日本の漁業が崩壊する本当の理由 片野歩

世界中で魚類資源が増えているのに、日本だけが減っている。
この現実を、恥ずかしいと思うべきである。

日本の漁業が崩壊する本当の理由.jpg

すべての漁協組合長、理事、参事、そして、任意の漁業団体の会長以下すべての役員たちは、この本を読むべきだ。
読みたくないならば、「日本の漁師は大バカものだ」を参照すること。
これを認識できないならば、役職に就く資格はない!

2015年10月31日

勢いで、たったビール1杯?

みなさん、こんばんは。

一昨日から宮古入港していて、昨日、今年初めて、黒埼沖で170個も獲ってしまいました。
入港してから、銭湯へ行き、ポパイでご飯を食べ、勢い余って、「なでしこ」という店で、ビール1杯。
私はケチなので、ビール1杯のみ。
あまり居ると、酔っ払いすぎて、帰るのが何時になるのか不安だし、財布の中身もどんどん減っていきますし。

「なでしこ」は、私の同級生がやっている店ですが、たま〜に行く程度。
たまにしか行かなくても、文句だけは一人前に言ってきます。

きっと私は、「よくない客だ」と思われている。

昨夜は、ママのほか、女の子は二人で、どちらもかわいい美人さん。
一人の前職はスチュワーデスで、パイロットにしつこい人がいて、それで辞めてきたそうです。
もう一人の前職はOLで、会社で私みたいなおじさんにお尻を触られて、嫌になって辞めてきたそうです。
でも、酔っ払いには、もっと触られていると思うけど。
(あまり本気にしないでね)

なでしこ.jpg

なでしこ2.jpg

なでしこ3.jpg


彼女らの片方が私の名前を覚えて、気に入っているらしく(笑)、「バカにしているんだろ!」というと、「世の中、もっとすごいのがいるって」といいながら、iphonを渡され、読んでみると、これまたスゴイ。

光宙
黄熊
今鹿
皇帝

七音
本気

みなさん、これ、読めます?

上からいきます。

ピカチュー(何で「光」をピカと読むの?)
プー(プーさんって呼ばれる子どものことを考えないのかなあ)
ナウシカ(英語と日本語を混同している)
シーザー(これを受理した役所の人は、ものすごくエライ!アホ!)
アダム(じゃ、女はイブか)
ドレミ(音痴だったら取り返しがつかない)
マジ(マジ?と問うことができないじゃないの)

子どもが大きくなったときのことも考えて、命名したほうがいいと思いますけど。

私の名前もそう(泣)。
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2015年10月28日

「地方消滅」

再び、こんにちは。
 
「地方消滅」という本に言及したついでに、読んでいない人のために。

その前に、この本の中で対談メンバーの一人、小泉進次郎さんは、消滅可能性都市のことを次のように言っています。

 今度のリストを初めて目にしたとき、これは「事実から目を逸らすな」というメッセージなのだ、と僕は受け取りました。自治体の首長はもちろん、政治や行政に関わる人間にとって、「こういった現実を履修しなかったら、わが町のことは語れませんよ」という、「必修科目」のようなもの。
(「地方消滅」p174)


私は意地悪な人間なので、日本じゅうとはいいませんが、岩手県や宮古市の特別職の方々に、「この本を読みましたか?」というアンケートをとりたい(笑)。
そういう私は、今回、「地球の破綻」と「地方消滅」を一回勝負に読みました(バラバラのジャンルを読むと、すぐに忘れるから。でも、きっと来月には忘れます。笑)。
この初版は、2014年8月25日で、およそ1年前に一般の人たちが読めるようになりました。
それからさかのぼって、その年の5月には、日本創成会議から、「消滅可能性都市」として発表されています。

「地方消滅」のメカニズムは、「地球の破綻」と違って、簡単に説明できます。

人口移動は、地方から都会へ、特に、東京へと向かいます。
ここで重要なのは、若い男女の移動。
もうこれだけで“地方消滅”です。
一方、日本全国の出生率では、東京はダントツの最低。
つまり、東京の人口増加は、地方の若夫婦が、非常に仲良くして、子どもと作ったから(笑)。
「地方消滅」では、これを人口のブラックホール現象と呼び、東京をブラックホールだとしています。
地方の若夫婦がせっせと作った子どもたちは、東京へ行き、いろいろな原因(著書ではちゃんと書いてあります)で、子どもを作れない。
東京の低出生率に、せっかくの若夫婦が、現実を見るのです。
しかし、それだけでは終わりません。
今後、東京ほど、超高齢化に見舞われます。

 特に、東京圏は2040年までに現在の横浜市の人口に匹敵する「388万人の高齢者」が増え、高齢化率35%の超高齢社会となる。生産年齢人口は6割まで減少するうえ、人口10万人当たりの医師数や人口当たりの介護施設定員数も低いため、医療、介護における人材不足は「深刻」を通り越し、「絶望的」な状況になる。その結果、辛うじて地方を支えていた医療・介護分野の人材が地方から東京圏へ大量に流出する可能性が高いのである。
(前掲書p27)


つまり、地方は消滅し、いずれ低出生率の東京も人口が減り、さらに、高齢者のケアもままならない世の中になる、ということ。
対談で、増田寛也さんは、東京の現実を次のように語っています。

 東京のことも述べておきたいと思います。人口流入が続いているのだからとりあえずノープロブレムだろう、というのはとんでもない思い違いです。たとえば、「介護待機老人」が現状で4万3000人います。2040年には後期高齢者が倍になり、逆に若年層は4割減る。どんな世界になっているのか、見当もつきません。東京オリンピックが開かれる2020年まではしゃにむにに突っ走れたとしても、その先、世界に伍していくための成長エンジンとして機能できるのかといえば、このままではかなり危ういでしょう。
(前掲書p173)


このまま行政的に無策であると、「地球の破綻」より、先に「日本の破綻」が来るのです。

以上が、「地方消滅」の概要です。

さまざまな地方の取り組みも紹介されていますが、須田善明女川町長の次の発言は、特に読んでもらいたい。

 説明会では、復興の絵を示しつつ必ず三つのことをお話ししました。第一に「復興財源の多くは国費だが、1000億かかれば一人800円、2000億かかれば1600円、全国民からの負担で成り立つ復興であり、それを踏まえれば、復興のための国費だからこの際何をやってもいい、という考えはありえない」と。次に「安全な宅地を作れば復興、ではない。それを通じて将来世代が引き継げる街を創れるかが問われている。“今”だけを捉えるのではなく将来像を見据え今を乗り越えることが重要」、そして最後に「復興は当事者である我々一人ひとりが皆で取り組むものであり、自ら立ち上がる姿勢がなければ支援の手さえ離れる」という認識の共有を求めたのです。
(前掲書p164)


立派ですよね。
住民自らに、地方の将来を考えさせながら、復興を進める。
こういう町長が、自治体の長であるべきです。
この対談の中で、小泉進次郎さんは、私が大嫌いな利益誘導型選挙について、次のように語っています。

 たとえば行政コストの削減のため、集落にある公共施設を畳む必要がある、といった議論になったとします。選挙になれば、たとえ中長期的には無責任であっても、「反対」と唱える人が通りやすいという現実が、今はあります。でも危機感をみんなが共有したら、「こんな未来が予測されているのに、なんと無責任な」という形で、政治家の淘汰が進んでいくのではないか、と僕は思うのです。そうなれば、地方自治も国政も、真の自覚と責任と、将来に対する明確なビジョンを持った人間たちで担われることになるでしょう。
(前掲書p175)


やっぱり、これも、政治家なら、絶対読むべき本ですね。

ところで、選挙制度について、「地球の破綻」でも、次のようにやってみたらどうか、ということを書いています。

 筆者がいつも提案しているのは、選挙という社会システムに未来を仕込むことである。いかなるも二票性とする。比例区と選挙区という区別ではない。現在票と未来票に分けた二票性である。現在票は、今のあなたが良いと思う候補者に入れる。そして、もう一票の未来票は、20年後の社会にとって良さそうな候補者に入れる。これで何が起きるのか、と言えば、すべての選挙の候補者は、20年後の未来について語らなければならなくなる。これは様々な意味で、非常に大きな変化を起こすことになることだろう
(「地球の破綻」p333)


でも、問題は、投票するみんな。
私は、政党信者たちの票に、何らかのハンデを与えるか、無党派層の票を1.5倍にする、とかしたほうがいいと思う。
そうすれば、あきらめ感のある無党派層も、投票する気が起きるかもしれない。
しかし、問題点があり、政党信者たちが、無党派層に成りすます可能性が非常に大きい。
何といっても、信者ですから(笑)。

ごめんなさい。
脱線しました。

「地方消滅」では、その他、いろいろな対策などを提言していますし、また、がんばっている自治体もあるし、日本人は、真面目に解決法を考える民族ですから、大丈夫。
あとは、今の若い人たちに未来を託すしかありません。

???

そうなのです。
今の若い人たちが、今までの日本人のような性質を維持することこそが大事!
普通に「がんばりなさいよ」と言っても、「がんばれるかなあ?」とか「いっぱいいっぱいです」と。
でも、まだ返事をする人はいいほう。
無言で仕事を放りなげていく人もいる。
私は、心の中で、「この親は、どういう育て方をしてきたのだろう」と常に思います。

仕事中、手が空いているにもかかわらず、他の人の作業を手伝わない若者に、よく次のようにいいます。

「君は、困っている人を助ける、という気持ちがないんじゃないか?」
「見なさい。彼が仕事をしているのだから、手元だけでも手伝いなさい!」

と。
こんなことまで、私が言わなければならないの?
今年は、見てられなかったので、他の船の乗組員にも少し説教してしまいした。
最近は、船頭に相談してからにしています。

「言ってあげっか?」

すでに、口うるさい船頭として、私のことが通っているかも!

この通り、若者たちの最低限のやる気と子どもをもった親の最低限の教育がないと、いくら対策を施そうと、地方は消滅し、日本は破綻します。
だから、大元の人材育成をしっかりやるべきです。
それも基本中の基本を。
(それでも、最終的には、資源問題に関わるイノベーションが起こらないと、人口が減ることが望ましいことになるんですよ。)



最後におまけ。
編集者の増田寛也さんは、素朴にも次の疑問を書いています

たとえば、なぜ企業の本社が地価も物価も人件費も高い東京に集まるのか、その理由すらはっきりとわかっていない。都市の集積効果を理由に挙げる人もいるが、ニューヨークのマンハッタンには、金融を除き大企業の本社はなく、それらはいずれも地方都市に存在する。まず正確なデータや事実を積み上げ、検討していきたい。
(前掲書p203)


私は、天下りや接待に関係するのではないか、と思います。
天下りは、社会の元凶ですが、接待はどうなのかなあ。
もし、大企業が地方に本社を構えたら、接待も地方でやったほうがいい。
増田さんの検討結果を楽しみにします。



小泉進次郎さんが、良い奥さんに恵まれればいいですよね。
かっこいいし、頭もいいし、ちゃんとした考えを持っている。
きっと小泉家は、いい血筋なんですね。
3人くらいジュニアが生まれて、少子化を阻止!
3人で足りないなら、何人でも(笑)。
posted by T.Sasaki at 16:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「地球の破綻」 3

みなさん、こんにちは。

昨日、八戸沖の、休み前に獲った場所に行ったら、ぜんぜんタネなし。
戻りながら、八戸船団のいたところで5匹獲り、それから5マイルぐらい南下して、ようやく1箱。
乗組員の魚を獲ったから、もうあきらめて帰って、昼いか漁を切り上げようと思いました。
でも、南下調査したら魚探反応があり、何とか59箱獲りました。
この日の八戸の平均が、1隻あたり17箱。
男はあきらめが肝心なのです(笑)。
いや、あきらめていなかったから、かな(笑)。
まぐれもはなはだしい。
今年は、ホント、まぐれが50回ぐらいはあった、と思う。

「地球の破綻」第3弾です。
あまり書きすぎると、安井至さんに怒られるので、今日で終わりにします。

前回ので、山形浩生さんが、互恵的利他主義にいちゃもんを付けていたことに関連して、次の文章を紹介します。
これも経済学の考えですよね。

 人件費の高い先進国の企業が、人件費の安い途上国に進出するのは、あたり前ではあるが、その格差を利用するためである。その格差をできるだけ長く利用できるようにすることは、果たして可能なのだろうか。それができれば、途上国進出を果たした企業にとって、有利な状況が長く続くことになることはその通りなのだが、なかなかそうも行かない。ビジネスが成功すればするほど、途上国の従業員は、賃上げなどの待遇改善を要求する。これは成功報酬だから当然のことである。下手をすれば、ストライキ、暴動などが起きる。
 先進国の企業は、それを防ぐことが必要である。すなわち、労働者の現状を理解し“互恵的利他主義”を発揮することによって、待遇を可能な限り、しかも継続的に改善すること以外に、解決の方法論はない。その極限的な結果として、すべての途上国が途上国を抜け出し、人件費の安い国はなくなる。
 そして、この状態に到達すれば、実は、先進国の企業が途上国に進出する目的を失うので、最終的には自国内に戻り、これが自国の産業を復活させることになる。すなわち、“互恵的利他主義”は、先進国にとって、最終的な正しい戦略だと理解すべきである。しかし、現実にビジネス戦争を仕掛けている先進国の企業経営者にとって、このような考え方を持つのは難しいかもしれない。それは、短期的な利益を求める株主などへの対応をしなければならないからである。
(「地球の破綻」p305)


株価の上下で、一喜一憂しているカネ持ちの方々、これも考えて投資してくださいよ。
投機ではなく、意味のある投資を!(といっても、互恵的利他主義なんて無視している連中が多いんだから無理か)。

もしも、人類の歴史を判断の基本に据えるならば、優れた経済人であるかどうかの判断基準に、優れた教育を後輩達に行ったかどうか、ということ、さらには、その人の行動の教育的な側面が、10年後にも語り継がれているかどうか、といったことが評価の重大な要素になるべきだと考えられる。
(前掲書p242)


これなんか、社会的金銭的に成功している人が読むべき文章。
しかし、自分のカネにしか興味のない人は、「オレは、何言われてもかまわないよ」と言う人が、すご〜く多いんです。
何言ってもダメだっけ〜。

次は、ちょっと深刻な問題で、資源問題。
エネルギー資源は、今後、100年は大丈夫として、問題は、鉱物資源。
もちろん、エネルギーも、脱炭素を目指すことは言うまでもありませんけど、鉱物資源も、脱鉱物。
理想は、地球上にたくさんある元素に、あらゆる素材を代替すること。
これにもイノベーションが必要ですが、イノベーションが起こらなかった場合が、考えものです。

原田幸明さんの図を参照しながら、次のように記述されてあります(原田幸明さんの図は、ネット上にあります。興味のある方は検索して調べてみてください)。

累積需要が埋蔵量ベースを超さない金属は、鉄、マンガン、アルミニウム、モリブデン、タングステン、希土類、コバルト、リチウム、ぐらいなものである。中でも深刻な状況になるのは、銅、鉛、亜鉛、金、銀、スズ、アンチモンだとういことが読み取れる。特に鉛、スズ、アンチモン、金、の状況は厳しい。2050年には、これらの金属資源が枯渇状態になっていると言っても良いだろう。
(前掲書p140)


この中で、いか釣り漁業者の懸案は、鉛です。
いか針の下にぶら下げる分銅は、鉛が主流であり、特に、昼いか漁をしている人たちは、ほぼ、鉛に依存しています。
著者の安井さんによれば、鉛を使用しているバッテリーを積む自動車は、ほぼハイブリッドカーや電気自動車類に変わっていくだろうと予測していますが、実際、日本の自動車販売台数の上位はハイブリッドカーです。
しかし、楽観視するのは賢明ではなく、世界中の自動車がハイブリッドカーなどに置き換わるまでは、鉛の高価なものとなります。
代替品として、鉄の分銅がありますから、いずれ、そうなるでしょう。

海の上で仕事をしているすべての船舶で、防食亜鉛は深刻になります。
数年前、私は散水ポンプを交換しましたが、それに付属してあったのは、防食アルミニウムでした。
なので、鉄部に関する防食材は、アルミニウムに変わるかもしれません。
高校の化学の授業で習ったはずのイオン化傾向から、新しい材質へと変わるんでしょう。

銅がなくなるのは、大変ですよね。
電線は、今のところ、すべて銅です。
実際、銅の価格は上がっているらしく、資源回収業者は、銅線の皮むきを一生懸命やっています。
だから、メガソーラーなんかの銅線が盗まれる事態が発生するんですね。
金(カネじゃなく、キンです。笑)も大変です。
キンはお金持ちの持つものと勘違いしている人がいるかもしれませんが、キンは、いろいろなハイテク製品に使われています。
キンは、非常に高価ですから、下水道などから回収された例もあるとおり、いわゆる都市鉱山が今後“開発”されていきます。

こうしてみると、2050年というのは、いろいろな節目にあたりそうです。
イノベーションを起こさないと、今から35年後の生活はけっこう厳しそうですね。

私は早死にだと思うので、たぶん生きてはいないだろうなあ。
でも、五体満足で健康なら、200年生きて、この世の中がどう変わるのか見てみたい(と思うのは、私だけではないと思う)。
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2015年10月26日

おにぎりは自分で握ろう。または、奥さんに握ってもらおう(笑)

再び、こんばんは。

気になったリンクを記しておきます。
時間があれば、本当は、いろいろと書きたかったのですが。

ますは、おにぎりを自分で握っている私からのプレゼント。

http://biz-journal.jp/i/2015/10/post_11916_entry.html

美味しくなくても、自分で握るおにぎりは、美味しい、と自己満足するものです(でも、摂待鉄工所の社長は、美味しいと言ってくれた)。
原価は、コンビニみたいに5円とまではいかなくても、100円は絶対にかかりません。

次、がんについて。

http://jp.wsj.com/articles/SB11130368917055384376704581306231372246602

昔と違って、検査方法が進んで、ごく小さながんでも発見できるようになりました。
これって、医者の儲けになりますよね。
極端な話、抗がん剤投与や体を切り刻まれる格好の理由になります。
そのまま進行しないがんもあるようですから、発見できるほうがいいのか悪いのか。
良識のある医者ばっかりなら、問題ないのですが、世の中そんなものではないですから。

私は、自分でダメだと自覚しないうちは、ほぼ検査なんて受けません。
ポックリのほうが、自分のためにも、みんなのためにも、いいじゃないですか。

それでは、おやすみなさい。

今夜遅く出港で、また八戸沖かな。
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「地球の破綻」 2

みなさん、こんばんは。

再び、「地球の破綻」について。

ワールドウオッチ研究所の発行している「地球白書」は、世界中で起きている自然現象や社会現象の報告をし、その対策を記述するパターンがほとんどでした(過去形ですから、今は私は読んでません)。
ほぼ全部断片的。
ところが、「地球の破綻」では、部分的な対策ばかりでは、解決が難しいと。
いや、非常に難しい。

持続可能性に対し解を得ることは、最近の科学にとっては、難問中の難問だということになっている。なぜならば、現代科学の持っている特性は、個々の現象に分割して、それぞれを制御するという考え方に立脚しているのに対し、持続可能性科学では、個々の現象がすべて繋がっているという理解に立脚している。個別の問題の数が10倍になれば、その間の関係はほぼ100倍になる。地球上に存在している問題は、かなり多数に及ぶが、その解を求めるには、数のほぼ二乗の関係をとく必要があるからである。
(「地球の破綻」p55)


この解を少しでも求めようとしているのが、この本。
で、環境問題というのは、自然環境に対して、人間行動による負荷が大きくなりすぎ、自然の復元力をそれが上回ったために問題となるわけで、負荷は次式で表されます。

人間活動の圧力 = 個人活動の圧力 × 総人口
(前掲書p49)


「こんなことは誰でも知っている」と怒られそうですが、全体の負荷を減らすには、一人一人が自然環境への負荷を減らす努力をし、人口を増やさない。
基本中の基本ですね。

「地球の破綻」は3章から成っていて、第1章が「問題の提示」、第2章が「現状分析からの予測」、そして、第3章で「解決への道筋」を論じています。
第3章で上記の解を提示しますが、その考えの土台が、デイリーの定常状態の経済学にあります。

 1. 再生可能な資源の持続可能な利用の速度は、その供給源の再生速度を超えてはならない。
 2. 再生不可能な資源の持続可能な利用の速度は、持続可能なペースで利用する再生可能な資源へ転換する速度を超えてはならない。
 3. 汚染物質の持続可能な排出速度は、環境がそうした汚染物質を循環し、吸収し、無害化できる速度を超えてはならない。
(前掲書p58)


最終的に人間の取り組みに何が必要か。
それが、「イノベーション」「ライフスタイルの変更」「社会システムの変更」であり、第3章に具体的に書かれています(中身まで書くわけにはいかないので、買って読んでください。笑)。



「地球の破綻」の副題には、「21世紀版成長の限界」と書かれてある通り、1972年ローマクラブから出された「成長の限界」を参考にしたものであり、その未来予測で、当たったもの、はずれたものを列記しています。
その未来予測に関して、次の記述が目をひきます。

未来予測は、それが本質的であればあるほど、社会がそれに対して対応するので、結果的に未来予測は当たらないという結末を迎えるということである。しかし、人間活動と結末の間に時間的なギャップがある地球レベルの問題については、必ずしも対策が行われず、悲観的な未来予測でも当たってしまうことがありうることも、結論の一つである。
(前掲書p45)

そもそも当たる予測だけが良い予測なのか。当然のことながら、当たる予測が良いのではない。予測が正しそうだと考える人が増え、そして、人類全体として対応をせざるを得ない状況になり、適切な対応を行ったために、結果的に予測が当たらなかった。これが目指すべき予測である。
(前掲書p62)


つまり、現時点での予測に対し、「イノベーション」「ライフスタイルの変更」「社会システムの変更」で、予測が外れる、というシナリオを書いているんですね。



ところで、世の中、いろいろな人がいるものです。
本を書いている人が、こんな書評を書いています。

http://cruel.hatenablog.com/entry/20140912/1410495841山形浩生の「経済のトリセツ」)

読んでみての感想ですが、「地球の破綻」の本全体で何を書こうとしているのか、ということが、この書評からはわかりません。
部分的なミスの指摘のみ。
「話に一貫性のない」と書いているようですが、いやいや、そんなことはありません。
理系の先生にしては、非常に人間的な記述だと思います。
理系の論文なんて、基本的に、味も素っ気も無い。
研究目的から方法論を記述して、はい実験やりました、結果は云々、そして最後に考察、というように、ぜんぜん面白くない。
大学の理系論文なんて、興味がないと、ホント眠くなりますし、門外漢だと中身がぜんぜんわからない(だから、捏造や不正が起こりやすい)。

山形浩生さんが書いた次の記述など、本をよく読んでいない、というか、この方の読解力を疑ってしまいます。

さっきは、いまはないイノベーションがあると想定してはいけない、ワガママだ、と言っていたその口で、イノベーション (ここではつまり食料増産の見通し) を想定しないというのは思考停止だ、ヒトが背負ってきた義務を果たしていないという。どっちなんですか?
http://cruel.hatenablog.com/entry/20140912/1410495841「一貫性の欠如。」)

書いている順番や本全体から、どっちかはわかるはず。
普通の読書人なら、わかります。

そして、これなんて、難癖もいいところ。

言われなくてもみんな、互恵的利他主義はやってるんですが。
http://cruel.hatenablog.com/entry/20140912/1410495841「結局はお題目だのみ」)

本当に“みんな”やっているのかなあ。
私は、素直に、やっていないと思う。
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2015年10月25日

「地球の破綻」

Facebookのほうで、少しだけ紹介した「地球の破綻」という本について少々。

「沖から帰ってきてから寝るまで読書。
これは、政治家なら、必読の環境本。
今まで「地球白書」などの環境本をけっこう読んできたけど、これは、ベスト。
復興事業などゴミに見える。
先を見通せない政治家もゴミ。
忙しいからといって、読書もしない政治家はもっとゴミ。
そのうち、このネタは家に帰ってからブログで。」

と、ボロクソに書きましたが、たぶん、みなさん同意してくれると思います(笑)。

岩手県の元知事で増田寛也さんの書いた「地方消滅」によると、このままいけば、わが宮古市は、2040年に、たった3万2千人しか人がいなくなるそうです。
今から25年後です。
なぜそうなるか、というと、子どもを産むことのできる若い女の人口がいないから。
若年女性の減少率は、60%を超えます。
つまり、宮古市は、消滅可能性都市の中に入っています。

お隣の山田町は、それに“深刻”が付きます。
山田の僚船に無線機でその話をしたら、「オラには子どもいるよ。原因は漁運さんだ」という話をされ、まさしくその通り(笑)。
でも、動物界の掟では、選ぶのは女の側。
「しかたないんじゃないの」というほかない。

山田町はまだいいですが、岩手県ワースト5は、若年女性人口減少率は7割を超えます。
いずれゴーストタウンとまではいかなくても、その自治体名は消滅するでしょう。
もうそこまで来ている25年先ですよ。

「地方消滅」は2014年に出版されましたが、「地球の破綻」は2012年です。
2年後に出版されたわりに、「地方消滅」阻止することを考えすぎの感あり。
地球の現実は、それほど甘くありません。

で、日本の人口減少に関することで、「地方消滅」より先見性が明らかである記述を引いてみます。

 これまでの日本のように、1960年以降に人口が急上昇して、膨張を続けていた時期であれば、なんとしてでも、その地に棲むという決断も有りうるが、2100年には、日本の人口は4500万人程度になっているだろう。そう考えれば、居住地を放棄して、撤退するという戦略を考えることになる。そのような場合にほとんどの住民は移転するが、若干の住居が残る状態になることは、余り望ましい事態であるとは言えない。行政のサービスコストや、社会インフラの整備は継続しなければならないからである。このように考えると、ある地域から全面的に撤退するのが良さそうである。どのようにして、全面撤退する地域を決めるべきなのだろうか。答えは、自然生態系を決めている地域全体である。具体的には、ある河川の流域から完全に撤退するという決断をすることが正しいように思える。その地域は、完全に手付かずの自然に残すことになるが、これは、一旦人工生態系になっていたところが、新しい生態系に変化することになる。そのとき、恐らく、生物多様性は守られる形で新しい生態系になることが期待できる。
(「地球の破綻」p116)


2040年よりもっと先を見越している話で、生物多様性をどう維持していくか、という点を合わせて論じています。
残念ながら、3.11の復興事業では、そういう考えは微塵もない。
宮古市のあの閉伊川水門など、醜いだけの構造物です。
前宮古市長の熊坂氏の失政は、タラソテラピーという税金無駄遣い施設にカネを費やしたこと。
その後継である山本市長の失政は、閉伊川水門建設に尽きる。
タラソテラピーは津波で被災し、道の駅に生まれ変わったから、証拠は残らないけれど(残るかな)、閉伊川水門は、ずっと残ります。

あ〜、かわいそう!

防潮堤かさ上げや藤の川地区の防潮堤建設も同じ。
25年後には、宮古市の人口は、今のおよそ半分。

「土地や建物は余るじゃないの?」
「高台だけでも足りるんじゃないの?」

と考えない人は、頭がおかしい思われてもしかたがない。

 ジェーン・グドール女史の言葉の中に、ホモ・サピエンスのみができることが凝縮されている。その部分を繰り返して記述したい。“過去を語り、未来に備えた計画を立てることである。さらに、子どもの教育を言葉だけで行う能力があることもホモ・サピエンスの特徴であろう”。この文章によって、未来に備えた計画を立てる能力を持っているのが、ヒトであり、同時に、教育を行うのがヒトである、ということが結論できる。
(「地球の破綻」p240)


これはチンパンジーとの違いに関する記述ですが、「未来に備えた計画」を「未来の津波に備えた計画」と勘違いされてもらっては困ります。
この本では、そんなことを書いているわけではない。
このように読み違える人がけっこういます。
相手にしてられませんよ。

著者の安井至さんは、理系の先生ですから、文章を書くのが下手だと思います。
医者も説明が下手くそな人が多いし、理系の人たちはそんなものでしょう(でも、「未来はわからない」という言葉がちりばめてあって、理系人間にしては、人間的だなあ、と思いました)。
だから、あとは、何を書いているのかなあ、ということを全体から読み取ったほうがいい。
部分的な揚げ足取りは、百害あって一利なし。


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LINEで浮気を調査できるかも?

再び、こんばんは。

ダイソーの韓国話題から、ついでに韓国アプリかと思ったら、違ったかも。
LINEの話。

私は、LINEアプリを韓国製だと思っていました。
ところが、これは、made in japan だったのかな。
この辺が複雑で、とにかく生まれたのは日本なのに、親会社が韓国なのだそうで、開発陣は、韓国、日本、米国、中国など(「Wikipedia」)。

最近ようやく使い方が少しわかってきましたが、タブレットで登録してから考えると、「おや、これはマズイんじゃないの?」と。
何がマズイかというと、携帯電話の番号で登録しますから。

みなさん、ピンときました?

私は、自分が持ち歩くガラケーと、船用のガラケーの2台持っています。
忘れると面倒なことになるので、船用は最低プランの契約です。

だいたい女の人ほど、スマホに変えているんじゃないかなあ。
で、旦那さんは、ガラケー。
そして、旦那さんは色男。
もしかして、「浮気しているかも」。
でも、ガラケー登録の電話番号だけでは証拠をつかめない。

そこで、タブレットに、旦那さんのケータイ番号でLINE登録すると、LINEやっている人たちから、「知り合いかも?」との通知が表示されます。
あとは・・・・。

頑張っていろいろやってください。

こんなこと書いていいのかなあ。
浮気をしている旦那さんは、ガラケーをやめて、すぐにスマホにしよう。
そうでないと、バレますよ〜(笑)。
もちろん、逆の場合も使えますから、奥さんもほどほどに(笑)。
posted by T.Sasaki at 19:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ダイソーの不良品

みなさん、こんばんは。

都合により、宮古に帰ってきています。
昨日は、八戸沖で一人操業し、船頭、機関士、乗組員、飯炊き、と4役兼ねました(といっても、船頭は機関士を兼ねるのが小型船ですけれど)。
一人なので、とにかく、分け魚(宮古弁ではスンナといいます)を獲ることを目的とし、商売ではなかった。
風があったので、いかを箱詰めする時は、周りの船に注意を払って、いか釣り機械を止めて横流し。
でも、目標の20個は十分確保し、10時半頃に宮古向け(予定では10時に走る予定だったのに)。

というわけで、久しぶりにのんびり家で過ごしています。

今夜は、ダイソーの話。

船で旅歩きする場合、自転車は必需品です。
港のそばで、徒歩で買い物できる場合は問題ありませんが、遠い場合、自転車が活躍します。
車と違って、燃料費はタダですし、地球の空気も汚れません。
二酸化炭素だって、肺呼吸で出す程度なので、排出削減に大きく貢献しています。

その愛車が先月壊れ、帰ってきてから中古自転車をいつもの自転車屋さんに頼みましたが、在庫がなかった。
でも、ちゃんと探してくれました。
ライトなし、鍵なし、だったのですが、タイヤがボロだったので、中古品でも、交換してくれたらしい。
常連なので、「タダでいいよ」と。
でも、タダはダメなので、2000円置いてきました。

ライトは、前のボロから外して付けるとして、鍵はどうしようかなあ、と思案していました。
最初は、ホーマックに行って買おうと思いましたが、ケータイストラップをダイソーへ買いに行ったら、そこにチェーンの鍵があった。あった。
「100円で鍵が買えるの?」とビックリ。

チェーンキー.JPG

ところが・・・。
帰って、数字を合わせて鍵を外そうと思ったら、外れない。
自分がおかしいのかなあ、と何度も何度もチャレンジ。

時間の無駄でした。

さすが、made in china !
100円の鍵なんて信じるほうがバカか!
それから、数時間後、街へ別の用事ができて、ついでにまたダイソーへ行きました。
本当は、「100円落とした」と気持ちを切り換えていたのですが。

「さすが中国製だね」
「すみません。代わりのをお持ちします」

「え?ダイソー側で100円損したら、赤字にならないのかなあ?」と心配していしまいました。
でも、きっとダイソーって儲かっているんでしょうね。
ダイソーのパクリで、ダサソーというのがあるんだそうです(笑)。
それが、ダイソーに訴えられて負けたとか。

http://www.sankei.com/economy/news/151019/ecn1510190022-n1.html(「産経ニュース」)

韓国人がいくらパクリが好きだからといって、韓国と日本の合弁会社のまでパクリしなくてもいいのに。
きっと、笑い話の提供かな。
本当は、韓国人って、面白い人たちかも。

同じページに次のリンクがあります。

韓国「ポテトチップ」狂騒曲 「日本のパクリ」「竹島陰謀論」浮上(「産経ニュース」)

笑えます。
暇な人たちなんですね。

ダイソーの不良品の話が、脱線しました。

(なぜか、偶然、今夜、マニキュア事件がニュースになっていますね)
posted by T.Sasaki at 19:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月22日

税金が魚類資源を減らす?

みなさん、こんばんは。

八戸港は、まき網船でいっぱいです。
私は、比較的に八戸港の常連客なのですが、あまり見たこともない船団が入っています。

見知らぬまき網.JPG

ここで何を獲っているのか。

大不漁のするめいかではなく、イナダや小サバが大漁のようです。
北海道からは、いわしが運ばれているとか。
小さいサバの資源量はあるようで、網数を使わなくても、あのでかい運搬船に、簡単に満船できるという話。

マグロなどのように、これからの漁業は、「大きくなってから獲る」という考えがあったはずですが、まき網業界では通用しません。
よく考えてみると、なるほど、通用しない。

年々、魚群探知機類は進化し、魚種や魚の大きさまでわかるようになりました。
それが、とんでもなく高価なもので、その他、新造船ほど、ブリッジの中は豪華絢爛。
網などの漁業資材も値下がりすることはなく、借り入れを返すのが大変な時代になりました。
だから、八戸港に入ってくるピカピカの立派なまき網船団にとって、魚が大きくなるまで待てない。
せっかく魚の大きさのわかる魚群探知機を入れても、意味がなくなっています。
小さいサバでも獲るべきでないのに、今朝など、岩手沖で、獲ってはならぬ鮭を獲ってきた船団もある、という噂。

船団を組まず、1隻で操業できる大きなまき網船も、数年前から登場しています。
有名なのは、地元八戸の惣宝丸。
八戸前沖の銀サバという名前で、市内飲食店では売り出していますが、これは、惣宝丸の獲ってすぐに瞬間凍結するという高鮮度のサバ。
少ない量でも、高付加価値で勝負する新しいタイプのまき網漁業です。
量で勝負する以前のまき網漁業と違って、資源管理推進型。

ところが、「銀サバ」になるはずの大サイズのサバが今は獲れず、結局、この船のまき網で獲ったサバは、同会社の運搬船で運んでいます。
本来の目的で使われるはずの補助金が、つまり、みんなの税金が、魚類資源を無駄にする漁法へと使われ、泡と消えてしまった。
まき網船団の高鮮度の魚を取り扱うために、八戸の市場荷受施設も、巨額の税金で整備されましたが、結果的に使われておらず、何をやっているんだか。

私たち小型漁船は、漁がなくなれば、自分の判断で休漁したりして、普段できないことをやったりします。
しかし、あのような会社組織の船というのは、とにかく、どんな手段でも、魚を獲ることが使命。
会社の重役たちの給料までカバーしなければならないし、前述した新規設備投資の回収もしなければならない。会社組織が大きくなればなるほど、この傾向は強いと思います。

沖合底曳網漁業(トロール漁業)もその傾向が強い。
今年初め、あるトロール船の船頭に、「漁期終わりの2トンとか3トンというするめいかは、獲らないほうがいいんじゃないの?これらは、次年度のするめいかを獲るために、放っておいて、子をたくさん生ませたほういいと思いますけど」と進言しても、「今、他のスケソウを獲ったら、TACを消化してしまうから、するめいかと獲るんだ」という返答。
私は、心の中で、「へ〜、若くても、やっぱりトロール業界って、昔と同じなんだなあ」とつぶやきました。
(この文章によって、私は口をきいてもらえないかも。でも、そうなってもかまわない。親の代から、どうせ独行船で生きてきたから)

みなさん、小型漁船のように、獲るのがなかったら、休めばいいと思いませんか?
でも、結局は、会社組織の運命。
重役たちの給料分や、今流行りの「がんばる漁業」の負債返済など、とにかく獲れさせすればいい。
これだと、魚類資源が増えるわけがない。

水産庁は、そろそろ本気で資源管理を考え、補助金や「がんばる漁業」事業など、水産行政自体を見直すべきです。
posted by T.Sasaki at 19:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 漁業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月12日

ヨットの大会を少しお手伝い

みなさん、こんばんは。

今夜は、今年初めて、宮古魚市場前につながっています。
八戸へ行こうと思いましたが、思いとどまり、八木沖あたりからバックして、久慈沖を操業しました。
あすあさっては、北ほど風が強そうなので。
私は軟弱者なのです。

その軟弱者は、昨日、地元高浜のお祭りには参加せず(参加できない理由があるから)、宮古で行われてる実業団の大会のお手伝いをしてきました(ほんの少しです)。
本当は、毎年、みこしかつぎや旗持ちをやるんでが。
これが田舎のお祭り。

田舎のお祭り.JPG

現役時代をを思い出し、今日の帰港中など、ヨットのことばっかり考えてしまいました。
あれは、バカになるスポーツです。
実際、高校時代など、授業中にレース戦術ばっかり考えて、先生の話など頭に入らなかった。

これが高校生420級のレース風景。

420級.JPG

圧倒的な差で勝ったss級和歌山チーム。

ss級.JPG

書きたいことはたくさんあるのですが、今夜は、大会の運営面だけ、気がついたことだけにします。

今回の大会は、来年の岩手国体のリハーサル大会という位置づけらしいようです。
私が乗った船は警戒船で、それも、親分株の船に。
その人は脳梗塞を患った人で、今でも、利き手がちょっと良くない、と本人談。
でも、まだ脳みそのほうは大丈夫なので、倒れないか、私が監視役、という位置づけ(昨日だけの話ですよ)。
本人にこれを言ったら、笑っていましたけど。

レース海面である宮古湾は狭く、湾の内側の海面(B海面)が、ウインドサーフィンとシングルハンダー(一人乗り)で、湾の沖寄りの海面(A海面)が、470級、420級、スナイプ級、ss級です。
時間差を設けて、各級レースを行いますが、レースをするためにハーバーからA海面へ行く時に、どうしても、B海面のわきを通らなければならず、ヨットは、特に風上航でジグザグに走行します。
つまり、B海面でレースをしている場合、邪魔してしまうことがしばしばあります。
警戒船は、これを防ぐため、ハーバーからA海面へ向かう場合とA海面からハーバーへ帰港する場合、誘導しなければなりません。
なおかつ、B海面横は、貨物船などが出入りする港湾であり、A海面は魚市場のある漁港のすぐそばです。
たくさんいるレース艇を誘導するのは、いかに困難なことなのか、実際に参加してみてわかりました。
いろいろな問題が見つかり、リハーサル大会というのは、必要なものだと思います。

おとといからレースは行われていて、おとといには、漁船なのか遊漁船なのかはっきりしませんが、レース海面に入らないように誘導しようとして、怒鳴られたそうです。
私は、その船名を問いただしましたが、はっきりと記憶していないらしく、でも、だいたいわかりました。
あとで、会ったときにちょっとその話をしようと思います。

この通り、宮古湾で、国体規模の大会を開催するのは、非常に難しいのではないか、と思います。
おそらく、そんな苦労は、1県開催を決めた知事はわかるはずもなく、また、Facebookで自分の活躍を写真で見せている市長などわかるはずもない(Oさん、「いいね!」してくれてありがとう。おかげさまでネタになりました)。

何が問題か。
それは、圧倒的にマンパワーが足りない。
ヨットで友好的な県の方々が、応援に来ているから、この大会が運営できているこの現実。

よく考えてほしい。
少子化で、高校の各クラブが、部員確保に苦しんでいるのを目の当たりにすれば、今後ますますヨット部員の確保は難しい。
見た目は派手ですが、ヨットは、地道なスポーツです。
見た目と現実のギャップが激しく、辞めていく新入部員は少なくない。
はまれば面白いけれど。
その卒業生たちのうち、地元に残った人たち(これが少ない)が、レース運営を手伝うのです(もちろん遠くから来ている人いる)。
でも、例外が多く、私みたいなのは手伝わない(ごめんなさい)。

ここでまた、日本ヨット協会に文句をいいますが、今後も、過疎の起こっている県で国体を開催するつもりなら、国体種目を減らしたほうがいい。
それができないなら、複数県の共催開催しかないと思う。
その辺は、日本ヨット協会が責任をもって、国や県にお願いするしかない。

せっかく、はるばる宮古までレース艇を運んで、レースに参加している方々に、不満があるのではないか、と私は思います。
昨日まで私が見た感じでは、そう思われてもしかたがないくらい、環境面で非常に難しい。

しかし・・・。
しかし、こういう現実を踏まえないで、レース運営の不備を岩手のせいにするのは、少し行き過ぎだと思う。

(何年前だか忘れましたが、岩手インターハイはその点、FJ級だけだから良かったと思います。その時はまだ私は経営者ではなかったのでフル日程で手伝いましたが、今は無理です。宮古高校女子が全国制覇したときです)
posted by T.Sasaki at 21:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月09日

超強力吸盤ガッチリアームスタンド

再び、こんばんは。

今度は、ブリッジ内の優れモノの紹介。
まずは、SONY製タブレット。
XPERIA SO-03E
電波の届く限り、これで気象情報などを仕入れます。

SONY XPERIA SO-03E.JPG

小型船のブリッジは狭く、計器類だけでもたくさんあり、タブレットを後付けするのも大変です。
そこで、タブレットを支えるスタンドが必要になります。
これが、それ。

超強力吸盤ガッチリアームスタンド.JPG

吸盤が強力で、ハンドルを倒せば、吸盤の真ん中がへこみ、真空状態を作るのかな?

超強力吸盤ガッチリアームスタンド2.JPG
超強力吸盤ガッチリアームスタンド3.JPG

欠点は、ハンドルが弱い。
スタンドの両端とも吸盤ですが、片方のハンドルが壊れ、しかたなく、壊れたほうをビス止めしました。
壊れたら、自分でハンドルを作るしかない(これが、ちょっと難しいと思う)。
サンコーレアモノショップで売っています。

http://www.thanko.jp/

次は、おまけ。

いか釣り機械の上下操作、水深設定操作などをやる単独操作盤がこれ。

単独操作盤.JPG

しかし、航海中やいか釣り以外の漁業をする時には、これはただの邪魔ものです。
そこにフタをすれば、お茶などを置いて飲むことができます(笑)。

お茶台.JPG

実際の私のお茶セットがこれ。

お茶セット.JPG

岩泉の龍泉洞の水に、粉のお茶とその容器を利用して、ネスレのエクセラを入れてあります。
なぜ、この容器かというと、気密性が高く、湿気がこない。
なぜ、エクセラか、というと、水に簡単に溶けるし、簡単なわりに十分いける(美味いとはいわない)。
私はケチですから、一度目だけ龍泉洞の水で、あとは水道水。
なぜ、龍泉洞のペットボトルか、というと、少しはミネラル分が残っているかなあ、と期待して。
というのはウソで、ペットボトルの質が固いから。
フニャフニャは嫌われます(笑)が、私もフニャフニャは嫌いです。
フニャフニャなペットボトルのせいで裂けてしまい、ブリッジの中は水浸し。

もっとおまけが、これ。

ゴミ箱.JPG

僚船に、「海にゴミを捨てるな」と怒られ、それから、ゴミ箱にゴミを入れ、家に持ち帰る。
旅先でのゴミの行き先は、コンビニ(コンビニさん、ごめんなさい。でも、自然界に放置よりはマシだと思う)。



以前、鮭の魚探反応なんかの写真をアップしたことがありましたが、「こんなに教えていいの?」という方ももちろんいます。
でも、それだけでは魚は獲れません。
まずは、運がないと。
そして、努力。
努力をしないと、運も巡ってこない。

もう一つ、重要なことがあります。
センス、というか、ズバリ、才能、かな?

こういうと、何だか、自慢話みたいに聞こえるかもしれませんが、やっぱり、その人に、特有の才能があるのは確かだと思います。
私の場合、特に、女の人を口説く才能がない。
同い年の友だちは、その才能がありすぎて、出会ってすぐにデキるそうです、今でも。
羨まし。

話が脱線しましたが、小型漁船の場合、船頭と船主を兼ねますから、魚を獲る能力と経営能力の両方がないとできません。
ところが、大きな会社組織の漁船となると、船頭は、とにかく魚を獲ればよく、経営に関しては、オカの経営陣の力。
せっかく大漁しているのに、会社の利益があがらない、ということは、それは、経営陣に能力がないからです。
逆に、あまり大漁しない船頭でも、会社にそこそこの利益がある場合、経営陣がしっかりしている、ということです。
いずれは、自分の能力を自覚し、あとは、どうするかを、自分で判断するしかない。

先ほどアップした「いか釣り機械の架台改造」も、全国いか釣り船の乗組員にとって、良いアイディアだと思います。
こういう類の情報は、共有していいもの。

(でも、中にはズルい人がいて、他人を利用ばっかりする。そういう人には、教えたくないですよね。)
posted by T.Sasaki at 20:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

いか釣り機械の架台改造

みなさん、こんばんは。

港内のうねりもだいぶ減って、今日は船で昼いか漁の秘密兵器を付けました。
もちろん、今は秘密。
ごく一般のいか釣り船にバレてから、秘密を公開します。

その数年前、といっても、震災後ですが、いか釣り機械の架台の改造に取り組んでいます。
自分では、日本初だと思いましたが、あとで聞いたところ、同時期に、同じように作った船があったらしい。
青森県三沢港の船らしいです。

釣り機架台.JPG

これは、流しを倒した操業モードですが、いか釣り機械の後ろに注目。
流しの黒い網のところから、斜めにFRPの板を貼り、釣り上げられたいかが、トヨに落ちるようにしてあります。
以前は、この部分が平らで、その上にいかが溜まっていました。
ちゃんとした乗組員なら、それをトヨに落として歩くのですが、私のところの乗組員は、日本人特有の「もったいない」という感覚が少ないのかな、帰港するまでそのままか、干からびるまで気がつきません。
私は、標準的な日本人(?)ですから、それを「もったいない」と思い、「それならば、いかをトヨに落ちるように設計すればいい」と考え、他の漁期中に改造しました。

いか釣り機を外さないと改造できないので、1年中、いか釣りばっかりやっている人は、たぶんやらないでしょう。
でも、ちゃんとした真面目な乗組員にとって、この改造は、労力軽減になるはずです。
いか釣り機械の後ろに溜まるはずのいかが、100%、自動的にトヨに流れるのですから。
posted by T.Sasaki at 19:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月08日

プライベートブランドの挑戦

みなさん、こんばんは。

昨日のコメント返信の元記事の件に感化され、今日は、プライベートブランドについて。
最近コンビニなんかで見られるPBというやつです。
イカ王子さまのいる共和水産では、頑張っていかの加工商品の開発に取り組み、PB商品として売り出しているようです。
このプライベートブランドとは、どういう効果があるのか。

それほど他社と差別化しなくても、売れればいいじゃないか、と思うかもしれませんが、そう簡単な話ではなく、PB商品の開発は、大規模小売業者との闘いでもあるのです。
今や、小売業界はどんどん合併して大口需要者となり、生産者や卸売り業者に対する力の差を見せつけるまでになりました。
その現状を浜田武士さんの書いた本から紹介します。



取引関係から見ると、荷受の担当者にとって大口の取引先を失うことは、取扱高を激減させ営業成績を落とすことになる。そのため、取引先との関係が悪化しないような行動をとらざるを得ないのである。
 大口需要者は、「より要望を受け入れる荷受」に注文する方が得となる。複数の荷受と関係を持ち、産地仲買人との直接的な関係を持ったうえで、各荷受あるいは産地仲買人の取引要件を天秤にかけて、より条件の良い取引先から仕入れる。水産物を消費者に安く提供するためには、当然の行動であろう。
 以上のことは、市場経済における競争であるため、法令に触れるわけでもなく、その是非はない。ただ、こうした大口需要者のバイイングパワーがあまりに強くなったために、卸売市場の本来的な機能が発揮できなくなっているという問題は触れておかなければならない。特に問題なのは、価格の調整機能と、それと密接に関係する目利き機能が失われることである。
 事前相対などの大口需要者との取引は、事前交渉であるため現物を見ない取引である。小売業者のバイヤーは、日々変動する水産物を品定めせずに漁獲・サイズ・価格・数量を日々注文している。しかも、小売業のバイヤーは、売り場での値入率やロス率に関心があるので、交渉の関心事は価格設定に偏っている。
 また、彼らの店舗の中で、日替わりする魚の品質を買い物客に説明するわけでもないので、水産物の品質についての知識が店舗の担当者にも蓄積されにくい。それゆえに、目利きである荷受の担当者が品質に見合った価格を交渉しても、水産物についての知識が共有されず、荷受の担当者が納得できるコミュニケーションができない。できないからといって、荷受けの担当者は大口の取引先に対して強気な発言はできない。このような図式が強く働くようになって、卸売市場の機能が弱体化したのである。
(「日本漁業の真実」p78)




つまり、大規模スーパーなどは、いかに魚を消費者に売るか、ということしか考えておらず、品質に対する目利きがない。
もうこうなると、買うほうが大きくなり独占的になると、地方の荷受けはその言いなりになるしかない、ということです。
この本では、次に、「産地の反撃」と題して、プライベートブランドのことを記述しています。

「そんなに儲けたいなら、勝手に儲ければいい。私たちも、勝手に商品開発をして、勝手に売るから」

という開き直りの気持ちかな。
でも、こういう行動は、私みたいな人間は大好きで、もっと評価されてもいいと思う。
力のある人間に、嫌なことまで要求されているより、「勝手にしやがれ!」的になって(古いなあ)、「自分のことぐらい自分でやるよ」とリバタリアン(自立主義)。

大口需要者であるイオンが、釜石店で、被災地のわかめを差し置いて、中国産のわかめを売ることなど、ちょっと天狗になりすぎ(「イオンは、三陸産より中国産が好きらしい」参照)。

「オレは、イオンから絶対買わん」と叫んだのは、私だけか。

地方のプライベートブランド、頑張れ!

(ここからは、おまけ、というか、注釈。良い鮮度のスルメイカは、表皮を見ただけでわかりますが、それをはがして刺身にすれば、透明で食感はパキパキと固い。この鮮度を維持できるのは、生きたまま氷に載せて、せいぜい半日かな。身に透明度がなくて白くなり、食感が柔らかくぬめり気がでてくれば、それは鮮度落ちしている証拠です。もちろん柔らかい刺身が好きだという方もたくさんいます。しかし、一度は、鮮度抜群のスルメイカの刺身を食べてみてほしい。これは昨年のことですが、7月に宮古沖で異常なスルメイカの大漁があり、早く帰って来れたので、2店ほど、獲れたてのいかを1箱ずつ提供し、お客さんにご馳走してやってください、とお願いしました。獲れたてのいかの味を消費者に伝えたかった。実際に、その店がご馳走したかどうかはわかりません。そして今年の八戸、「やまぶん」という老舗の飲食店で、「八戸昼いか刺身」というメニューを見ました。これなんですよ。もちろん、私はいつも食べているので注文はしません。秋から冬にかけて、身が厚くなりますから、そのまま刺身にすれば固すぎます。この場合、身をさらに薄く2等分すればいい。もう一つ。オキアミを食べているいかほど、身に甘味があります。しかし、オキアミを食べているいかは、鮮度落ちが早く、身にオキアミの色が焼け付きます。美味しいものには、いろいろとリスクがあるものです。オキアミを食べているさんまも同じで、非常に美味しいけれど、すぐに鮮度落ちします。いかとさんまの違いは、さんまは少々鮮度落ちしたくらいが美味しいけれど、いかはそうではない。だから、岩手や青森などに来て、美味しいいか刺しを食べに来てください。これも地方の活性化策の一つだと思います)。
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2015年10月07日

Facebookは、友達を作る手段だったのか。

みなさん、こんばんは。

台風が来るみたいだし、週末は地元のお祭りなので、帰ってきました。
お祭りといっても、本家の旦那さまが今年亡くなったので、神輿かつぎなどには参加しませんが、人手不足なので、準備には参加します。
トラックの運転手や旗を揚げる作業などなど。

昨日までは八戸にいて、ほどほどの漁なのですが、天候が悪く、一週間で3日か4日しか操業できません。
今朝の操業は、悪天候予想から、9時30分頃に切り上げ、早々と宮古へと向かいました。
案の定、宮古湾の入り口は、北東の風で悪かったですね。
でも、今年、新潟から八戸へ回航した時(「バカ風」参照)に比べれば、それほど悪いわけではなかった。

帰港中、暇なので、Facebookで遊んでいました。
他人の友達などを見ていましたが、みなさん、たくさんの友達と付き合っているんですね。
私には無理だ。
若い時は、かなりマルチ人間だったのですが、今は、絶対無理。
疲れて眠れそうにない(笑)。

このブログも、Facebookに連携できるので、さっそく利用しています。
といっても、まだ“友達”は4人しかいませんけど、あまり増やそうという気がありません。
そのうち、放置するかも。
このブログと同じように。

で、ある日突然、稼動しはじめるんですよね(笑)。
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2015年10月03日

みんな何をやっているんだか

みなさん、こんばんは。

何連休したのかなあ。
4連休か。

今朝起きたら、凪がよく、鹿島の作田丸さんじゃないけど、「ありゃ〜、操業できる浜だなあ」と悔しがりながら、ペンキ塗りをやってました。
11月からは鮭延縄をやるつもりなので、アバのペンキ塗りや縄倉庫の隣の小屋のペンキ塗り。
まだ時間的に余裕があるあら、本当は、沖に行くべきだった。
しかし、宮古から遠いから、そうなると八戸に行かざるを得なくなり、休みの日に手仕事ができなくなるんですよね。
前沖で、いかが釣れていれば、こんなことは考えなくていいのに。

腐った屋根.JPG

これが自宅の横にある(縄倉庫ではない)倉庫で、ご覧の通り、屋根が腐っていて、すでにペンキを塗れる状態ではなく、屋根自体を交換しなければならない事態。
この物件は、中古を買ったものですから、買った時からすでにこの状態で、手入れをするにも手遅れだった。
雨漏りもしているから、早く交換したいのですが、何せ資金が・・・。
費用に関して詳しい父親の見積もりでは、「解体から含めれば、300万くらいかかるんじゃないか」と言われ、ビビリまくり。

「200万ぐらいで済まないの?」

と私は思うのですが、ちょっと坪数が大きいから、どうなのかなあ。
今年は、エンジン交換して、トラック買って、それで、イカが大不漁で、よくやってます。
目標として、屋根も交換したかったけれど、・・・、津波前だったら、「300万くらい何でもないよ」と思っていたのに・・・。

一昨日、港でタイヤを岸壁にぶら下げいていたら、岩手日報紙が取材にきました。
ネタ探し。
本当は嫌だったのですが、なぜかそこに海上保安部も来て、話が少し盛り上がり、結局、写真を撮っていきましたっけ。
そこで、記者さんがサンマ不漁の話をしたのですが、こっちは、いか釣り。

「イカの不漁は、サンマの比じゃないよ。岩手では、南ほど大不漁。知らないの?」
「え?そうなんですか?知らなかったです」
「サンマ船より、いか釣り船のほうが多いのに、何やってんの?」

明日から、また八戸かな。
posted by T.Sasaki at 19:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする