゃないか!」と言われそうですが、すでにたくさんあるんですから、大して変わりません。
核燃料の在庫限定操業ですから、使用済み核燃料の総量は、決定します。
総量がわかれば、中間貯蔵プールや処分施設の計画も確定します。
電力会社も、「在庫分でやめる」と決定されれば、事業計画も立てやすい。
そして、原発を好きな政治家も満足させる(笑。バカは死ななければ治らないらしい)こともできます(満足しないかなあ?)。

しかし、原発を建て替えたいみたい。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201610/CK2016102802000254.html(「東京新聞」)

この人たち、鳥取地震を見て、何も感じないのかなあ。

原発は、核燃料の在庫処分で終わりにしましょう。
posted by T.Sasaki at 20:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 核エネルギー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

海幸園は、上手だと思う

みなさん、こんばんは。

ホテル海幸園の経営者が、いつの間にか変わっていました。
経営者が変わったということは、ホテルの名前も変わっています。
その名は「ホテル ART CITY」で、名前のとおり、アート工業が買ったという噂です。

海幸園の経営者とは、昔、船関係の免許講習で、一緒になったことがありましたが、偉くなってからは(一時、市議会議員をやった)、口もきいたこともありません。
今は、高浜に家を建てて、住んでいるらしい。

ホテルをやっていた証がありました。

http://www.kankou385.jp/stay/hotel/131.html(「宮古旅手帳」)

そして、次の記述があります。

震災以降、工事関係者の宿として営業しており
震災復興まで長期の間は一般のお客様の空き
部屋が確保できないでおります。
何卒ご理解とご了承をいただきますようお願い
申し上げます。


被災地に残ったビジネスホテルは、どこも儲けたと思います。
工事関係者でいっぱい。
私が気仙沼へ船をドッグしに行っても、ホテルなど空いているわけもなく、旅館、民宿すべてあたっても、全部断られました。
だから、私のホテルは、自船のブリッジなのです(かわいそうに)。

ホテル海幸園の経営者は、ホテルを売って正解だと思います。
今が売り頃。
まだまだ復興土木事業はありますが、終わる頃には、きっと誰も買いません。
だから、上手だったと思う。

今、宮古で新しい不動産に手を出すのは、やめたほうがいい。
アパート新築など、もってのほか。
騙されないように。
いずれ、不動産は過剰になります。

それにしても、震災で儲けた人と損した人の格差が、非常に大きい。
格差は、能力の差によるものが大きいのですが、今回の場合、そうではない。
「もし、震災がなかったら」を考えた場合、格差の順位が、逆転してしまうのではないか、とつくづく思うのです。

もしかして、神様は、「君たちは儲けすぎたのだ。少しは苦労しなさい」と考え、大地震を起こしたのかもしれない。

神様なんて、クソ食らえ!
posted by T.Sasaki at 19:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月27日

積極的に、練習!練習!

みなさん、こんばんは。

ブラックバイト、という言葉があるんですね。
労働関係は、「ブラック」呼ばわりが多いですね。
岩手県は、ブラックバイトが流行っているそうです。

https://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20161026_6(「岩手日報 Web News」)

これは高校生のアルバイトの調査ですが、私の学生時代のアルバイトは、これがすべて当てはまります(今は違うでしょうけれど)。

休憩時間?
忙しかったら、しかたがない。
深夜労働?
時給上がるから大歓迎だった。
休日労働?予想外のシフト?
動労時間が多くなるから大歓迎だった。
予想外の仕事?
まあ、しかたがないよなあ、という程度。

高校生と大学生で、比べるのはおかしいと思いますが、でも、表の中の「採用時に合意した仕事以外の仕事をさせられた」という項目は、ちょっと考えさせられます。
これは、よくあることだと思うからです。

忙しくて、「これ、頼む〜」と言われれば、私なら、合意してなくてもやります。
何事も経験です。
この場合、少しぐらい失敗しても、素人に頼むほうが悪いんですから、厳密には責任を負う必要はなし。
練習!練習!

そして、合意していなくもて、積極的に、「これ、やっていいですか?」と、できれば、今の若者には言ってもらいたい。
その場合、雇用主の許可が出たら、失敗しても、やるべし。
責任は、許可した雇用主が負うんですから。
練習!練習!

まあ、人にもよると思いますが、社会人になっても、上司が見ていなければ、自ら仕事をしようとはしない若者が多いらしい。
言われたことしかしない。
それ終わったら、影ではスマホやっているの?

自分の手が空いたら、黙ってないで、ほかの人の仕事まで手伝うくらいの意気がないと、何事も上達しませんし、上に立ったとき、段取りもできない。
そういう気概のない人は、どこへ行っても、見透かされてしまいます。
最終的には、AI(人工知能)に職場を奪われる。

さあ、練習!練習!
失敗できるのは、若いうち!
posted by T.Sasaki at 19:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月26日

忘れられない寿司屋

さらに再び、こんばんは。

飲食店の話題を書いていたら、学生時代のことも思い出しました。

盛岡にいた頃は、明月館という焼肉屋さんで、ホール係のアルバイトをしていました。
2年以上は在籍していたと思います。
2年もいると、厨房の人たちとも仲良くなり、学校を卒業してからも、遊びに行ったりします。
当時、まだ焼肉屋さんが少なかったせいもあり、明月館は忙しく、先輩たちの仕事ぶりを尊敬しました。
「オレもできるようになるのかなあ」と入ったころは不安でしたが、もまれているうちに、一応できるようになります。

店内1階には、確か、18テーブルぐらいあり、土曜日、日曜日の夕方は、超混みあいます。
混むときは、とにかく回転を良くし、追加注文、特に、酒類を多くとること。
だから、料理を運んだ帰りに、後片付けの食器を持ちながら、追加注文を複数とって帰ってくるのです(これをよく忘れて怒られた)。
日曜日は、瞬間的に多忙時間は終わりますが、土曜日は、延々と12時ごろまで続きます。
そこで、たまにアルバイトが一人欠けると、もう大変。
たった二人で、酔っ払い相手に、18テーブル満杯を請け負うと、若くてもさすがに疲れます(気持ちが)。

夕方5時から翌朝2時までが、学生アルバイトの受け持ち時間で、時給600円掛ける9時間で、1日5400円でした。
今から30年前ですから、当時の盛岡では、かなり良いほう。

厨房には、Kさんという、半分くらいヤクザみたいな風貌の人がいて、その通り、若い頃は、暴走族盛岡支店の親分だったんだそうです。
だから、「オレには仲間がいる」と威張っていて、そこで私は、「宗教に染まった人には、親分でも叶いませんよ。頭がやられているから、暴走族も恐くないの」と教えてあげました(原理研=統一教会が盛岡ではびこっていた。今はどうなっているのか知らない)。
そう言うと、さすがに娘のことを心配していた。

彼は独立して、滝沢村の巣子に、焼肉屋さんを出店しました。
何度か遊びに行ったけど、震災後は一度も行っていません。
元気かなあ?

もう一人、絶対に忘れられない人がいます。
同じイニシャルですみませんが、Kという人です。
この人は、ぜんぜんヤクザではありません。
いい若者でした(私もだった? いや、今のほうが、もっといい若者です。笑)。
朝まで一緒に飲んだりしました。

彼は、気仙沼で有名な一八寿司の息子さんで、焼肉屋さんの修行に来ていました。
兄さんがいて、その人が一八寿司の跡取りなので、弟のほうが焼肉屋をやりたくなったらしい。
ところが、何が起こったのか、弟が一八寿司に戻ったのです。
気仙沼の造船場に船を上架した時、一度、彼の寿司を食べに行ったことがあります。
その後、ショックな出来事が起きました。

彼は、亡くなりました。

朝、ジョギングに出かけて、そのまま、心臓が止まったらしいのです。
そのことを、焼肉屋のKさんから聞きました。
線香もあげていない。

気仙沼の一八寿司のあった所は、津波で消滅しました。
考えてみれば、私は、一八寿司のことを忘れていた。
posted by T.Sasaki at 20:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

飲食店経営は厳しい

再び、こんばんは。

有害物質を排出しない飲み屋のネーチャンの話から、関連して。

飲食店の業界は、競争が非常に厳しいようです。
いか釣りで新潟へ行った時です。
知り合いの店の板長さんと、仕事を終わってから、少し話をしたのですが、とんでもない安い給料なんですね。
あの給料じゃ、船では雇えない。
第一、誰も乗りません。
それくらい安い給料なのです(新潟ですよ!)。
板長さんは、その店の共同経営者の一人で、銀行への返済などを差し引くと、残金にほとんど余裕がなかったらしい。

以前は、居酒屋さんを個人でやっていて、それなりに固定客があり(私も新潟へ行けば、その一人だった)、古町が寂れる前は繁盛していたそうです。
彼は、お酒を飲めないんですが、それでも、料理に合った酒、酒にあった料理、というのを出して、客を喜ばせてみたい、という夢を話していました。
そして、お酒に詳しい人と店を出すことになり、夢が叶ったわけです。

夜は、毎月メニューを変えるコース料理で、小さいお猪口で、いろいろな銘柄の日本酒を出され、その酒にあった料理を板長さんが客の目の前で造ります。
コース料理ですから、前菜からメインディッシュ、フルーツまで、それぞれに合わせた日本酒が振舞われます(どっちが合わせているのかわからない)。
だから、特に、日本酒の好きな女性に人気があったようです。
全く宣伝せず、口コミだけでチャレンジしてみたとか。

お昼は弁当を作り、これもすぐに人気が出て、並ぶほど。
すぐに売り切れ。

でも、儲けは少なく、板長さんは、早朝の仕入れから仕事をしなければならず、朝から晩まで働いていた。
働けど働けど、給料は安い。
だから、奥さんは、ぼやいていました。
本人は、「ずっと(40年)飲食店やってきて、こんなものなんですよ」と言っていて、「でも、思ったことをやってみたから、いいかな」とも。

新潟の駅前飲食店街でも、看板が変わることしばしば。
みんな、それぞれが、他とは違うアイディアを出して、競争している。
少し繁盛したからって、次の年があるとは限らない。

身近には、例えば、食堂などで考えると、お客さんが1日、何人来るか、ということを考え、それに、客が平均いくら支払ってくれるか、を掛け算すれば、その日の売り上げが決まります。
あとは、仕入れ原価に、水道光熱費を引いて、利益が確定します。
客がたくさん来る日もあれば、来ない日もあり、来ない日が続くと、仕込んだ材料の鮮度が落ちてしまう。
まさかそんなものをとっておいて、客に出すわけにもいかず、捨てるか自分で食べるしかない。
仕入れ代金はマイナス。

居酒屋さんだと、客の注文に偏りがありますから、仕込んだ食材が、どうしても残ってしまう。
先ほどの知り合いの店では、この点を考慮し、月決めのコース料理なら、食材に無駄が出ないようになる。
あとは、どれくらい客を回転させるかどうかにかかってきます。
しかし、1ヶ月同じメニューのコース料理だと、一人が常連客になっても、行けるのは、1ヶ月に1回。
週末は満席になるけれど、ウィークデイはそうでもなく、やはりそこは人口規模の問題。
アイディア自体は、悪くなかったらしく、東京から視察?に来た人が「都会でやれば、きっと売れた」と言っていたそうです。
居酒屋を辞めて、せっかくやり始めた店も、結果はこの通りになってしまいました。(私は前の居酒屋のほうが良かった。同じ考えの人はたくさんいるらしい)。

これに比較すると、ネーチャンを売り物にする店のほうが、まだいいかも。
少々高くても、少々店が多くても、女に騙される男が多いから。
「私って、どう〜ぉ?」という雰囲気で、色気を振りまいているネーチャンが、美人だったら、まず騙されること確実。
「もしかして」と勘違いさせれば、いいカモであり、何度と通うバカな男を相手にしていればいい。
酒とつまみを売る居酒屋に比べれば、たぶん、簡単(かな?)。

で、その知り合いの店を検索してみたら、口コミでは悪くない評価(口コミサイトに投稿してあるほうが、店に関しては詳しい)。
そして、ブログがあったんですね。
初めて知りました。

ところが・・・。

辞めてしまったみたい。

ショック!

辞めたから、もうバラしていいか。
その店は、「一代目あべ」です。

http://itidaimeabe.cocolog-nifty.com/

びっくりして、電話で本人と話をしたら、「頼まれても、もうやらない」そうです。
今の職業は、トラックの運転手。
奥さんいわく、前より生き生きしていて、元気になった、とか。
「一代目あべ」のブログでは、別の店を立ち上げたみたいですが、本人は、ぜんぜん知らないそうです。

どうなってんの?

実は、奥さんも一杯飲み屋をやっていて、その店は、「舫」。
メニューがない店で、気分で自家製のつまみが出て、気分で会計する店。
超安い、と思う(だから、儲かってはいない)。
奥さん目当てなら、行かないほうがいい。
ちゃんとした情のある日本人。
昔、高校ヨットが有名だった唐津出身。

私は、電話で提案。
「1ヶ月に1度、一代目あべの日を設定してやってみたら?目当ての客が来ると思いますよ」と助言しました。
だって、「舫」は、もともと主人がやっていた居酒屋の名前だったのですから。
posted by T.Sasaki at 20:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

未来の子どもたちに、オリンピックはどう映るのか

自棄酒、一杯やって、つづき。
少々、勢いがついています。

東京オリンピックの「海の森水上競技場」の話、おもしろいですね。
小池都知事が宮城県案を出したら、200億円もコスト削減できるんですから、「どうなっているの?かなりいい加減だったんだ!」とみんな言いたくなります。
こうなると、もう、バカ丸出しです。

都知事は、「地方消滅」を書いた増田さんでもいいかなあ、と思っていましたが、小池知事で良かったんじゃないのかな。
よくはわからないけれど。
これからは、女の人がトップになって、采配したほうがいいように思います。
今の若い人たちは、男より女のほうが、しっかりしているような気がしますから、余計に。

関連したオリンピック開催地のニュースで、オリンピックは金食い虫、というのがありました。
これを読むと、開催前に騒動していたブラジル人の気持ちがわかります。

予算超過は当たり前、誰も望まない五輪招致 ローマも撤退(「CNN.co.jp」)

オリンピック選手が活躍する姿は、確かに感動しますが、各国たった数百人の選手たちが、自国民に元気を与える?そして、子どもたちに夢を与える?ために支払う金額が、異常に高いように感じます。
こんなにカネをかけなければ、元気や夢を与えることができないのかしら?
「元気や夢を与える」というのは、彼らが活躍する場を獲得するためのよい口実になっているんじゃなないの?と勘ぐりたくなってきました。

東京オリンピックって、何?
こんなにあちこちで大災害が起きている日本で、アスリートのみなさんは、競技できるだけでも幸せ、と思わないのかな?
「競技できるだけでも幸せ」と思うなら、国体などのローカル大会と同じように、既存の施設を使えるよう、IOCを説得すべき。IOCの法律も変えるべき。
これからはもう、そういう時代に来ている。
関連して、次のオリンピック記事を読むと、ますますそう思う(「CNN.co.jp」は冷静。日本のメディアは、オリンピック気ちがい)。

2085年の夏季五輪、アジアで開催できるのは2都市だけ?(「CNN.co.jp」)

こうなると、巨額のカネで開催されるオリンピックは、選手育成までひっくるめて、二酸化炭素の排出をどれだけ増加させているのか、調べたくもなります。
コスト=石油消費量=二酸化炭素排出量は、現時点でも成り立ちます。
現在の日本を、資源循環型社会とは、まだまだ言えたものではありませんから。

2085年といったら、今から70年後であり、今生まれる子どもがお年寄りになる年齢。
オフコースが昔「生まれ来る子供たちのために」という歌を歌っていましたが、その子どもたちにとって、未来は悲惨すぎる。
子どもがいない私でも、かわいそうだと思う。
子孫のある親たちは、そう思いませんか?

そんな中、びっくりするネーチャンがいるんですね(ネーチャンという年齢ではないですが。笑)。
久しぶりに感動し尊敬してしまいました。

そのネーチャンは飲み屋の女主人(オーナー)なんですが、昼も仕事をしていて、職場まで自転車で通っているそうです。
暑い夏も平気らしい。
たぶん、暑さを感じない遺伝子を持っているのかも。
そして、夜は、オーナーのくせに、ママの下で、飲み屋のネーチャン稼業をやっている。
その飲み屋まで、30分も歩いて通っているのだそうです。
昼夜操業で、なおかつ、職場までの移動に費やす二酸化炭素は、自分の呼吸して排出する二酸化炭素のみ。
さらに、タバコも吸わないから、有害物質を一切排出しない珍しいネーチャン。
話が出来すぎているのは、これも、騙しのテクニックの一つかも。
それでも、そんな話ができるネーチャンは、ほとんどいない
ネーチャンたちは、たいてい派手な格好しているし生活も派手だから、もしその話が本当なら、ギャップありすぎ。
日本広し、ということでしょうか。

騙された私は、そのことを思い出し、そして、昔を思い出し、自転車に乗るようになりました。
食べたら、頭を使うか、運動しないと、デブになる。
デブになると、車の燃費も悪くなるし、タイヤも減る。道路も悪くなる。
そのまま年をとれば、血圧は上がって、血管がもろくなり、足や特にひざの関節がもたない。
したがって、医療費も増加するし、家族にも負担がかかる(いないのに?)。
デブになるのは自由だが、社会に大きな負担をかけるようになる。
いい迷惑だ。
そんなみっともない人間になりたくない。
そうなるより、自分の手足を使って運動しながら、飲み屋の女主人のように、燃料やカネを節約したほうがずっといい。

かなり脱線しましたが、資源の浪費に掛け合って、こうなってしまいました。
いろんな資源をべらぼうに費やすオリンピックより、こんな些細な節約のほうがずっと大切だと思うし、ネーチャンの話を聞いたら、「やっぱりそうだよな。オレも見習わないと」と素直に思います。
私にはあまり関係ありませんが、未来の生まれ来る子どもたちにも、きっと「それくらいやれよ!」と言われそう。

これ、自宅専用ママチャリ。

自宅チャリ.JPG

船のチャリは、まだ八戸で停泊中(汗。取りに行きたいけれど、まだあるかどうか)。

ということで、東京オリンピック騒動が起きてから、“スポーツの発展”という言葉に、疑いの目を向けています。
だんだん、応援する気がなくなってきた。
posted by T.Sasaki at 20:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

あえなく退散

みなさん、こんばんは。

昨日は、0匹で、今季2度目の0匹。
切り上げました。
何も言うことはありません。
また来年のいか釣りをよろしく。
大漁のよい夢を!
posted by T.Sasaki at 19:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月20日

魚類資源の減少について 5

みなさん、こんばんは。

昔々、私が生まれる前、私の父がまだ小学校に通っている時代、地先の宮古湾は、魚が豊富でした。
戦争もあって、私の父は、小学校に通いながらも、魚を獲って生計を立てなければならなかった。
小学校4年生から、スズキ縄に行ってスズキを獲っていた。
この時から、「漁運丸」を名乗っていたそうです(今年で、70周年!)。

とにかく、貧乏でも、スズキ縄で何とかご飯を食っていた(本当に貧乏だった)。
父の回想では、その当時、漁船の数も少なく、魚のほうが多かったのでは、とのこと。
そして、獲る魚種を変え、旬の魚を獲ることが多かったらしい(旬でない魚を獲らなかった。だから資源を維持できた)。
マツカワなど、両腕で抱えるような大物が、宮古湾には普通にいた!

しかし、スズキ資源は長くは続かず、今や、スズキなどという魚は、めったに見ません。
刺網で撮り尽くしたのではないか、と父は疑っている。
それほど、網という漁業は、魚類資源に対して、脅威なのかもしれません。

時代が変わって、三陸するめいかの大豊漁の時代です。
山田湾だけでも、100隻ものいか釣り船がいたそうです(山田の御箱丸も無線機で言っていた。彼は震災後に船を売ってやめました)。
それが、三陸でするめいかが獲れなくなり、いか釣り漁業は大倒産時代となりました。
その頃、漁運丸は、福島の松川浦から買ってきた14トンくらいの木船で、日本海へいか釣りに行き始めました。

その後、日本海いか釣り漁業もパッとしなくなり、またまた転機が訪れます。
私が学校を卒業する前後あたりから、鮭の大漁期で、春にしろ、秋にしろ、鮭が余っていた時代になります。
そして、その頃、毛がにやミズダコも余っていた。
うまく転業したり兼業したりして、いかの大不漁を乗り切ったらしい。

その後再び、三陸するめいかが復活し、日本海へ行かなくていい年が続き、前沖だけで操業できたりした。
前沖で何でも獲れた、良き時代でした。
ピークはいつだかわかりませんが、それからは、いか釣りで釣れるするめいかは、年々減少傾向になり、なぜか、どの魚種も減少傾向。

今、山田湾で稼動しているいか釣り船は、昼いか専用船が2隻のみ。
海洋環境が変わったのが一つの要因かもしれませんが、私は、獲りすぎ漁業(ハイテクまき網漁業や沖合底曳網漁業)の野放し、そして、それらへの政府による支援に、大きい原因があると思う(山田町大沢小学校の「海よ光れ!」という劇を観てほしい。今でもやっているらしい)。

「漁運丸は、何でも獲り、それが悪い」という人もいる。
しかし、「何でも獲る」のは、旬の魚であり、ご存知の通り、毛がにの旬の時期には、毛がにを獲り、いさだが来遊すればいさだを獲り、夏はするめいかを獲り、秋は鮭を獲る(昔は秋鮭の前にたら縄でまだらを獲った)。
定着している魚を獲り尽くすのではなく、艤装や道具を変え、旬の魚を獲る。
旬の魚を獲る、ということが、資源維持のために、本当は必要なことではないか、と思います。
中には、何でも獲る人間より専業者のほうがエライ、という人もいますが、専業者は、1年中、その魚種ばっかり獲ってしまい、育つ時間や増える時間を魚に与えていないと思う。

するめいかやその他の魚類資源減少の中、「魚類資源の減少について」で紹介したあの論文を読んでからというもの、どうしてもこのように考えるようになりました。
やっぱり漁師たちは、魚を獲り過ぎているのかもしれない。
特に、定着魚は、養殖漁業のように、育つのを待つ、という考えを持たなければならないような気がする。

市場も仲買人も、目先の利益だけでなく、将来を考えたほうがいい。
資源が少なくなれば、取扱量が少なくなって、浜値だけが高くなり、経営が大変になります。
消費者のほうも賢いのだから、高すぎると、魚離れがますます多くなります。
現状をこのまま放っておけば、みんな苦しくなるだけ。
水産加工会社などを含め、水産関係者は、積極的な提言をすべきだと思います。

偶然にも、ほぼ1年前に書いた「税金が魚類資源を減らす?」が、するめいかに関しては、ほぼ現実になってしまった。

だから最近、私は、「岩手の2そう曳きは、海のために一番良くない」と、みんなに言い始めたのです。



以上、ネット上にある論文を少し勉強し、啓発したつもりです。

公開されている論文が多すぎて、特に、するめいかの回遊経路に関して、あまりに自己流に書いてしまった感じもします。
しかし、昼いかをやっている人はわかるのですが、するめいかは、「潮のぼせ」をするのです。
太平洋の夏いかは、1日で10マイルくらいは平気で潮に逆らって北上したりします。
例えば、岩手県の八木沖に入ったいかが、翌日には、八戸沖の大きな「根」まで北上したり、10年くらい前の岩手沖で大漁だった時は、閉伊埼から明神埼にいた大漁いかが、翌日には黒埼まで北上していた。(日本海のするめいかも、瀬の周辺に上がったいかは、潮のぼせをします)。

かごに関しては、もっと具体的に書きたいことはありましたが、まあ、あとは、かご部会のトップの人たちが考えることだと思います。
その手下(?)の人たちも、これを読んだりしているらしいので、反映されるかどうか、楽しみです。
再来年からは、岩手沖の毛がにも、北海道並みのサイズ規制が行われる予定です(甲長8cm以上)。

「あいつがこういうことを書いていた」と裏で噂したり、中には、「このやろー」と言ったりしている人もいると聞きます。
しかし、「このやろー」ではなく、必要なのは、資源増加へ向けて何ができるのか、ということを考えることだと思います。

(「魚類資源の減少について 4」を書いた後、茨城県のかごの許可はたったの2ヶ月である、ということを教えてくれた方がいました。いわてけ〜ん、少しは考えよう!)
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2016年10月19日

魚類資源の減少について 4

みなさん、こんばんは。

今回は、岩手県のかご漁業について。
岩手県のかご漁業は、周年操業です。
なぜ、そうなのかは、わかりません。
これでは、たこや毛かにの資源増加は、ありえないのではないでしょうか。

この周年操業について、実のところ、トロール業界からも意見されています。
トロール漁業は、7月と8月の禁漁期間があります。
しかし、かご漁業には、それがありません。
小型船の人たちは、私を含め「トロールが悪い」とは言いますが、自分たちは休漁期間も設けないで、海にかごを漬けて何でも獲っているのですから、文句を言われてしかたがない。
小型船漁業の中で、唯一、資源管理に対し、いちゃもんをつけられているのが、かご漁業なのです。

未だ、ミズダコの漁獲制限は1キロ未満。。
九戸地区だけ2キロ未満。
これでは、ミズダコ資源が増えるわけありません。
この辺は、最初の「魚類資源の減少について」で紹介した論文の示すところを、理解すればいい。
そんなケチなことを言わないで、3キロ未満放流とか、5キロ未満放流とかにすべき。

そして、毛がにの漁期のように(これも特別採捕期間など設けずに、1月から3月まででよい)、ミズダコも漁期を決め、休漁期間というものを設けて、ミズダコの育つ時間を与えたほうがいい。

何度も書きますが、私が学校を卒業してきた頃、かご漁業は豊漁で、特にミズダコは大豊漁でした。
海底を毛がにがたくさん歩いていて、それを狙って、ミズダコがウヨウヨしていたんだと思います。
みなさんも、その風景を想像してください。
そこまで資源回復を望まなくても、資源減少は食い止めるべきです。

資源減少で困るのは、より規模の小さい経営体ほど困ります。
どうやっても、水産庁の補助を受けた大資本に敵いません。
ならば、小型船のほうから率先して、資源増加への取り組みを示していくべきなのです。

(たぶん、これを読んだ関係者は、私のことを嫌な奴だと思っているでしょう。でも、その矛先を、私にではなく、獲りすぎる漁業団体の方へ向けてほしい。これは事実なのだから)。
posted by T.Sasaki at 19:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 魚類資源の減少について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月18日

魚類資源の減少について 3

みなさん、こんばんは。

するめいか大不漁の今年、平成28年(2016年)は、忘れられない年になりそうです。
八戸では、トロール船の水揚げした木箱の史上最高値更新中で、10月5日に15200円を付けています。

さて、するめいかの回遊について。
海を大回遊する魚ほど、その回遊経路は謎が多く、完全にわかるものではありません。
しかし、今のところわかっていることがあります。

日本で漁獲される8割方のするめいかは、日本海南部から九州西部の東シナ海にかけての海域で産卵し、生まれます。
秋生まれ群は、日本海南部から九州北西部で生まれ、日本海を北上します。
冬生まれ群は、それより南の東シナ海で生まれ、太平洋を北上します。
このことを説明したわかりやすい図が、ネット上にあります(検索すれば、たくさん出てきます)。

季節の旅人スルメイカは海洋環境変化の指標種(「海洋政策研究所」)

資源量を維持するには、つまり、するめいかに再生産をさせるためには、ぜひとも、日本海南部から東シナ海まで、戻ってもらわないと困るわけです。
もう一つ、日本のするめいか資源の2割を担うローカル群も大事にすること。
先ほどの図の冬生まれ群の説明では、次のようにあります。

一方、東シナ海の大陸棚域を産卵場とする冬生まれ群は、幼イカは黒潮内側域に沿って房総半島沖からの黒潮の北側の北洋の海まで分布を広げ、次第に成長しながら、10月以降に北海道沿岸に移動し、宗谷海峡と津軽海峡を経由して日本海を南下する(図1右図)。

しかし、すべてが日本海へ戻るわけではありません。
秋から冬にかけて、太平洋を南下し、産卵する群が存在します。
それが、太平洋のローカル群です。
ローカル群に関する論文が、昔々、出されていたんですね。

http://jsnfri.fra.affrc.go.jp/publication/shuuroku/shuuroku-9,65-72.pdf

この論文の「4 考察」Bに、次のように書いてあります。

1979〜1981年の9月頃を中心に岩手県沿岸には秋生まれ群と思われる夏秋成熟群が1〜2割出現した(井ノ口,1982)。また1984年には出現しなかったが、1985年の9月に夏秋成熟群の雌固体が12%出現したことからも、冬生まれ群以外の群が目立つ傾向にあるのがわかる。

先日、宮古漁協冷凍工場の工場長さんが、「小さいするめなのに、成熟しているんですよ。これって、するめ自体が資源量の危機を感じて、早く成熟するのですかね」と言っていたことを思い出します。
今年は、早期成熟群が多いらしい。

この成熟群は、どこで産卵するのか?
津軽海峡を渡って、日本海南部まで我慢できるのか(笑)。
9月に三陸沿岸に入ったするめいかは、あまり北上しなくなります(夏のするめは、どんどん北上します)。
むしろ秋から冬にかけて、南下するのが多くなります。
だから、この成熟群は、岩手以南で産卵する、と思う。
水産技術センターでも、常磐海域あたりにローカル群の産卵場があるのではないか、と見解を述べていました(今や退職した後藤さんによる)し、冬から春にかけて、静岡県の下田まで行ってイカ釣りをする人もいますから、ローカルな成熟群は、ある程度南下しているものと思われます。

その南下する前に、秋から冬にかけて、岩手県沖合では、トロール2そう曳きが、そのするめいかの成熟群を根こそぎ獲っていることになります。
ここで提案。
獲ったするめいかの中に、成熟したものが、例えば5%以上入っていたら、トロール漁業のするめいか漁獲を禁漁とする、とか(理想は、かけまわしのみにする)。
まき網漁業も、もちろんそうしたほうがいいだろうし、特に、九州地区での成熟群は、まき網船の漁獲を禁止すべきです。

私たちいか釣り船は?
もちろん、禁漁しない。
それは、存在するするめいかの10分の1も獲れないからです。
するめいかの学習能力は高く、昼いかで同じ魚群に針を下ろした場合、一度針を見たするめいかは、次に食いつくのは、前回の1割か2割程度で、その次は、ほぼゼロです。
中型船では、10分の1の漁獲とされています。

http://www.jasfa.or.jp/contents/squid_hand_line.html(「全国いか釣り漁業協会」)

イワシやサバ、そして、タラ類が余っていた頃、まき網船やトロール船は、するめいかを獲らなくても困っていませんでした。
いか釣りが、資源量の10分の1しか獲れないのですから、獲りすぎというのはありません。
するめいかは、自身の体より大きな卵塊を生み、その中には、数万から数十万個の卵が入っているとされています。
もし、するめいかを獲ることのできる漁業が、いか釣り漁業と沿岸定置漁業だけならば、資源減少の一つの要因である漁獲圧に対しては、問題ないことになります。
したがって、漁獲圧を大きくしているまき網漁業とトロール漁業に対する資源管理対策が、非常に重要になってきます。

と、これだけ明確に書いて、わからない人は、もう漁業関係者をやめたほうがいい。
「まき網漁業とトロール漁業は、成熟群を獲らない」という提案、いいと思いませんか。



話は変わって、新潟の山津水産の元重役だった重茂さんという方がいます。
彼は、私にいろいろなことを教えてくれました。
その中で、興味を引くのが、やはり、するめいかの回遊経路について。
彼が山津水産にいた頃、とにかくするめいかの情報量がすごい。
小型から中型まで、どこでたくさんいかが獲れて、どこがダメなのか、机の上でわかっているんです。
そして、長年のデータを頭の中で整理した結果が、日本列島大回遊説。
秋生まれ群、つまり、日本海北上群は、日本列島を時計回りに大回遊しているの基本であり、あとは、何かの影響で、それが、太平洋まで回らないで、羅臼に全部入ったり、稚内で戻ったりすると。

ここで私が注釈をつけます。
日本海のするめいかは、潮流に乗って移動します。
太平洋のするめいかは、反対に、潮流に逆らって移動します、特に6月から8月にかけては。
日本海の潮流は、おおまかに言えば、北へ北へ。
オホーツク海の潮流も、やや、西から東へ行っているようです。

http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN1/soudan/kairyu.html(「海上保安庁 海洋情報部」)

そして、太平洋に抜けたするめいかは、潮に乗って、花咲から釧路、十勝海区へと移動し、それは、三陸沖に来て、そのまま南下。
これが、太平洋ローカル群になる、きっと。

ちなみに、稀に、夏に太平洋を南下する群があります。
これには首をかしげるのですが、重茂さんの説を聞いて納得しました。
日本海から津軽海峡を抜けて、太平洋を八戸へ南下した場合、その群がどんどん潮に乗って南下したのではないか、ということです。
太平洋の常識では、夏いかは北上するからであり、その時期の南下群は、日本海産だったわけです。

こうなると、太平洋の北上群の回遊経路は、ますます明快。
ただ単に、潮に逆らって行くのみ。
太平洋のするめいかは、津軽海峡であろうが、オホーツクであろうが、日本海であろうが、とにかくどこまでも行って、行き着く先は、日本海南部から東シナ海へ。
以上は、重茂さんの説から、私が導いた仮説です。

ただ、腑に落ちないのは、太平洋北上群が、途中まで黒潮に乗って、北上していること。
もしかして、寒流に入った瞬間に、潮流に逆らって北上するのかも。
この辺の習性は、全くわかりません。
ますます謎です

高知県や和歌山県などの黒潮海域でも、するめいかの水揚げはあります。
興味深いのは、高知県のデータです。

http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/040409/files/2012040400137/2012040400137_www_pref_kochi_lg_jp_uploaded_attachment_70727.pdf

ちゃんと地方群(ローカル群)として、夏いか漁があり、冬季には、産卵群が形成されている、ということ。
ローカル群も、資源量として、やはり無視できませんね。



北海道の羅臼海区に入るするめいかは、日本海回りと太平洋回りのどちらもいるのではないか、と話す人もいます。
仮説通りなら、潮に乗って移動する日本海北上群と潮に逆らって移動する太平洋北上群は、どちらも羅臼海区に入ることになります、たぶん。
羅臼でいか釣りに行ったことのある私の父の話では、「羅臼はいかの墓場と言われている。いったん羅臼に入ったするめいかは、出ることができない」のだそうで、資源的には、そこで死んでしまっては困るのです。
羅臼で、するめいかは産卵できない。
この大不漁の数年前まで、羅臼は大漁で、あそこで操業したいか釣り船は、短期間で数千万円水揚げしたそうです。
もしかして、羅臼の大漁が続いたら、するめいかの資源は要注意なのかもしれません。
何せ、日本海南部や東シナ海への成熟群の供給が少なくなるのですから。

こうなった場合、やはり獲る量を加減しないと、資源量は減ることになります。
上記の高知県のファイルには、次のようにあります。

スルメイカの資源量は、マイワシと同じように海洋環境の変化によって左右され、現在のように海洋が温暖な年代はスルメイカにとって好適な条件であると考えられています。

現在の温暖な好条件にもかかわらず、このありさま。
まき網業界やトロール業界の人たちも、どうやって資源維持していくのか、考えるべきです。

岩手県沿岸漁船漁業組合のいか釣り部会長も、次のように言っています。

 釣りは群れの1割も獲れないが、網なら丸ごと獲れてしまう。巻網はサバとイワシ、トロールはタラなど底魚を獲るのが基本で、イカに関しては資源が復活するまで考えてもらいたい。
(2016年10月3日付「週刊 水産新聞」14面)
posted by T.Sasaki at 19:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 魚類資源の減少について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

電球の処分

みなさん、こんばんは。

いか釣り漁業の夜いか操業をしていると、集魚灯の電球が、倉庫の中にどんどん増えてきます。
集魚灯は放電灯であり、中心の芯が黒くなってくれば、光力が弱くなり、球が切れなくても新しい球に交換しなければなりません。
そうすると、電球の箱が倉庫を塞いでしまいます。

電球処分1.JPG

電球処分2.JPG

そんなわけで、処分しました。
方法は、電球を壊し、ガラスはガラス屋さんに持って行き、金属部分は、資源回収業者へ持って行きます。
ガラスと金属を分離できない部分がどうしても出てきますから、それは、ほんの少量なので、自治体の燃やせないゴミに出します(本当は産廃扱いでダメなのですが、大きな皿1枚分くらいの量ですから、目をつぶって。販売している会社に相談したこともありますが、残念ながら、引き取ってくれませんから、その辺は大目に)。

まずは、七つ道具を(七つではありません)。
ハンマー、プライヤー、ニッパー、それに、ほうきとちりとり。

電球処分3.JPG

元々入っていたダンボールに電球を入れ、上を塞いで、横からハンマーで、ガチャン!

電球処分4.JPG

これでも、稀に、ガラスの破片が顔に飛んできますから、防塵メガネの装着は必須です。
ガラスの処分で、目の処分をしては、笑えません。

電球処分5.JPG

金属部分を覆っているガラスは、プライヤーで握れば粉々になります。
分離できない部分だけ、プライヤーで切り取り、分別。

そして、再び、同じ箱に電球を入れて、ガチャン!
飛び散ったガラスは、ほうきで掃いて、同じダンボールへ。
私の場合、一つの箱に、4個の電球のガラスを入れました。
あまり入れすぎると、重さなどで、ダンボールが破けます。
残ったダンボールは、ちゃんと留め金を取り除き、金属ゴミと一緒に、これも資源回収業者へ。

電球処分6.JPG

全部で47個の電球を処分し、ガラス屋さんへ支払った処分料金は、15000円也。
「高い」という人もいますが、割り算すると、1個当たり、319円。
ノーマルパワーの電球は、3kwで1個2万円くらいですから、20320円と考えればいいわけです。

パチンコに時間とカネを使うくらいなら、1日ぐらい、電球の処分に時間とカネをかけてもいいと思いますけど、どうでしょ。
posted by T.Sasaki at 19:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月17日

変わる気仙沼

再び、こんばんは。

気仙沼へ行った時の写真を2点ほど。

気仙沼から大島への連絡橋を作っているようです。

大島の橋の工事.JPG

ということは、大島行きのフェリーもいずれは廃止されるのかな。

大島フェリー.JPG

気仙沼の港町は、大きく変わりそうです。
気仙沼の人たちは、お人よしが多い(と思う)から、個人的に好き。
あそこへ行って、気分を悪くしたことは、ほとんどありません。
街並は変わっても、人柄は変わらないと思いますが、しかし、お人よしは、よそ者に搾取される可能性が大きいんですよね。
しっかり目を見開いて、防御してください。

どこの被災地もそうだけど、命運は、どれだけ地場産業を維持できて、人口減少を食い止めるかにかかっています。
それをちゃんと考えて施策するのが、各自治体の役目。
気仙沼はどうなのかなあ。
今度行って時間があったら、みんなに聞いてみよう(いつも時間がない。涙)。
posted by T.Sasaki at 20:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

魚類資源の減少について 2

みなさん、こんばんは。

するめいかは非常に少なくなり、自主休漁しています。
1週間に1度くらい、様子見に出る程度かな。
切り上げてもいい状態。

さて、「魚類資源の減少について」のつづきです。
ご存知の通り、資源減少の原因を作っている最右翼は、まき網漁業と沖合底曳網漁業です。
近年、まき網漁業の魚探能力が向上し、彼らの船には、魚種や魚の大きさまで判別できる魚群探知機が搭載されています。
網を使う前から、その魚群がどんなものなのかがわかるらしい。
したがって、「大不漁なのに、今年もまき網はするめいかを獲るのか?」で書いたように、水産庁がまき網漁業にスルメイカの禁漁を申し付けた場合、スルメイカ以外の魚を、選択的に獲ることができます。
本当のところ、このような優秀な魚探がなくても、間違って入ったスルメイカを生きたまま逃がすことができますし、小さい魚ばっかりなら、同じように生きたまま放流できます。
このことは、次のリンクの説明図を見て、想像できると思います。

http://jamarc.fra.affrc.go.jp/work/makiami3.htm水産研究・教育機構「開発調査センター」


厳格な資源管理をするため、漁獲調整するならば、まき網漁業は、優れた漁法かもしれない。
しかし、船を動かす人間様のほうに、信用がない。

次に、沖合底曳網(トロール)漁業。
これには、1そう曳きと2そう曳きがあり、1そう曳きには、開口板(オッターボード)を使用するものと使用しないもの(かけまわし)に分けられます。

http://jamarc.fra.affrc.go.jp/work/okisoko.htm水産研究・教育機構「開発調査センター」

沖底の場合、どの漁法も、網を揚げた時点で、魚はすでに瀕死の状態なので、まき網漁業のように、選択的に、小さい魚などを生きたまま放流することはできません。
したがって、一度に大量に獲る漁法としては、良い漁法とは言えません。

かけまわしは、網を入れて、曳きロープの幅が狭くなれば、網の開口部も閉じたような状態になり、それ以上曳いてもあまり意味がないので、網を揚げます。
開口板を使用すると、いつまでも網の開口部は広がったままなので、ずっと曳いていることができます。
2そう曳きは、開口板を使用した状態よりもさらに開口部が広く、足を重くすれば、少々馬力を上げて曳くことができ、魚を逃がさない。

さて、どれが一番乱獲できる方法か?

以上の説明でも分かるとおり、答えは、2そう曳き。

しかも、岩手沖の小さい根や海底定着物を平らにしてしまった元凶とさえ言われていて、海底に生えている「ガマツ」と呼ばれる植物みたいなものをすべてなぎ倒し、小魚の育つ楽園を消滅させました(このことに関し、私は「岩手日報紙」に投稿したことがあります。水産庁に後ろ盾をもつトロール業界が、岩手日報紙上で、小型船と岩手県を攻撃しました。私は、たまたま足を骨を折っていて日本海へ行かなかったため、それを目の当たりにし、逆上して投稿。やっつけました)。
海底環境や魚類資源にとって、最も最悪の漁法である、と言えそうです。

この2そう曳きは、岩手以外にもあるようで、日本全国では、6県(山口,島根,岩手,愛媛,神奈川,徳島)。
岩手県は、2そう曳きが5カ統で、かけまわしが1隻。

沖合底曳船の説明が長くなりましたが、資源に関する記述は、ここからが本番。

2そう曳きは、よく、とんでもない小さいマダラなどを獲ってきたりします。
何十トンも。
さらには、キチジのミニ版も、万丈かごで市場に並んでいたりします。
曳く魚がいなくなると、何でも獲ってくる始末ですから、とにかく、魚類資源にお構いなし。
理由は、「獲るのがないから」と「他のTACをすぐに消化してしまうから」。

魚類資源の減少について」で紹介した論文からもわかるとおり、小さいマダラを獲らなければ、生産量は増大するのです。
トロール業界の社長たちは、このことをどう思っているのか。

そして、近年のスルメイカの大不漁。
私は、これにもトロール漁業の乱獲が関わっていると思います。
それは、「税金が魚類資源を減らす?」に記述している通りで、これには閉口します。

大不漁の今年、スルメイカの単価が異常といえるほど高い。
キロ単価600円を超えたとか。
つまり、たった2トン獲っただけで、120万円也。
彼らはもう、資源維持のことなど、ほとんど考えていないに等しい。
これでは、どんな魚類資源ももちません。

宮古魚市場の中で、2そう曳きの水揚げ金額は、無視できる量ではありません。
今まで、私は、「2そう曳きの水揚げが、宮古魚市場を支えてきたのだから、しかたないかな」と考えてきました。
しかし、もう、そう考える次元ではない、と思う。
2そう曳きはやめさせて、すべてのトロール漁業は、かけまわしにすべきです。
海のために良くない。

さらには、2そう曳きという漁法は、秋鮭のためにも良くない。
本来、鮭を獲ることのできる漁法は、定置網、河川捕獲、延縄の3つです。
だから、トロール漁業は、鮭を獲ってはダメ。
しかし、魚市場には、堂々と水揚げしています。
もちろん、入網して死んでしまった魚を捨てて来い、などと乱暴なことを言うつもりはありません。
そこで、トロール漁業の鮭の混獲を少なくするには、どうやったらいいのでしょう。
それは、かけまわしです。
かけまわしのトロールは、ほとんど鮭を水揚げしません。
だから、再度書きます。

2そう曳きはやめさせて、すべてのトロール漁業は、かけまわしにすべきです。
posted by T.Sasaki at 19:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 魚類資源の減少について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月15日

宮古市の経済常任委員は、市長のかばん持ちかも?

再び、こんばんは。

今夜は、震災の話ばっか。

倉庫を掃除していたら、今村宮古市議会議員の冊子が置いてありました。
今村正さんの「活動ニュース」から。

 東日本大震災による津波の被害を受け、震災遺構として国の費用で初めて保存が決まった宮古市田老「旧たろう観光ホテル」が4月から、内部まで無料で公開されることになった。2月12日の市議会経済常任委員会で明らかになったとの報道がありました。
 宮古市はこれまで、コンサルタント会社に委託して試算してもらったという今後19年間の維持管理費は、約1億7300万円とされていました。この費用を賄うために年間訪れるだろう見学者を5万人と推計し、その入館料や全国からの寄付金を充て、不足分は宮古市の負担も視野に入れての計画であったようです。
 しかし、今回の方針変更は、当初の「入館料」「寄付金」主体の政策から、180度転換した。言い換えれば「津波遺構旧たろう観光ホテル」を実施するための場当たり的、その場しのぎの言い訳に過ぎない理由で変更し、コンサルタントによる見積もりを良いことにしての方針変更」は、市長としての執行権行使に重大な意味を持つものと考えます。
(「宮古市議会議員 今村正 活動ニュース 第7号」p1


またまた、この話題です。
私も暇ですね。
でも、山本市長以下、経済常任委員会の面々は、みな、ボンクラです(「各種委員会名簿」。
今後、宮古市を支えていく若者のことを、あまり考えていない。

前のも参考に。

カネのかかる震災遺構は、ほどほどに

たろう観光ホテルの震災遺構は、税金の無駄遣い

ちなみに、この今村市議は、過去に、放射能だらけだ、として、福島を忌み嫌っていました。
福島へ自動車で行って、セシウムを捕獲」の中の、「交流会では、福島へ自動車で行けば、エンジンのエアフィルターには、セシウムがいっぱいになる、ということを指摘する人がいました。」という部分、この人が、今村市議です。
彼は、ただ、その事実だけを言って、はい終わり、でした。
私は、彼を大人気ない冷たい人間だと、その当時は思った。
それに反目するために、あえて「福島へ自動車で行って、セシウムを捕獲」を作文しました(私もいちいち腹を立てて大人気ない、かな)。

彼は、少しは成長したのかな。
posted by T.Sasaki at 19:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

災害公営住宅って、何?

みなさん、こんばんは。

この記事には、びっくりしました(昨日の新聞ニュースでごめんなさい)。

https://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20161014_1(「岩手日報 Web News」)

この対象となる人たちの職は、沿岸にあるのでしょうか。
沿岸にあるんだったなら、遠くの内陸に住宅を持つ必要はないと思います。
だから、すでに、内陸に転職した人たちのことです。
他の地域へ転職した人たちは、通常、自分で家やアパートを探して、そこへ住みます。
今回の場合、被災した人たちなので、彼らの家賃は、県が、みなし仮設住宅扱いで支払いました。
ちなみに、みなし仮設の家賃肩代わりは、来春で終わります。
つまり、今後、内陸に転職して、内陸に住む人たちは、自分で家賃を払うことになります。
それが、災害公営住宅であろうと、今まで暮らしていたアパートや借家であろうと。

内陸では、貸家やアパート、マンションなどが、少ないのでしょうか?
震災前の宮古市は、どの不動産屋でも、募集の張り紙が窓ガラスいっぱいでした。
震災後今日まで、その張り紙は1枚もありませんが、内陸はそうではないはず。
実際に、みなし仮設として、入居しているんですから。
それに検索してみれば、大丈夫、物件は出てきます。

この状態で、さらに貴重な税金を投入して、災害公営住宅(というより、普通の公営住宅)を建てるなんて、意味があるのかどうか。
民業圧迫であり、住宅が余れば、もう税の無駄遣いになります。

大丈夫ですか?
岩手県の親分たちは?
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2016年10月12日

魚類資源の減少について

みなさん、こんばんは。

スルメイカの今年の大不漁は、このままの状態で、年末を迎えそうな気配です。
各地区にある水産研究所の方に、この大不漁は何が原因なのか、聞いてみたい。
私だけでなく、水産加工関係者を含めて、みんなが聞いてみたいのではないでしょうか。
しかし、彼らに答えられるかどうか。

魚類資源の減少は、漁獲圧が大きすぎるか、あるいは、環境の変化によって魚がその海域で育たなくなったか、のどちらかです。
漁獲圧の大きな漁法は、何といっても、大型まき網漁業と沖合底曳網漁業。
魚を獲り尽すことにおいて、他のどの漁業も、彼らには敵いません。

漁獲圧が大きすぎる、ということは、つまり、魚の増加分よりも獲る量のほうが大きい、ということです。
こんなことは、誰でもわかりますよね。

そして、そのことを裏付ける論文が、発表されていたようです。
震災後のマダラの資源変動です。

東日本大震災以降の漁獲圧の減少がマダラ資源に及ぼした影響」(「東北区水産研究所」)

いろいろな理由で、福島沖のマダラの幼魚を獲らなかったために、その数年後、たらふく食べて育ったマダラは太り、でかくなった。
それを漁師が獲ったため、数倍の漁獲量となったのです。
つまり、大きくなってから獲った。

この論文の示唆するものは、漁獲圧に対し、魚類資源は、意外にも、敏感だということです。
私が、「意外にも」という言葉を使うのは、変に思われるかもしれませんが、本当に、意外でした。
実のところ、魚は、人間の知らないいろいろな所を回遊していて、全体の資源量はあまり変動しないし、減少しても簡単に回復するものだ、と考えていたからです。
しかし、現実は、違った。

スルメイカの極端な資源減少を目の当たりにしたり、岩手県水産技術センターから、毛がに資源への憂慮を伝えられたりしていて、最近、考えさせられるようになりました。
どういう漁業を行っていったらいいのだろうか、と。
今、いろいろと資料を探し、勉強している最中です。

ちなみに、この論文の図1は、2月末に行われた資源管理型漁業かご漁業者協議会の会合(「毛がに資源は、あまりよくない」参照)の会合で配られた資料の中にあり、水産技術センターの方が説明しています。

それにしても、この論文は、下手くそ!
私も下手だけど、プロにしてはお粗末。
(2)で、2010年、2011年にマダラがたくさん生まれたことを否定したいのなら、(1)の最後の文章を、「2010年および2011年に生まれたマダラが多かったために、資源が増加したことが明らかになりました。」と書かずに、「2010年および2011年に生まれたマダラが多かった、と推定されます」と書けばいい。
論文の流れが悪く、読んだ人は、さまようことになりますよ。
posted by T.Sasaki at 22:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 魚類資源の減少について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人工知能に占領される銀行

みなさん、こんばんは。

「銀行のウラ側」という本を昨年読んだ私ですが、読後の感想は、銀行には、優秀な人材はもう必要なく、普通の学力があるだけでいいんだ、というものでした。
震災後に建てた家の住宅ローンを組む時など、いろいろ銀行員と話もしましたが、非常に形式ばったことしかせず、「規則通りの融資しかしないんだったら、コンピュータに判断させたほうがいいんじゃないの?」と嫌味を言ったりしたものです。
しかし、相手は、嫌味と感じたかどうかはわからない。
「銀行のウラ側」など、どうでもいいや、と放っておきました。

ところが・・・。
「週刊現代」十月十五・二十二日合併号に、「このままでは銀行が潰れる」という記事に目が行き(本当は、がんや医者や製薬会社の記事が目当て)、思わず買ってしまいました。
最近の「週刊現代」は、悪くない(と褒めておきます。宮古出身の方が編集部にいるから、たまにはリップサービス。笑)。

銀行は、いずれ行き詰まり、高給の職員は、AI(人工知能)に職を奪われる運命にあるとか。
すでに、銀行が終末を迎えそうなことが起こっています。
引用します。

「・・・。すでに海外では銀行の口座ではなく、スマホを通じて給料を支払う仕組みができている。
グーグルやアマゾンが決済のやり取りのすべてを抱え込むようになれば、銀行はおカネの流れの外に置かれる。そうなると、銀行は『リアルなおカネを預ける金庫』という、さえない存在になってしまうのです。銀行がいらなくなる日は十分にリアリティがあります」(楽天証券経済研究所客員研究員・山崎元氏)
(「週刊現代」十月十五・二十二日合併号p48)


この記事では「人工知能が金融を支配する日」という本が紹介されています。
「銀行のウラ側」で、著者の津田倫男さんが、あとがきで、せっかくエールを送っているのですが、それに銀行員たちが応えることはなかった。
彼は、何となく、人工知能に支配される日を予見していたみたいです。
posted by T.Sasaki at 22:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする