日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2016年03月25日

ブラック労働者

みなさん、こんばんは。

ブラック、といえば、ブラック企業のことを指しますが、さて、ブラック企業とは、どんな企業なのか。
ブラック企業の特徴をまとめたページがあります。

http://xn--n8jydc4j1hperfog0200a58ew98d4jjc8k.com/

ここにその特徴を列記してみます。

「離職率が高い」
「2年目や3年目等の若い先輩がいない」
「いつも求人を出している。職業安定所や新聞求人広告等に1年中従業員募集の広告が出ている」
「ネットの口コミを確認するとブラックな評判がたっている」
「アルバイトの比率が高い」
「社員数に対して求人数が多い」
「ホームページが簡素で陳腐」
「給与が相場より異常に高い」
「説明会等で社長が精神論を振りかざしてくる」
「面接のハードルが異常に低く、面接当日に採用される」
「試用期間が異常に長い」
「一族のワンマン経営である」
「労働雇用契約書を発行しない」


何となく、漁業のことを指しているような・・・。。
ところが、次のように書いてあるのを発見して、少し安心しました(笑)。

たんに仕事がキツいとか残業が多いだけでは、ブラック企業とは呼ばれない。
http://xn--pckwb0czd204rte7a.jp/post-199.html

wikipedia」で「ブラック企業」と入力してみると、非常に長ったらしく書いてあります。

「元々は、暴力団などの反社会的団体との繋がりを持ち、違法行為を繰り返す会社を指していた」とあり、その後の説明が長すぎる。
ズバリ、「反社会的な企業」でいいと思いますが、どうでしょう。
労働に見合った賃金を支払わない企業や社会に負荷ばかりかける企業など。

そして、そのリストもあるんですね。

http://xn--pckwb0czd204rte7a.jp/post-1248.html(「ブラック企業を見極めろ!」)

先日、労災保険について、ある船主さんが相談の電話を寄越したので、「詳しいことは、労働基準監督署に行けば、親切に説明してくれますよ」と教えました。
さっそく行って、いろいろと相談してきたようですが、その際、乗組員にカネを貸して、漁に出ないうちに逃げられた話をしたそうです。
対応した労基の職員に、「仕事をしてから、賃金を払うのが、普通のことなんですよ」と苦笑しながら言われたそうです。

最近、私も、乗組員募集のため、ハローワークに行って相談したりしましたが、申し込み用紙には、給料に関して、締切日と支払日が書き込むようになっています。
「締切日って、何なんですか?」と聞いたら、「休んだ日などもあるでしょうから、締切日に計算して、その月に賃金を計算するんですよ」という回答。
「え〜?オカの上の会社って、厳しいんですね」と言ってきました。
でも、実際問題として、やっぱりありますよ。
「休み過ぎじゃないの?」っていうのが。
それでも、数日程度なら、その月の給料を満額支払いますが、10日も休んだり、半月も休んだりしたら、ちゃんと引きます。

「ブラック」という名前を、雇う側ばっかりに当て付けるのは、少し不公平だ。
みなさん、そう思いませんか。
ここで、上記のように、カネを借りてそのまま逃げる労働者や支払い賃金に見合わないような不真面目な労働者などを、「ブラック労働者」と名付けてもいいと思います。

人はみな、仕事をした手当てをもらって、自分の生活を支えるのだから、仕事は、ちゃんと真面目にやるべきです。
その仕事が素晴らしいと評価されれば、つまり、それによって企業の利益があがったならば、分け前をもらえるはず。
そう考えれば、間違いない。

そうだ!
「ブラック企業」と「ブラック労働者」が、仲良くすればいいんだ。
これで、日本も平和になります。
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特例には特例で対処すべき

みなさん、こんばんは。

労災保険に入ったほうが・・・」で記した医療費10割負担した件で、これが、岩手県立宮古病院から出された文書です。

仕事中の負傷等で病院にかかられた患者さまへ.jpg

読めば非常に複雑です。
労働災害の取扱も、通勤中か業務中かによって違うみたいです。
こんな複雑なことをするのならば、一律、全員国保にしたほうが簡単でいい。
一緒にしないからには、何か理由があるのかな。

国保は3割負担ですから、少しぐらい痛くても、ほぼ治ったら、病院には行きません。
私など、骨折でもしない限り行きません(でも、歯医者などにはいきます)。
病院代がもったいないし、病院代の他の7割は、みんなが負担するんですから。
ところが、労災保険のように、負担なしだと、完璧に治るまで、病院に行くのかな?
痛くないのに、本人が「痛い」と自己申告すれば、いつまでも行くんでしょうね。
これって、どうかと思います。
こういうところを指摘されると、厚労省も内心「そうだよな」ときっと思う。
だから、1割でもいいから自己負担もさせるべき。

零細事業者、つまり5人以下の従業員の場合、労災保険は任意加入になりますが、これを強制しない理由もきっとあると思います。
試しに、飲み屋のママに聞いてみたら、確かに彼女たちにも労災保険の話はあるといいますが、実際に、飲み屋のネーチャンたちに、労働災害というのがあるのかどうか。
飲みすぎて救急車で運ばれる、というネーチャンは、労働災害にあたるのか?
あるいは、客に暴力を振るわれたら、これも、労働災害?
ネーチャンたちもすぐに辞めるし、入れ替わりが激しく、常時雇用者なんて、いるのかどうか。
だから、労災保険をかけるのは難しいらしい。

職種によって、いろいろと状況が違うようですから、やっぱり任意加入が適当なのかな。
でも、不幸は起こりますよね。

だったら、その不幸を防ぐために、労災加入しなくてもよいという特例を設けるなら、国保を使えるような特例規定も作ったほうがいい。
特例には、特例で対応すべきだと、私は思います。



ところで、国保が使えないということで、10割負担の医療費を、宮古病院へ行って払ってきましたが、渡された領収書は、治療した本人宛。
そこで、「支払いをしたのは、私なのだから、私宛に領収書を出すのが当たり前のはず。ちゃんと発行してください」と請求したら、対応した会計の女の人はエライ人のところへ相談しに行きました。
しかし、結果は変わらず、支払った本人には、領収書を出せないとのこと。

ここは、どこだ!
北朝鮮か!

岩手県の県立病院には、常識が通用しないようです。
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2016年03月23日

いさだ漁は、毎日満船みたいです

みなさん、こんばんは。

いさだ漁は、大漁だなあ。
毎日満船で、今日も私より早く入ってきて、余った場所から、私はかにさんとたこさんを運びました。
今年のいさだ漁は、天候にも恵まれ、順調だ。

あ〜あ、って、ため息ばっか。

いさだ漁では、人が食べるのは獲れないけれど、だんだんと船が沈んでいくのが面白くてねえ。
聞くところによると、今年は、網数を使わなくてもいいような感じだとか。
きっと今年は、岩手宮城で、3万トン獲るんだろうなあ。

羨まし。

部外者は、茫然と、傍観。

もう寝る。
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2016年03月19日

スマホ中毒が日本を滅ぼす 6

再び、こんばんは。

スマホ中毒シリーズ、また書きます。

auがスマホ中毒者をますますスマホ漬けにするようです。
25歳まで、5Gのデータ通信をプレゼントするとか。

http://www.au.kddi.com/mobile/campaign/gakuwari/?bid=we-com-autoppr-0098(「au」)

細かい条件があるみたいですが、5Gなんて、すごい。
私は、タブレットのドコモ契約で、1ヶ月1Gすら、ほとんど使ったことがありませんでした。
やっぱり動画とかゲームをやらないと、ギガという単位には届かないのでしょう。
auは、こんなことをやって、日本をダメにすると思わないのかなあ。
auだけでなく、他のキャリアも同じようなことをやっているだろうし、それを見て見ぬふりをしている総務省共々いっしょになって、日本をダメにしようとしている。
いや、深読みするならば、日本じゅうを中毒患者だらけにして、政府のいいなりになるよう育てているのかも。
その手先が、docomo、au、softbank、というところなのか。

私の場合、動画は、はっきり言って、テレビだけで余しています。
「あさが来た」を見るのだけが必須で、あとは、たくさん番組があっても、その99%は見ません。
暇がない。
今の子どもたちって、そんなに暇なんですか。

と思っていたら、やっぱり中毒にさせる理由というのがあるようです。

ガチャだけではない--子どもがソーシャルゲームにハマる理由(「CNET Japan」)

私には、何が書いてあるのか、さっぱりわからない。
なぜ、スマホのゲームで「体力回復」できるのか。
本当かよ。
何で、ガチャガチャがスマホで手に入れることができるのか。
さっぱりわからない。

知らなくてよかった(笑)。
posted by T.Sasaki at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「鮭を刺網で獲らせろ」と叫ぶのに意味があるのかどうか

みなさん、こんばんは。

毛がに資源は、あまりよくない」で、鮭の主漁場が、北海道でも北上している話を書きましたが、ついでに、鮭に関して、自分がかしぎ(飯炊き)をしていた頃からのことを書きます。
(宮古弁では、なまって「かすぎ」と言いますが、「かしぎ」が正解なようです。「炊ぎ」)

東日本大震災津波 5年のつどい in 宮古」」で、漁民組合の幹部?なのか何なのか知りませんが、徳美先生に質問なのか意見なのか、した人がいました。
「鮭を刺網で獲らせろ」という例のやつです。
「一般漁業者に鮭を獲らせない」とわめいていましたが、私は獲っているのに。
漁民組合の組合員の少なくとも一人ぐらいはここを読んでくれているようですから、これについて書くことに意義があるかも。

私が学校を終わって、漁運丸に、かすぎで乗り始めた頃、鮭はいっぱい釣れました。
一漁期、最低でも1000万円の水揚げがあり、1500万円から2000万円の年が、5年くらい続いたと思った、確か。
だから、船外機の船でも鮭延縄が流行った。
とてもおもしろくて、あれがなかったら、今の自分はなかったと思う。
その頃、春鮭鱒の延縄もやっていて、やはり、一漁期、1000万円くらいは水揚げがあり、1年の水揚げのうち、鮭類の水揚げが8割を占めていました。
つまり、いか釣り漁業やかご漁業は、つなぎ商売としてやっていたようなものです。
しかし、私は父親に向かって、「鮭ばっかりに頼って、大丈夫なのかなあ」と疑問をぶつけています。

その後、今、私が乗っている船を造ってからは、いか釣りも本気でやるようになりました(鮭が獲れる前は、いか釣りを主としていたらしく、たら延縄やたら刺網も合間にやっていた)。
当時、静岡から買ってきた船を青森県泊の船主さんが買いに来た時、「いか釣りをするために、新造船をやるなんて」と、びっくりしていました。
でも、この頃は、日本海に行かなくても、前沖だけで十分な水揚げがありました。
それも夜いかだけで。
津波で流した漁運丸と今の漁運丸の2そうで、ほぼ鮭といか釣りだけ。

最初にダメになったのが、春鮭鱒。
これの代替がいさだ漁業で、この切り換えがいいタイミングだったと思う。
やった年は、乗組員の給料分も獲れませんでしたが、大丈夫、その数年後、花が咲く。
次に少しずつダメになっていったのが、鮭延縄。
一昨年までは、まあ商売にはなったかな、と思っていたのに、昨年など、給料分も獲れなかった。
だから、現在の主たる漁業は、いか釣りです。

これって、レジームシフトとは言わないと思うのですが、漁がシフトしたんですね。
近年、鮭は、定置網もうまくいっていません。
だから、漁民組合が、鮭に固執するのを、私は理解できないのです。
まっとうな船主ならば、鮭を獲っても、そんなに経営が上向くとは考えないと思う。

ちなみに、宮城県の鮭の刺網で、1000万円くらいの水揚げになる、という噂が通ったらしいですが、それはトップクラスの船だそうです。
うまくいかない人は、その半分も獲れないとか。
どこの世界のどの漁業も同じですね。
いい話だけ聞こえてきて、実際に着業すると、そうでもない。
昨年、一昨年、いい話をする人は、いないそうです。

私は、漁民組合の後ろにいる共産党や弁護士連中を、実際に船に乗せて、少し教育してやったほうがいいと思います。
考えが甘すぎる。

津波後、非常にうまく船を動かしている人がいます。
名前は出しませんが、私は、その人に向かって、「そちらが一番うまくやっているね」と言ったことがあります。
漁業の種類をうまく変えて、船を動かした人です。
津波で全財産失っても、その人は、簡単に家を建てました。
もしかしたら、もう1軒建てるかもしれません。
そんな人を見習うほうが、「鮭を獲らせろ」とわめくよりも、私はずっといいと思うのですが。
posted by T.Sasaki at 20:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 漁業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月17日

イベントのおかげ

再び、こんばんは。

宮古市毛がに祭りは、盛況に終わったそうです。
でも、少し、毛がにが売れ残ったとか。
来場者はたくさんあったらしいのですが、買い気がなかったのかな。

たぶん、不漁のため、価格も高かったからでしょう。
私のみ1隻だけ水揚げした日があって、何と、その時の平均単価が5500円でした。
今までずっとやってきて、こんな平均単価、私は知らない。

大不漁で、浜値も高かったため、ある魚屋さんが、県内の別のところから毛がにを仕入れてきて、宮古魚市場に出荷したそうです。
そこから浜値は下がり、普段より少し高い程度まで下がりました。
毛がに祭り直近の土曜日は、県内各地の漁業者も持ってきて、一気に量が揚がり、かなり安くなったようです。
これをどのように考えたらよいのか。

私たち漁業者は、浜値が高いに越したことはありません。
特に、大不漁の今年、1日の漁獲が10キロや20キロの日も、少なからずありました。
だから、いつもより高いと、非常に助かります。
ここで、他所から持ってきた毛がにが売られると、浜値は下がり、水揚げする漁業者にとって、打撃は大きい。

でも、毛がに祭りというイベントを行うだけの漁獲がないと、イベントに来たお客さんには、非常に悪い印象を与えます。

「毛がに祭りに来ても、ぜんぜん毛がにがないじゃないか」

こんなことを言われたら、毛がに祭り自体、開催するのが困難となります。
だから、この場合、私は、他所からの搬入もしかたないかなあ、と思っています。
毛がに祭りのおかげで、宮古魚市場も高値を出すようになりましたから。
それ以前は、そんなに高いことはなく、釜石魚市場まで運んだ時期もありました(20年くらい前の話)。

来年の大漁を願うほかありません。
ホント、少しぐらい安くても、たくさん獲れたほうがいい。
お世話になっている人にあげる毛がにもなく、本当に今年は誰にもあげていません。
哀れです。
posted by T.Sasaki at 18:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 漁業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

毛がに資源は、あまりよくない

みなさん、こんばんは。

先月(2月)28日、宮古市シーアリーナで行われた「資源管理型漁業かご漁業者協議会」の会合に出席してきました。
そこで、毛がに資源に関する嫌な話を聞かされてきました。

現在の岩手沖の雌がに資源量では、今後、資源が飛躍的に増加するということは考えにくく、毛がに漁は、今後5年くらい、あまり好ましくない状況にあるそうです。

雌がにを獲っているわけでもないのに、なぜか、増えない。
しかも、昔と違って、夏に毛がにを獲っているわけでもない(昔は違法行為が横行していた)。
だったら、増えてもいいじゃないか、と考えたくもなり、この点を私は質問してきました。
回答は、というと、親潮が弱すぎる、ということです。

震災前は、親潮が強く(震災後にも一時あったけれど)、岩手沖の南潮が速かった。
津波直前など、ボンデンが全部沈むくらいの速い潮があったとも聞きます。
なぜ、親潮と関係あるのか、というと、北海道で卵からかえった幼生が、本州沖合まで流れてきて、岩手沖の資源量を支えていたのではないか、と考えられるからだそうです。
毛がにの主産地である北海道が頼りだったんですね。

震災後、毛がに漁の時期(正月過ぎ)は、本当に南潮が弱く、宮古沖だと、南になったり北になったり、行ったり来たり。
それでも、今年は、0.5ノットくらい、す〜っと南南西の潮が走ったりしていて、少しはいいかなあ、と思っていたら、最近、止まっています。

温暖化のせいかな?

これもちょっとした嫌な話を聞いたのですが、北海道の鮭の漁獲を調べていると、たくさん獲れる地域が、だんだんと北上しているのだそうです。
以前は、襟裳から根室あたりが多く獲れたそうですが、今は、オホーツクが多く獲れているとか。
私にこれを教えてくれた人は、本当は認めたくないけれど、温暖化の影響なのかも、と言っていました。

やっぱり温暖化の影響は、海にもじわじわと来ているのかも。
今後、岩手沖の毛がには、貴重な資源になりつつあるのかな、と感じています。
posted by T.Sasaki at 18:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 漁業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月13日

300mの津波

再び、こんばんは。

昔見ておいたWebページのリンクをなかなか探せなかったのですが、ようやく見つけました。
過去の地球には、300mの津波もあったとか。
しかし、それは、小惑星の衝突によって、です。

「世界の終焉」8つのシナリオ その8

今、日本列島は、火山活動などの活動期に入ったそうですから、家が高台にあっても、油断できません。
大地震があったら、防潮堤があっても、より高い所へ。

徳美先生も言っていました。

「日本人は、本当は、世界の中でも、最もひどい環境のところに住んでいるんです」

だから、何が起こっても不思議ではありません。
時間を無駄にしないように。
posted by T.Sasaki at 19:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「東日本大震災津波 5年のつどい in 宮古」 2

再び、こんばんは。

徳美先生(齋藤先生とはみんな言わない)の人柄は、ごく普通の岩手県人(南部地域)だと思います(生まれは秋田県ですが)。
私と同じで、ものごとをはっきりと言う。
だから、きっと彼のことを嫌いな人もいると思う。
でも、分別のある、ちゃんとした人で、学生の面倒見も良かった。
研究室では、「君たちには、かなりの税金が費やされているんだから、ちゃんと仕事しなさい!」と口癖のように言っていたのを覚えています。
このように、公のカネと私のカネに関する認識がしっかりしており、こういう人こそ、委員長として適任なんですね。

スライドのコピーから少し転載します。

1万人の人口減を無理にとどめる策より減少した5000名の町民が、幸せに暮らせる町を目指す、発想転換

これが必要だという。
彼は、増田寛也さんの書いた「地方消滅」をきっと読んでいます。
2040年で、この沿岸地域は、仮に震災がなかったにしても、人口が半減するという予測を知っている。
これに震災が加わったから、半減することはほぼ確実。
未来を向いて、前を向いて、今から幸せに暮らせるよう考える、ということです。
こういうことを聞いただけで、私は、もう大満足でした。

その他、いろいろなことに言及していましたが、もう一つ、日本の平和についても、なかなかいいことを言っています。
戦争だけは絶対にするな、と。

彼の残りの人生をかけて、戦争を起こすような状態を阻止していかなければならない。
同じような年代の人たちみんなにその責務がある。

これには、会場から拍手が沸き起こりました。
どの年代も同じですが、あえて、自分たちの責任である、ということを強調したかったのでしょう。

先生は、留学生たちとも触れ合う機会が多く、実際、研究室にも中国人の学生が来ていました。
彼らが帰る時、何を言っているのかというと、「勉強したものは全部忘れていいから。ただ、日本は戦後70年、戦争をしたことがない。君たちの国はどうだ。日本は70年戦争をやっていない。これだけは事実として覚えておいてほしい」と。

先生は、後生を、自分のために使うのではなく、未来の日本人のために使おうとしているかもしれません。

(ベタ褒めかなあ)
posted by T.Sasaki at 18:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「東日本大震災津波 5年のつどい in 宮古」

みなさん、こんばんは。

昨日の話です。
沖から帰ってきてから、急いで宮古市民文化会館に行きました。
「東日本大震災津波 5年のつどい in 宮古」。
ちょっと遅れて行きましたが、疲れているため、座ってもめまいがして、少しばかり目が回っていたほど。
頭のCPUを休ませないで使ったためか、今日の午前中まで動くのが嫌でした。
昨日の夜、報告できる体力はなく、したがって、報告は今日です。

こちらが、そのパンフレット。

http://www.iwate-ken-irou.org/gyozi/pdf/03-5syuunenn.pdf(「岩手県医療局労働組合」)

なぜ、こんな私が大嫌いそうな催しに行ってきたか、というと、学校に通っていた頃、お世話になった齋藤徳美先生が講演するからです。
テレビで見てはいるのですが、肉眼で見るのは、20数年ぶり。

拝聴してびっくりしたのは、先生が、専門外のことまでいろいろと言及していることです。
あれだけ言えるのですから、いろいろあったのだと思います。
肩書きをここに記しますと、「岩手県東日本大震災津波復興委員会・総合企画専門委員会委員長」と読むのも嫌になるくらい長ったらしいものですが、委員長というくらいですから、これはすごい。
みなさんや私たちは、ただ「あ〜だ、こ〜だ」と文句や意見を言うだけですが、それを今まで聞いてきて、先生なりにいろいろと考えてきたのですから、やはり、広範囲な知識というものを備えてくるんでしょう。

催し終了後、先生に話しかけたら、「お〜、来てくれたのか!」と喜んでくれました。
私は、「先生、びっくりしました。先生、変わった。昔は、あんなに多くのことを言う人ではなかった」とずけずけと言う(これが、私の短所であり長所であります)。
「いや、いろいろなことに関わってきたから、こうなったんだ」と素直に返答してくれました。
少しの間だけど話をし、別れる間際に、「今度時間があったら飲もうな」と言われ、「もちろん先生が元気なうちですよ」とお返し。



さて、中身についてですが、非常に重要なことを書きます。

津波防潮堤というのは、L1(数十年〜百数十年に1回に発生する規模の大津波)には対応するが、L2(数百年〜千年に1回に発生する規模の大津波)には対応できない、という基準で作られています。
つまり、L2に対しては、減災という考え方。
ところが、三陸を襲った津波というのは、数十年に1回程度の頻度で来ています。
しかも、遡上高30mクラスは、110年間に3度も来ている。
だから、「いくら防潮堤があっても、津波が来たら逃げる」というのが大原則、と強調していました。

みなさん、防潮堤に関して、勘違いしないでください。
いくら数メートル程度かさ上げしても、津波は超えて来るのです。

一方、三陸以南、特に、仙台平野以南の沿岸では、今までこんな津波が来たことがないので、L2対応設計の防潮堤を延々と作っているそうです(つまり、L1でさえ、なかなか来なかったから、L2ということ)。
コンクリートの寿命を100年としても、1000年に一度にしか来ない津波に対し、防潮堤を作るのに意味があるのかどうか、と先生は言っていました。

先生の講演の後に、宮古、釜石、陸前高田からパネリストが参加し、各地の取り組みを発表しています。
釜石のパネリストの話では、釜石市唐丹の花露辺(けろべ)地区では、防潮堤そのものの建設を拒否し、ありのままの状態だそうです。
司会者であり、県議会議員の斉藤信さんの話では、各地の要望で、計画より防潮堤の高さを高くしたところもあれば、低くしたところもある、とか(極端な例は、先述、花露辺地区の例など)。
つまり、一応は、住民との合意形成を図っている。

「いや、合意形成などしていない」という方もいると思いますが、100%合意形成というのは、なかなか考えられない。
先生も、「100%というのはあり得ないから、判断が難しいんです。でも、やはり住民の意見というのは最大限汲むべきであり、なぜなら、そこに住んでいるのは、都会や他所の人間ではなく、その土地の住民だから」と言っていました。

今でも、宮古市の水門建設は強行したに等しい、と私は思っています。
住民の選択した結果は、住民が責任を負う。
しかし、中央官庁が選択した結果責任は、誰が負うのか。
官僚たちが負えるわけがない。
だから、あの場合、宮古市民が要らない、と言ったら、要らないのです。
コンクリートの強度は、100年もたないのに、宮古市街地を完全に守ることはできない。
史上最悪の被害といわれた今回の津波でさえ、宮古市街地は、あの程度の被害で済んだんですから、逆に、そのことを幸運な地形だったと認識すべきです。

水門建設は余談になりましたが、戻ります。

防潮堤の高さの決定というのは、上述からわかるように、“政治的”に決定したものであり、“学問的”に決定したものではありません。
“学問的”には、今のところ、決定できないのです。
地球誕生から46億年ですから、それに比べ、地震や津波のことを研究している時間など百数十年に過ぎず、45億年以上のデータがない。
つまり、地震や津波に関するデータなど無きに等しい。
先生は、今回の津波で、これだけの犠牲者が出たことに、非常に大きな責任を感じているとし、地球科学に関する学問が、あまり役に立たなかった、ということも吐露していました。
だから、津波防潮堤の高さなどというのは、住民とカネを出す側とが、政治的に決着するしかない(こうはっきりと先生は言いませんでしたが、私が代弁します)。

最初に戻って、結論は、

「いくら防潮堤があっても、津波が来たら逃げる」

ということ。
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2016年03月11日

3.11の5年目の日記

みなさん、こんばんは。

今朝の宮古市は、6時に地震が起き、大津波警報が発令された、という条件で、避難訓練が行われました。
私の場合、避難場所よりも高いところに家があるので、寝ていても十分。
でも、寝ているわけにもいかず、船を沖へ避難させる訓練の予定でした。

家から自転車で防潮堤まで行き、国道上の水門を閉め、そしてまた自転車で船まで行って、エンジンをかけ、自転車を積み、そのまま沖へ。
防潮堤まで3分、防潮堤を閉めるのに3分、船まで1分、エンジンをかけるのに1分、自転車を積むのに1分、もやいをはずしてアンカーを巻くのに2分。
合計10分。
とにかく船に乗り、エンジンをかけ、もやいを離せば、大丈夫。

これが私の避難経路で、みんなとは正反対です。

前日の夜、消防に入っている同級生に、国道上の水門の扉が動くようになったのかどうか聞いたら、まだ動かないそうなので、この訓練にあまり意味がなく、家でご飯を作ってました。
水門の扉は自動開閉の予定のようですが、停電になったらどうするんでしょう。
原発みたいに、非常用電源としてディーゼル発電機でもあるのかどうか。
同級生は、そんな話は聞いていない、と言ってましたから、最後は、やはり人間の手かな。
やっぱり手動運転の訓練は必要です。



今日のNHKは、震災のことばっかりで、うんざりさせられました。
私は、震災の番組になると、チャンネルを変えます。
思い出したくないから。

ところが、ちょっとばかり見ていたら、案の定、涙が出てきました。
これだから、ますます嫌なんですね。

津波で孤立した2人の子どもを助けに行った人が、その帰る途中、女の人の「助けてください」という悲鳴を聞きましたが、子どもを両脇に抱えた状態だったので、後ろ髪を引かれる思いで、その場を立ち去った。
あとで、その女性は、亡くなって見つかったという。
そのシーンが、頭から離れないそうです。
この方は正直な方で、子どもを助けに行くときの自分の感情もあらわにしており、なおかつ、見捨ててしまった女性の肉親(旦那さん?)の方にも、正直に打ち明けたそうです。
打ち明けられた人も、「教えてくれてありがとう」と言ったそうです。

私の津波体験も思い出してしまい、いかなることがあっても、津波の被害が出そうな場所に、自宅を建てるべきでない、という思いは、確信に変わりました。
不幸やこの方のような悩みを抱える原因は、津波の来るような低地に家を構えることにある。
最初から、そんな場所に自宅がなければいいだけの話。

水産業界などの海を生業とする建物を、浸水地域に立地をするのはしかたがない。
ところが、自宅は、しかたがないでは済まされない。
再び、同じ不幸や悩みを、みんなが抱えてしまうから。
posted by T.Sasaki at 18:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月09日

小さい漁船は、でかいフェリーに負けてしまうのか

みなさん、こんばんは。

岩手は、昨年のするめいかから、秋鮭、今年の毛がにと、大不漁が続きます。
こんなに苦しい漁業環境の中、昨日の岩手日報朝刊で、ある記事が1面を飾りました。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20160308_1(「岩手日報 Web News」)

一般の人にとって、おめでたい話かもしれませんが、私にとっては、迷惑以外の何者でもありません。

宮古港入港が朝の6時着。
これが非常にネックで。8時出港というのも大漁の時に影響あるかな。

秋の鮭延縄漁は、操業開始の投縄が、朝4時です。
縄を入れてから、フェリーがその上を航行すれば、簡単に縄を切られるからです。
完璧な操業妨害です。

この記事が朝刊に載ってから、すぐに宮古漁協の指導課へ行き、課長と話をしてきました。
課長によると、フェリーの入港時間までは説明されていない、とのこと。
そこで、今度は、市役所に電話し、これを取り扱っている部署(港湾課?)につないでもらいました。
いろいろと聞いてみたら、時間については、漁協側に説明していないとのこと。

「説明?違うんじゃないの?伺いを立てるのが筋じゃないですか?」

頭にきて、こう言いました。
以前からある生業に対し、頭の上から、「この時間にフェリーを就航させます」では、あまりにひどい。
被災地の原住民を無視しているに等しい。

「あなたたちは、誰にために、こんな事業をやっているのですか。特定の大きな団体だけに利益誘導しているだけじゃないですか。実際に被災した人たちの生活を奪うつもりですか。それは間違っている」

ふだん、冷静?な私も切れまくり。
電話を切ってからも、3分くらい怒ってました。

さて、市役所や漁協は、どういう回答をするでしょう。

せめて、入港時間を4時頃にするとか(入港時間を4時にすれば、鮭延縄の操業海域は、3時30分前には通過するから)、あるいは、閉伊埼沖から270度に針を立てて進入するとか、そんな施策してもらわないと困ります。
このままで何も変えないで、私の道具にフェリーが近づいてきたら、フェリーの航行を妨害せざるを得ません(といっても、相手がでかすぎるので負けますけれど)。
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2016年03月07日

人間の半分は余るかも

再び、こんばんは。

再度、人工知能について書きますが、放送では、現在の職業の49%が、ディープラーニング技術で代替可能とか。
ということは、職人技みたいなものばかり残るってことですね。

この放送を見て、ある知り合いの加工屋さんに電話をしました。
「誰よりも早く人工知能で、製品を作るようにしたら」と。
しかし、それは否。
なぜかというと、微妙な視覚や味覚については、機械はまだまだ人間に敵わないそうで、人間の手のほうが、売れる製品を作れるそうです。
人工知能というより、センサーの問題かな。

こういうのって、けっこうあるらしいですね。
日本人の巧みの技というのが。

世界中が人工知能で製品を作っても、日本人は、失業しない?

でも、それはほんの一握りだろうし、万能なセンサーが開発されれば、やっぱり半分は失業するか。
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自動運転の時代

みなさん、こんばんは。

昨日だったか一昨日だったか、NHKで、プリファードネットワークスのことを紹介していました。
ディープラーニングという人工知能技術。
「ぶつからない車」。
その時、紹介された動画が、Webにありました。

http://car.watch.impress.co.jp/docs/event_repo/ces2016/20160107_738110.html(「Car Watch」)

NHKの放送では、これにプラスして、リモコンで操作できる車を別に置いて動かし、それに対し、人工知能を搭載した「ぶつからない車」が、そのリモコン車を避けるように動いていました。

プリファードネットワークスについては、こっちのリンクが少し詳しいかな。

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO89792620X20C15A7000000/(「日本経済新聞」)

もうすぐ自動運転の時代が来る予感。
私向きですね。
ドライブ苦手で、寝るか本を読んでいるほうがいいという人間ですから(ついでにお酒とつまみも)。

なぜ、こんなものを持ち出したかというと、「航海中に死んでしまったら」の心配が消えてしまうから。

車だとたぶんセンサーか何かで相手を感知しているのだと思いますが、船だと、手っ取り早いのがレーダー。
私が知らないだけで、すでにできているのかもしれません。
警報設定できるくらいですから。

操舵機にナビというのが付いていれば、目的地を設定し、そこまで自動運転できます。
で、万が一、居眠りしてしまったら、その目的地で、ぐるぐるといつまでも回っています。
それに遭遇すれば、「バ〜カ、眠りやがって。邪魔だ!」と顰蹙を買います。

AISというのもあり、これを付けている船は、レーダー画像がなくても、位置情報から衝突回避できます(私は持っていません)。

これらとディープラーニングのソフトと操舵機を組みあせれば、一応、航海は安全になります。
あとは、風力、潮流などもディープランニングさせ、離岸着岸も、自動でできるようになるかも。

大丈夫、航海中に死んでもよくなりました(笑)。
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2016年03月05日

「漁師ってやつは・・・」だったかな?

再び、こんばんは。

沖から帰ってきて、餌を買いに田老まで行ってきました。
そこでは、いさだの冷凍作業をしていました。
今日は、宮古に、5隻で28トン揚がったそうです。
テキトーに計算して、1隻あたり200かご(1かご30kg)。
現場の作業を見たり、大漁の話を聞いたりすると、血が騒ぎ出します。

私は、両腕が痛くて、夜寝ていても、痛くて目が覚めたりします。
今の季節のように寒いと特に痛くなります。
腰も痛くなるので、ホッカイロを貼ってしのいでいます(暖めれば大丈夫。だから夏はぜんぜん痛くならない)。
それでも、いさだの大漁を聞くと、血が騒いできて、自分の船でやれないなら、ほかの船に乗ろうかなあ、と思うほど。

先代のいさだの船頭が舵を握っていた当時、気持ちだけは誰にも負けないという感じで仕事をしました。
船頭に向かって「もっときれいに網を入れろ!」と怒ったりもしました(前の船頭は網を入れるのがヘタクソだった。あの当時、私が船頭をやっていれば、常に上位に入港できたと思う。宮古での話ですが)。
そんな張り切りようだったので、やっぱり腰に来ている感じ。

でも、乗組員がそれくらい頑張ってくれれば、そこそこの船頭でも、大漁できるものです。
乗組員は、すぐに道具を入れることができるように準備をしておき、トラブル発生時も、頭を使って早く切り抜けるようにすることが大事。
そして、どうやったら早く仕事ができるか、常にそのシステム作りを考えること。
早く仕事ができる、ということは、それだけ水揚げも増え、早く帰れる。あるいは、もっと仕事をすることができる。

これは、言葉を変えるだけで、どの職種にも通用すると思います。

どこかの乗組員が言っていた(言ったのは田老の人ですが、その相手は機械メーカー。意外に頭が固い人が多いんですよね)。

「頭は生きているうちに使うものだよ」

漁業にトラブルはつきものですが、特にいさだ漁はトラブルが多い。
網は裂けたりするし、潮が悪いと足巻きもする。
油断していると、浮き玉のひもをへら巻きする。
いさだを網に入れすぎて、網を破いたりもする。
それでも、積荷が多くなってきて、だんだん船が沈んでくれば、何だか楽しくなる。

私は、カネを稼ぐ、というよりも、漁をすることが楽しいような気がするなあ。
実際、給料と呼べるものをもらったことがないから、こうなったのだと思う。
経営者となった今は、1000万円なんて、すぐに無くなるんだなあ、と感じるだけで、カネ儲けできるとは思っていない。
結局、根っからの漁師になりつつあるのかな。

自己流「漁師ってやつは・・・」でした
(勝手にコピーしてごめんなさい)。
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スマホ中毒が日本を滅ぼす 5 (人を不幸にする職業 1)

みなさん、こんばんは。

私は、以前から、スマホ中毒について記述してきました(リンクを記すのが面倒なので、「スマホ中毒」で検索窓から検索してください)。
睡眠時間を犠牲にして、スマホばっかりいじっていると、仕事に差し支えるだろうし(それで事故が起きるかも)、勉強もできないでしょう(社会人になっても、常に勉強し、向上心がなければやっていけない)。
残念ながら、私には、スマホ中毒患者が、身近にいます。
例えば、私の甥。

毎年正月、私の妹は帰ってきてくれて、大晦日から元旦にかけて、いろいろとやってくれます。
いつまでも一人でいる私を不憫に思っているのだと思う。
その点は、非常に感謝しているのですが、その子どもたちが、なかなか難しい。
特に男の子。

おおみそかに、みんなで掃除しているのに、その甥だけが、いつまでもスマホで遊んでいる。
母親が何度注意しても、聞いているのか聞いていないのか。
私が廊下を掃除機かけていても、知らん振り。
さすが頭に来て、怒りました。
遊んでいたスマホで頭を叩き、それを放り投げ、「みんなが何かやっている時、手伝おうともしないのか。お前みたいのは、ろくな人間にならない」と怒鳴ったら、少しは効き目があったのか、スマホの電源を切り、掃除を始めました。

スマホは壊れませんでしたが、壊れてもいいと思いました。
本当は、踏みにじって壊し、窓の外に放り投げようと思った。
でも、一応、自分の子どもではないので、我慢しました。
自分の子どもだったら、ただではおかない。

元旦だったか、2日だったか忘れましたが、高校生のその甥に、「お前な、何の仕事についてもいいが、他人を不幸に追いやるような仕事には就くなよな。例えば、パチンコ屋の店員とか。パチンコにのめりこんで幸せになる奴なんて、一人もいないからな」と。
スマホ中毒になるような人間は、パチンコにはまりやすいような気がする。
甥は、私の言ったことをどのように聞いたかわかりませんが、つまり、「パチンコを絶対するな」と言っていることに等しい。
もし、甥がパチンコをやったら、縁を切るつもりでいます。

以前、NHKで、ギャンブル中毒のことを放送していました。
ギャンブル中毒になると、脳自体が変化し、他の中毒症状と同じようになるそうです。
だから、家庭を犠牲にしてまで、パチンコに走ってしまう。
あんなもののどこが楽しいのか、私には、さっぱりわからない。
時間の無駄でしかない。
あ〜、バカくさい。

しかし、なぜ、こうなるのか。
誰も解決できないのだろうか。

私は、原因として、親の責任があるのではないか、と思っています。
これが非常に大きい。
しかし、それだけでは収まりそうにない。
もう一つの原因として、これらの中毒を防ごうとしない社会にも問題がある。
元野球選手が麻薬中毒で逮捕されましたが、同じように中毒症状を引き起こすタバコのほうは、お咎めなし。
中毒に個人差のあるギャンブルやスマホに、規制の網を被せるのは難しい。
競馬に至っては、「競馬をやってください」とまで言っているようなものだ(特に岩手県)。


こうなると、やはり、「社会とは、こういう悪い部分があるのだ」と教えてこなかった親や周りの人間が悪いことになる。
教えられても、知らんぷりしているのなら、それは、本人が悪い。

私の甥は、どういう選択をするのだろう。

みなさんは、今日のTBS午後6時からの「報道特集」を観たでしょうか。
福島原発の廃炉に関する技術開発で、地元の子どもたちが頑張ろうとしている姿を。
「何で、こんなに違うのだろう」とつくづく思ってしまいます。

ここだ!
「頑張ろう」とする意識!
よく考えてみると、スマホ中毒やギャンブル中毒の人間たちには、この「頑張ろう」という意識が非常に薄いような気がする。
だから、中毒症状を起こした人たちには、ペナルティを課す方向を考えたほうがいい。
私が総理大臣になったら、携帯電話会社などを敵に回しても、中毒撲滅へと進む。
それが、人材を育てる、ということになると思う。

本当に本当に、スマホ中毒やギャンブル中毒を野放しにすれば、日本が滅んでしまうと、みなさん本当に思いませんか。
posted by T.Sasaki at 20:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 人を不幸にする職業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月03日

ゴミの仕分け

みなさん、こんばんは。

今朝も雪が降り、「勘弁してよ」という憂鬱な気分でしたが、一瞬にして融け、ほぼ午前中でなくなりました。
午前中は、商工会議所の不手際で、「ん、もう〜」と言いたくなるくらい、行ったり来たり。
もちろん、それだけで街に行くわけではなく、今日も金融機関2件ほどにも用足し。
午後になって、ようやく手仕事。

かごの修理をまずやり、できたものを餌と一緒に船に持って行き、今度は、壊れそうな板子を作り、思いついたアイディアを、業者に電話したり。
私は、頭の容積が他の人に比べると、わかるくらい小さい(つまり頭が小さい)ので、やっぱり脳みその容量も小さいのだと思う。
だから、忘れる前に、携帯電話で相手に伝えておかないと、すぐに忘れるんです。
それにしても、ホント、便利な時代ですよね。
例えば、トラブル発生時なども、携帯電話で話ながら、解決できたりします。

船の仕事を終わってからは、今度は、お釈迦になったかごの分解。
分解したものはゴミに出しますから、骨は、引き受け業者へ渡します。

かごのゴミ1.JPG

その他の網などは、何に使ったらいいか、思案中。
ゴミになるかも。

かごのゴミ2.JPG

そして、これが、餌の入っていたダンボール箱。

餌のダンボール箱.JPG

これも、たたんでためておいて、一気に引き受け業者へと渡します。

本当は、かご修理などの後始末も乗組員の仕事なのですが、年寄りの人にやらせるのも、ちょっと気の毒かなあ、ということで、私がやっています。
こんな調子では、彼女ができても、遊ぶこともできない(笑)。

ついでに、おまけ。

ぼろワイヤー.JPG

お古のいか釣りのワイヤーを塩抜きし、オイルに浸けたもの。
もちろん、良い部分だけを切り取った。
特に、昔のワイヤーは長持ちしますね。
ワイヤー1本、1万円近い値段ですから、長い目でみれば、手をかけた分、経費の節約になります。
これは、私の仕事。
使えるワイヤーの選別は、経験がないと無理で、ダメなものを使うと、針や分銅ごと、全部落としてしまいます。
使えないワイヤーはもちろんゴミなので、これも引き受け業者へ。
posted by T.Sasaki at 18:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月01日

航海中に死んでしまったら

みなさん、こんばんは。

先日、大阪の繁華街の歩道に乗用車が突っ込み、死傷者が出ました。
運転中に、運転手が亡くなったらしい。

http://mainichi.jp/articles/20160227/k00/00m/040/028000c(「毎日新聞」)

「運転中の自分に、もしものことが起きたら?」と考えることは、あまりないと思いますが、私の場合、船の航海中、よく考えることがあります。
というのも、居眠り操縦で岸壁や海岸に乗り上げた、という話が、よくあるからです。
居眠りならば、いろいろな対策をとれますが、突然死や脳出血や脳梗塞となると、対策は無理かなあ、と。
でも、最近のウェアラブル端末が、これを解決しそうな勢いです。

私は、ソニーのネット端末を使っていますが、「買ってくれ〜」みたいな広告の中に、スマートバンドがあります。
心拍数を測れるとか。

http://www.sony.jp/sp-acc/products/SWR12/(「ソニー」)

アップルウォッチも心拍センサーが付いているみたい。

http://www.apple.com/jp/watch/health-and-fitness/(「Apple Watch」)

これらの端末は、無線を使って、スマホなどで読み取れるのだから、船の操舵装置にもデータを送れるはず。
「この人、死にそうだよ」とか、「あたりそう」とか、そんな危険な情報をウェアラブル端末が認識し、操舵装置に信号を送って、クラッチを切れるシステムを作れば、衝突事故は回避できます。
同じ要領で、自動車など人間が運転するものすべてに応用できます。

問題は、私たちの健康状態を正確に把握できるウェアラブル端末ができるかどうか。
これにかかっていますね。

できそうな気がしますけど。

メーカーさん、頑張ってください。

posted by T.Sasaki at 17:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする